雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

法然院(特別拝観)2

2007年12月14日 | 京都散策
法然院特別拝観の二回目

中庭を拝観後
本堂で法然院の解説を聞き、方丈へ移動

方丈庭園を拝観

   

この庭園の楓が紅葉する景色を是非見てみたいものです

       

池泉回遊式庭園

      

庭園は大文字山をバックにしており、うっそうと生茂った楓が風に靡いていました
これは小雨の時に見たらとっても素晴らしいかも


方丈を巡ると、方丈庭園

  

方丈とは一丈四方の面積
分かりやすく言うと、四畳半
その小ささから僧侶や隠遁者に好まれます
質素がその本質
時代が下り、質素な建物を方丈と呼ぶようになり
その方丈の前に造られた庭園を方丈庭園と呼称

      

意外と雑多な方丈庭園
もう少し簡素にすればと思ってしまいます

方丈庭園に面した場所に蹲踞
菊の花が浮かんでいました
粋な計らい??
ちょっとやりすぎ??

        



庫裏からは京都の街並が望めます
望んでみて
ああ
法然院ってば結構な高台にあったのだな

  

そう感じさせてくれますよ


再び方丈庭園に戻って
ここには茶室もあります
茶室に座り
方丈庭園を眺めました

        



侘とは質素・粗末
でもいつの頃からか
質素・粗末であるというだけでなく
質的に優れたものに変わります

    

一物も持たざる者
胸の覚悟一つ、作分一つ、手柄一つ、この三ヶ条整うる者

   



法然院いつも感動を与えてくれました


再び、白砂壇に戻って

     

楓が紅く輝いていました

    
コメント (8)
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