雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

天授庵

2014年03月30日 | 京都散策
昨年の秋は
そうだ京都へ行こうの
秋のポスターの舞台となり



数多くの人を魅了した塔頭



新緑ころ
夏盛りのころ
艶やかな落葉の季節



この庭園を見てきたが
未だ見れてなかったのが
白に染まる風景



その昔
この塔頭を
光厳上皇から勅許を得て開山した
虎関師錬も見たであろうか



いやいや
この庭園は
ずっと後の世の作であった



訪れる人も疎らな
音ひとつ聞こえない庭園を



音を立てずに静かに彷徨い



雪景色の妙を



この庭に見た
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雪の南禅寺

2014年03月27日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
雪が多く降る年



京都の街も
幾度かの降雪があった
例年なら
休みと降雪が合わず



雪景色の京を楽しめないのだが



今年は運よく
何度かの降雪に出会えた



この日
南禅寺界隈に降った雪は
時間とともに
雨まじりの雪となり



少々
残念な感じではあったが



普段見慣れた景色が
ただ
白いというだけで
これだけ味わいが変わるものかと



改めて



雪景色の面白さを
味わうことが出来た

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大法院

2014年03月22日 | 京都 特別公開
京の冬の旅



真田家所縁の寺として知られる塔頭



信州松代藩主
真田信之が菩提寺である



庭園の様相は少々異なり



露地庭園である



庭園の奥に控える



草庵風茶室
有隣軒を見事に引立たせている



江戸時代初期の
障壁画も数多く所蔵し



見所の多い塔頭であった

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聖澤院

2014年03月19日 | 京都 特別公開
京の冬の旅



東陽英朝を
勧請開祖として建立された塔頭



聖澤院



狩野派の書画を
数多く所蔵し



特別公開で
惜しげもなく
拝見することが出来た



方丈奥の
書院には
巧みを凝らした空間が広がっている



雅な造りは
安土桃山時代の
数寄屋風建築様式を今日に留めている



坪庭も様相を異にし



石畳造と
意外な造作を見せてくれた

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龍泉菴

2014年03月17日 | 京都 特別公開
京の冬の旅



妙心寺塔頭
龍泉菴



7年ぶりの特別公開
妙心寺四派の一つ
龍泉派の本庵である








白洲と
苔丘を配する
独特の枯山水庭園



庭園のほかにも
昇龍図
種々東漸図
といった



数々の画も楽しめる



山内塔頭の中で
最大規模と称され



建物に
庭に
書画にと
楽しめる拝観であった

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妙顕寺

2014年03月12日 | 京都 特別公開
京の冬の旅
特別公開の寺院



妙顕寺



山号を具足山と称する
日蓮宗の大本山である



門下唯一の勅願寺

大伽藍の中心建つ本堂は総欅造
天井には信徒の家紋をあしらってある



四海唱導の庭は
夏場に見たい庭である




客殿を通り抜け



その先には
一番拝見したかった
孟宗竹の坪庭がある



6坪ほどの庭であろうか
竹林が清々しい



光琳曲水の庭を巡り



特別公開を楽しんだ
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龍源院

2014年03月10日 | 京都散策
大徳寺塔頭の中では
一番古いとされる塔頭である



永正年間の創建というから
1500年代初期のころ



畠山家
大友家
大内家
三家合同の菩提寺である



方丈を取り囲むように



龍吟庭
東滴壷
一枝坦
と趣の異なる庭がある



訪れる人も少なく



静かな時間を堪能



臨済宗大徳寺派には
北派と南派がある



北派の本庵は大仙院
南派の本庵はこちら龍源院

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瑞峯院

2014年03月07日 | 京都散策
瑞峯院殿瑞峯宗麟居士
とういのが
大友宗麟の法名



大友宗麟といえば
豊後の武将
現在の大分県付近



それまで領土を蝕んできた
島津家
龍造寺家
秋月家
といった隣接する戦国武将に対し



天正14年
豊臣秀吉に大坂城で謁見
傘下に入る事と引換えに
軍事的支援を懇願



豊臣軍10万もの大軍で行われた
九州征伐の最中



豊後国津久見にて



島津家敗北の報を聞く前に
病没したと
伝えられている



大友宗麟は
キリシタン大名



庭には
ある角度から見ると
十字架に模した
石組みが見られることでも
知られている

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興臨院

2014年03月04日 | 京都 特別公開
第48回
京の冬の旅
特別公開の塔頭



畠山家菩提寺



大徳寺には
戦国時代の
武将家の菩提寺が建ち並ぶ



畠山家は没落し
その後、前田利家が
この塔頭の改修を行っていることから
前田家の菩提寺ともなっている



前田家といえば
この大徳寺境内に芳春院があるが
こちらは前田利家の妻
まつが建立した塔頭



ということなれば
こちらが前田家の菩提寺といっても良いだろう



特別公開時には
前田利家公の所蔵絵も公開される



蓬莱世界を模したとされる庭園



感慨に耽るには
まだ欲が大きすぎた


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