雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

三島池

2009年02月28日 | 滋賀散策
久しぶりの三島池
今回も冬の時期の訪れとなった

       

ここはマガモ自然繁殖地の南限

    

冬場
食料の少ない時期に
ちょっとだけ手助け
食パンを一斤持参して
ご挨拶

       

鳥のえさ
お菓子
と、色々試したが
一番人気があったのが食パン

  

食パンを持って近づけば
飛んだり
泳いだり
あっという間に
三島池のマガモが近づいてくる

   

食パンを投げ込めば
あっという間に
争奪戦が始まる

   

愛くるしい姿に
和みます

   



続きます
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彦根城下町

2009年02月27日 | 滋賀散策
ハリエ
玄宮園と

   

    

訪れていたが
本来を忘れていた
本当の目的は不断桜だった

   

不断桜
四季桜
いろんな呼び方があるが
いわゆる季節外にも花をつける桜

   

花びらが少なく
淡いので
撮り辛い桜ではあるが
冬の時期に見る桜はまた格別

   

桜は日本の花

願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ

   

桜の写真の最後は
毎度おなじみのワンコとのツーショットで

  





さて
夢京橋キャッスルロードから少し奥に入ったところには
四番町スクエアーという場所がある

   

元々は大正時代に
公設市場として始まった場所であるが
今世紀に入ってから
大正ロマンをテーマに生まれ変わった町

   

通りには飲食店が立ち並び
道行く人の胃袋に訴える

今回はワンコ同伴なので
出会いの広場前のたこ焼き屋さんで
たこ焼きを頂きました

   

ここにはひこにゃんのグッズ店もあります

       

ひこにゃん好きの人は
一度訪れてみては如何でしょうか

        
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玄宮園2

2009年02月26日 | 滋賀散策
先回は大名庭園について書きましたが
その二回目

   

先にも書いたが
大名庭園方式の造園はない
造園は
各々各藩ごとに独自の造園が行われている

   

      

大名家の交流の一つに
大名庭園の造園技術交流もあったようで
この事により
江戸時代には広く造園技術が磨かれている

   

遊興
散策
などを楽しむという
庭園の基本の他にも
馬術用馬場
弓術用の的場
といった武家ならではの施設を持つ大名庭園もある

        

庶民の憩いの場所という
そんな雰囲気があったかどうか

  

       

江戸時代には
人が使用している土地の
半分が大名屋敷や城郭
大名庭園で占められていた

       

そういう記述もあるほど
力を注いだ造園

   

江戸時代に
最盛期を迎えている

       
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玄宮園

2009年02月25日 | 滋賀散策
新年になったらと
毎年訪れている玄宮園

    

昨年は降雪の中訪れましたが
今年は降雪のない
玄宮園を訪れました

    

玄宮園の門前には
まだ門松があり
冬情緒の風景となっていた

さて
玄宮園
彦根4代目藩主であった
井伊直興が造営させたものである

   

大名庭園と呼ばれる庭園

       

大名庭園という様式はない

       

江戸時代
諸侯は各藩の財力を使用して
藩主の邸宅や別荘などに庭園を造営している

       

この時代になると
それまでに造られた
数多くの寺院庭園が
きちんと集大成され
系譜化されている

   

       

その様式美を集めて
各藩さまざまな庭園を造営している

   

続きます

        
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彦根のクラブハリエ

2009年02月24日 | 滋賀散策
美濠の舎

        

彦根城のお堀端にある「たねや」の洋菓子店
ClubHARIEを訪れました

    

彦根城の南には
夢京橋キャッスルロード
と呼ばれる
江戸時代の町並みを再現した界隈があるが
そこから少しだけ東へ足を運ぶと
ClubHARIEは建っている

        

外観はハリエ本店の日牟禮ビレッジがレンガ風であるのに対して
ここは洋館風の建物

    

店内ではクラブハリエの代名詞ともなったバームクーヘンの他
洋菓子も販売している

   

本日のお買い求めは
もちろんバームクーヘン

それと
ケーキを少々

  

定番の苺ショートだって買いました

   

雪だるまの場合
買うことの方が好きなので
きっとこのケーキは
一口も食べることなく
誰かが食べるのでしょうけど

買って満足

    




お休みの様な記事でした
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常滑3

2009年02月23日 | 愛知散策
常滑の町を散策するには
常滑市の観光協会が用意している
焼き物散策道を歩くといい

       

一周約1.6km

   

焼酎を入れた焼き物が
壁を造り
独特の風景を見せてくれる

        

土管やら
焼酎瓶やら
実に面白い

       

どこにでもある風景
でも違う

   

    

町は時折
江戸時代のような風景も見せてくれたりもする

       

時にはこんな風景も

   
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常滑2

2009年02月22日 | 愛知散策
瀬戸
越前
信楽
丹波
備前と並び日本六古窯の一つ
常滑焼

   

知多半島は
良質の粘土を多く産出することから
昔より陶器が生産されてきた

       

史書によると
常滑焼の記載は平安時代に遡る

    

驚く事に
青森から鹿児島まで
幅広い地域で
古常滑と呼ばれる焼き物が出土している

       

室町時代には一色氏の領地となった常滑
伊勢湾の主要漁港として繫栄

    

現在の様な
町に煙突が立ち並ぶ風景が誕生したのは
江戸時代になってから

       

1924年に創業した伊奈製陶

   

商業焼物として有名なINAXは
常滑出身の企業

    

土管やタイルが主要商品となっている常滑焼

   


まだ続きます
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常滑

2009年02月21日 | 愛知散策
焼き物の町を撮ってみたい
という訳で
愛知県は常滑市へと出掛けました

    

中部国際空港が眼前にある町

   

町の一角には小高い丘がある
その丘には焼き物の町並み

       

古い町並みと新しい家々が混在している
何件もの工房が建ち
近代アートから伝統的工芸まで
色んな種類の陶器を見せてくれる

        

朽ちたレンガの壁は
哀愁と歴史を感じさせてくれる

   

        

新しい家もあれば
朽ちて
主を無くした家も

  

       

昭和の香りを残す町並みを散策すると
無性に懐かしい風景も見え隠れ

  

陶器の町
常滑
奥が深い風景に出会える町

       

この町で出会った風景
まだ続きます

    
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長浜盆梅展2

2009年02月20日 | 滋賀散策
盆梅展の写真ですが
今回は梅の歴史について
すこし記述しながら紹介

    

梅は日本の伝統的な風景に
いつも登場している

 

でも
梅は日本の古来種ではない
日本に梅が伝わったのは6世紀もしくは7世紀頃
伝わった当初は観賞用としてではなかった

  

梅が最初に書記に登場するのは万葉集
万葉集の中で梅の花が詠われている

       

唱以外に梅が登場するのは
以外にも日本最古の医学書「医心方」

   

梅の実は漢方薬として登場している

       

近世になるまで
梅干の持つ殺菌作用が重宝されていたのは事実
鎌倉時代などは縁起物として用いられたこともあったようだが
戦国時代になると
兵糧の一つとして用いられている

   

疲れた時の滋養としても
生水の殺菌としても
梅の実は重宝されたという

   

平安期以降
日本各地に広がった梅はそんな一面も持つ
盆梅は勿論観賞用として育てられている

       

漢方薬から観賞へ
時代の移ろいと共に
梅の価値は変化している
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長浜盆梅展

2009年02月19日 | 滋賀散策
時事事象
連載記事の途中に
梅をはさみます

  

      

長浜盆梅展
毎年訪れている盆梅展

   

長浜の盆梅展の歴史は古い
なんと昭和27年より続いているという

   

明治20年に明治天皇が長浜へ行幸
行在所として建てられたのが慶雲館
慶雲館にて
歴史上
規模を含めて日本一と呼ばれる盆梅展が開かれている

        

        

花を愛でるなら
自然の中でとは思うものの
盆梅として
建物の中で愛でるのにも慣れ
毎年楽しんでいる

 

梅の写真を撮るのは難しい
盆梅展を訪れていつも悩む

    

建物の中なので
光量が足りない
でも
ライトアップで輝く梅の花はやっぱり美しい

   

梅の香りが漂う慶雲館

  

もう一回続きます
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関宿4

2009年02月18日 | 三重散策
関宿をお伝えする記事もこれがラスト

   

古い町並みが残る関宿
散策していると
古きよき時代の面影がちらほら

   

ああ
こんな風景が
ほんの数十年前までは当たり前だったのに

       

        

何時の頃から
日本人は日本の風景を捨てたのか

  

単純に考えれば
西洋文化の風景の方が
ちょっと美しく感じてしまう

    

    

でも
日本文化の風景も捨てたものでもない 

        

この町は
そんな忘れてしまった風景を見せてくれることで
日本文化を無言で伝えてくれている

   

わんこと巡り
ドックカフェでほっこり

       

関宿
もう一度訪れたい場所でした

    
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関宿3

2009年02月17日 | 三重散策
多くの人が歩いた東海道
今回はそのほんのごくごく一部
たった1.8kmを歩いた

関宿の中央付近には
建物の二階より宿を見渡せる場所がある

       

ここからの風景が一番有名

   

良くここまで
町並みが保存されていたと
感心させてくれる風景

      





        

関に泊まるなら鶴屋か玉屋

関を訪れる人たちの合言葉となっていた
鶴屋と玉屋は江戸時代から有名な旅籠だった

   

玉屋は現在
旅籠の資料館として公開されている

       

どのような人が
どのような身分の人が
この旅籠を訪れて泊まったのでしょうか

    

今日のお泊りはこちら??

    




次回
最終章です
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関宿2

2009年02月16日 | 三重散策
日本橋から三条通までの街道
それが東海道

       

関宿は東海道の街道宿のひとつ

        

古くから街道は利用されていたらしく
律令時代には平城京から伊賀への街道が整備されていたらしい

   

本来は軍事用として整備され続けてきた東海道
本当の意味で平和利用されるようになったのは
江戸時代に入ってから

        

この時代になってから
東海道は五十三次の別名をもらい
さまざまな人が行き交う日本で一番有名な街道となった

   

関宿は江戸を発してから
47番目の宿

    

昔は長閑な田園風景の道の先に
街道沿いに民家が並ぶ場所だったのだろう

        

その頃の姿の片鱗も見せてくれる関宿

    

関まちなみ資料館の写真でお伝えしました

        




続きます
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関宿

2009年02月14日 | 三重散策
東海道五十三次のひとつ
47番目の宿として知られている

東海道

        

多くの街道宿が
その後の開発で失われているが
ここ関宿は
国道1号線から
一本北にあったことから
現在もかつての街道の姿を残している

        

街道は幅広い場所でも
車のすれ違いに神経を使う程度の広さしかない

        

街道沿いには昔の面影を残す民家が立ち並び
タイムスリップしたかのような錯覚を覚える景色が広がる

        

かつての八百屋や酒屋
魚屋だったらしい建物や
格子が美しい建物も残っている

    

江戸時代の頃からの風景と
昭和初期の風景が重なって
独特の景観をみせてくれる

   

東西に約1.8km

   

散策には手ごろな距離

        

散策すると時間が過ぎるのを忘れてしまう

        

懐かしい風景を見たくなったら
訪れると良い場所です

  




続きます






本日早朝(深夜?)から
再びスキー旅行に出掛けます
帰りは15日の夜になります
皆様への訪問はそれ以降になります
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2009年02月13日 | 写真
偶には、時節記事を紹介

梅の花

   

梅を読んだ唄は数多い

とふ人も なき古郷の 梅見月
      風のなさけを 袖に知るかな

        

人はいさ 心も知らず 古里は
      花ぞ昔の 香ににほひける

    

わが園に 梅の花散る ひさかたの
      天より雪の 流れ来るかも

    

古来より人は梅の花を喜んだ
厳しい冬の寒さの終わりを告げるように
白く紅く咲く花

       

  

   

Prunus mume

   

白梅が好みか
それとも紅梅か
時代によっても好みが変わり
史書でも登場する梅の色
時代と共に変化している

       

雪だるま的には
写真映りが良い紅梅が好み

 
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