原谷苑

今年も
絶景を見にこの地へと足を向けた



村岩農園



別名
原谷苑



４月上旬



衣笠、金閣寺の西



車が息つくほどの坂道を登った先



原谷大根という
辛味大根を育てた高台に



この苑はある



平家落人伝説もある地に



溢れんばかりの



春が咲く



今年も
晴れの
絶景を見れたことに
感謝

京都府庁旧本館

桜の咲く頃



京都府
旧本館は






桜と






レトロ建築の
両方が楽しめる




桝形の回廊は




色んな角度から





中庭の桜を
堪能できる





残念ながら
訪れた日は満開には程遠い
３分咲きだった

出水の桜

見る人もなき山ざとのさくら花ほかのちりなむのちぞさかまし





わがやどの花見がてらにくる人はちりなむのちぞこひしかるべき





春ごとに花のさかりはありなめどあひ見む事はいのちなりけり





世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし





心逸る春

近衛邸跡

御所の北端



京の桜は
ここから始まる



糸桜



ゆき暮れて雨もる宿やいとざくら



御所は広大な公園だが



かつては
多くの邸が立ち並んでいた



そしてここには
近衛の舘があった



春の頃



艶やかに彩られる

相国寺 長得院

相国寺塔頭



足利五代将軍義量の菩提寺



法号にちなみ
寺名が名付けられた



創建当時から
一度も立地を変えなかったが



幾度もの火災に遇い



消失
再建された



現在の建物は
天明の大火後の天保年間に建てられている



初の公開



出来れば
夏の景色も見てみたいものだ

相国寺 養源院

初の公開



慶派仏師の作と伝わる



毘沙門天像が安置されている塔頭
養源院



毘沙門天像は
一時、居所不明となったが



夢のお告げで発見されたという



その後
富くじ売場などでの展示がされるなど



公の場によく登場していたが



何時の頃からか



絶対秘仏となり
見ることが出来なかったが
特別公開で拝むことができた

川口基督教会

１８８１年に設立された教会



礼拝堂が建てられたのは
１９２０年の事





煉瓦造
２階建塔屋付の教会堂



川口は
慶應４年に
外国人居留地が設置された



この地から
洋食
パン
牛乳
クリーニング屋が始まった



しかし
川底が浅く
大型船舶が停泊できなかったことから
やがて寂れていく



当時の居留地としての華やかさは



この教会だけが
語るのみである

栄通商店街

大阪市生野区林寺にある



生野本通商店街の一角に



レトロな風景を魅せる
商店街がある



生野本通商店街のアーケードが



平成に建て直されたのに対し



こちらのアーケードは
おそらく昭和のまま





どこか懐かしく
どこか切ない



そんな風景がここにはあった

三和市場

尼崎レトロ商店街最終章

先に紹介した
商店街の脇に
一際古めかしく存在するこちら



三和市場



営業している店が点在し



それなりに人通りもある



荒廃した姿も晒し



しかし往来も多いという



不思議な魅力を備えている



所々に
荒廃を食止める努力もみられる



今回紹介したレトロ商店街のなかで
人の温もりが欲しい方には一番お勧めな商店街である









ちなみに
紹介した以外にも尼崎には
レトロな
商店街というよりも小売市場と称する施設がまだある

いずれ
そこも紹介しようと思っている

新三和サンロード商店街

尼崎レトロ商店街第六弾

今までのレトロ然とした商店街と違い
こちらは近代的な商店街



場所は阪神電鉄出屋敷駅から
尼崎駅へと続く
三和と呼称される商店街でも一番西側の一角



尼崎駅周辺は賑わいを見せ
行き交う人々も多いが



西の果てまで来ると
往来も少なく
シャッタも目立つ商店街となる





通りの脇には
立ち入り禁止となった
雑居街もあり



叙情的な商店街を演出



新旧
二つの顔を持ち



途中で通路が曲がるので
方位を見失いそうになる商店街である

新浜田市場

尼崎レトロ商店街第五弾

先に紹介した
難波市場からは
南西へ約１ｋｍの位置
尼崎市崇徳院２丁目付近



難波市場と似て
南北の屋根付通りと
東西の雑居ビル風商店街という構造



シャッター街がお出迎え



南北の通りは短いものの



東西の通りへの入り口は
電動扉



新旧
合間見え



尼崎は
この構造の商店街が多い





照明が少なく



薄暗がりが
一層叙情的であった

難波市場

尼崎レトロ商店街第四弾

先に紹介した西大島・大和市場から
東へ１ｋｍほど進んだ
尼崎市立七松小学校のすぐ東側



一見すると
広い通りに
屋根を設けた



商店街なのかどうか
判別に難しい商店街





ここの真骨頂は
そこから伸びる雑居ビル風商店街



広い通りに屋根を設けた商店街が南北とすると
こちらは東西



東側は長めで
営業している商店もちらほら



表通りまで貫いている





しかしその反対側である西側は



途中で仕切られ
先へは進めない



廃墟然とした通りであった

西大島市場 大和市場

尼崎レトロ商店街第三弾

先に紹介した
大庄新市場からさらに北上し
国道２号沿い西大島交差点の北東の角
住所は尼崎市大庄北４丁目２３界隈



今回紹介する商店街のなかで
一番規模の大きいのがこちら



南北に
約２００ｍほど



南側が西大島市場



途中
中を歩いていると判別できない道があり
その道をはさんで北側が大和市場



ほぼシャッター街だが



照明があり
怖さはない



東西への抜け口が木戸のところもある



まるでダンジョンのような市場





残して欲しい



風景がこの市場にはあった






ちなみに
一番下の２枚が
地図上は道なのだ

大庄新市場

尼崎のレトロ商店街
第二弾




先に紹介した
武庫川中商店街から
阪神電鉄本線を超えて北へ
約１ｋｍほど
尼崎市大庄西町２丁目１８界隈



密集する家屋の間にある商店街



南北約６０ｍ
一直線のシャッター街



時折ある抜け道は
なぜかサッシの扉



時々営業している店があり
哀愁を誘う





昔のＳＦ映画の
ワープのシーンのようなアーケード街



裏手に回れば
アスファルトすらない路地である