雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

ヨドコウ迎賓館

2014年08月29日 | 兵庫散策
再び
この屋敷へ



遠望すると
この屋敷が
小高い丘の上に立地していることが解る



屋敷までの
角度のきつい坂道を登れば
冬場でもひと汗かけるほど



屋敷は
ひっそりとしていた



一人の見物客と出会うことなく
屋敷を廻る



和洋折衷の
独特の内装のこの屋敷



竣工は大正13年
その時代の世相が
感じられる気がする



怒涛の明治維新から約半世紀



ようやく人々が
西洋式を肌で理解するころ
この建物が完成したのだ

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宇治市源氏物語ミュージアム

2014年08月27日 | 京都散策
平成10年にオープンした施設



宇治源氏物語ミュージアム



源氏物語の幻の写本
「大沢本」を収集保管している



宇治に何故
源氏物語のミュージアムがあるのか



橋姫で始まり
夢浮橋で終わる
「宇治十帖」
最後の舞台として宇治が選ばれているからだろう



ミュージアム内は
特別展示を除き
撮影可能



物語に描かれている
各シーンは再現されており



物語に精通しているものなら
存分に楽しめるだろう



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萬福寺

2014年08月25日 | 京都散策
黄檗宗大本山の寺院



山号は黄檗山
開山は隠元隆



京の寺院を訪ね歩く者にとっては
奇異な風景が広がる



建物や仏像の様式
儀式作法から精進料理に至るまで
すべて中国風



日本の伝統的な仏教寺院とは
一線を画す



寺内で使われる言葉
儀式の作法なども中国式



伽藍は西を正面とし東へと続く
左右相称に整然と配置されている





創建は江戸時代に入ってからと
日本の近世以前の仏教各派の中では最も遅れて開宗した寺院



独特の景観が
写欲をそそる

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三室戸寺

2014年08月22日 | 京都散策
他の記事で
掲載が遅れ
今頃ながらではあるが
紫陽花の写真となってしまった











花の寺
三室戸寺へ



紫陽花を愛でるに
その規模たるや



50種
一万株と云われている



日本の紫陽花名所というアンケートがあったそうで
こちら
三室戸寺は3位になったとか



光仁天皇の勅願により
南都大安寺の僧
行表が創建したと伝えられるこちら



千手観音菩薩を御本尊としている



桜に始まり
つつじ
石楠花
紫陽花に蓮と



境内を
多くの花々で彩る



紫陽花の時期の訪問
久しぶりにこの風景を堪能した

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黄檗新生市場

2014年08月20日 | 商店街 市場
最寄駅と言うなら
いちばん近いのは
京阪宇治線、黄檗駅



改札を出て東へ
並走するJR奈良線の踏切を渡り
府道7号線に出れば目の前



元は商店街の奥に立地する
萬福寺の参道



賑いも夢のまた夢



薄暗い商店街
数店舗は未だ営業中



一部の
廃屋マニアなどには有名な商店街



一歩足を踏み入れば
そこには独特の景観がある





往年の姿を
見てみたかった
そう思いたくなる風景が広がっていた

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野宮神社

2014年08月18日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
嵐山の竹林に
一つの神社が鎮座



その名を
野宮神社という



天皇が代替わりする都度
新たな斎王がト定られる



未婚の皇女
女王がその候補



斎王は
伊勢に向う前
野宮に入って一年間潔斎



野宮は
毎度所を替えていたが



嵯峨天皇の時より
この地に鎮座



今では
良縁
子宝
学問の神として



多くの人の参拝を受けている

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旧豊田佐助邸

2014年08月14日 | 愛知散策
日本を代表する企業
トヨタグループ創設者の豊田佐吉



発明王と呼ばれた男の弟が
豊田佐助



豊田佐助が
この屋敷を建てたのが
大正12年の事だと伝えられている



前出と同じく
こちらも和洋折衷



洋館と
和館が併設されているのだが



違いは
洋館の二階が和式となっていること



以前は立ち入り禁止であったが
修繕されたようだ



こちらの館



アイシン精機の所有であるが
名古屋市に無償で貸与されているとのこと
粋な計らいである

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橦木館

2014年08月11日 | 愛知散策


橦木とは
鐘を突くまっすぐな棒のこと



輸出陶磁器商
井元為三郎の館は
橦木館
と呼ばれている



この屋敷も
建築当時の
和洋折衷分化を色濃く受継ぎ



ステンドグラスの似合う洋館と



八畳間六畳間と縁側という
いかにも伝統的な
日本家屋が融合して建築されている



こちらでは
館内見学のほか



各種イベントを館内で開催している



訪れた折
運が良ければ
イベントに出会うこともある

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文化のみち双葉館

2014年08月07日 | 愛知散策
名古屋市東区橦木町にある
朱色の屋根の館



双葉御殿



和洋折衷の美しい館



日本の女優第一号
川上貞奴

電力王
福沢桃介



それがこの館の主だった



大正ロマン香る館は
往年の雰囲気が偲ばれる



この館で
夜な夜な晩餐会が催され
粋な男女が集ったことだろう



在りし日の風景



館の端々に感じられる

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祭りの余韻

2014年08月05日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
7月10日頃より
各町内で組み立てられた山鉾
鉾建山建・曳きはじめ
宵山と続き
最後が山鉾巡行





祇園祭の始まりは
無病息災の祈念



巡行で
山鉾は街中の厄を集める



災厄を一身に請負い



巡行した山鉾は



各町内へと戻ると



一斉に解体される



動く美術館とも評される山鉾が
あっという間に解体されてゆく姿は
少し残念でもあるが



集めた厄を留めず
街を清め
穢れを引受け
穢れを即座に封印するため
その場で解体されるのだとか









以上
鉾建曳きはじめから始まった祇園祭の風景
これで終い

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新町通り

2014年08月01日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
山鉾巡行を終え
山鉾はそれぞれの町内へ帰ってゆく



ここ新町通りと
一本東の室町通りに分かれ
山鉾は帰ってゆく



混雑する山鉾巡行
ほんの2km四方の山鉾巡行の地に
17日が土日に重なると20万人が集う
巡行ルートは黒山の人だかり



ところが
巡行を終え
帰ってゆく通り沿いは
混雑すると云ってもそれほどのことはない



幅6車線を越える四条通、河原町通、御池通とは違い



ほんの6mほどの細い道を
鉾がゆく



出発前の準備からだと
半日近くが経過している
山鉾を曳く人たちの疲労もかなりのもの



電信柱を避け
周囲の見物客を避け
路地を鉾が進む



混雑する場所での見学を避け
最初からこの通りに陣取る人々も多い
通りの左右の店や屋敷は
二階に見学席を設けているところもある



山鉾と共に
新町通りを南進し四条通へ
あとひと踏ん張り

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