雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

祇園白川

2012年04月30日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
祇園
京都を代表する歓楽街



祇園とは、といえば
八坂神社を語らねばならない





八坂神社は
素戔嗚尊
櫛稲田姫命
八柱御子神
とを祀っているが
江戸時代までは
牛頭天王
八王子
頗梨采女
が祀られていた



牛頭天王は祇園精舎を守護するとされていたことから
祇園神社や祇園社
などと呼ばれていたのだ
八坂神社へと名を変えたのは
明治時代の神仏判然令以後からだが
それはまた別の話



ともかく
祇園とこの地が呼ばれているのは
祇園社の門前町であったからに因む



一年を通じて
多くの観光客で賑わう町だが
桜の時期は
一際賑やかになる



白川に沿って



幾種類もの
桜の木々が
彩りを添える



今年も美しい風景を見せてくれた

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琵琶湖疏水から蹴上へ

2012年04月27日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
春の桜のシーズンは
京都市中がお祭りムード一色に染まる



京都の桜の名所は数知れず
この疏水沿いは
南は蹴上から



北は哲学の道まで
桜並木が連ね
はるか上空からでも
淡いピンクの帯が
見える事だろう


蹴上インクラインに沿って



桜を眺めながら歩く



京の桜は美しい



今年は桜の開花が遅れ
そして
足早に過ぎ去っていった



その名残のような時期



疏水沿いに
南禅寺まで歩いてみた



いやいや
名残なんぞと
ほら、まだ満開ですぞ



南禅寺の境内で
桜に声をかけられた

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近衛邸の桜 再び

2012年04月25日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
再び御所へ
前回紹介した翌週
近衛邸跡へ
再度訪れてみた


近衛邸の糸桜



京都市中でも早咲で知られるのは
白く淡い色合いが美しい糸桜



その周囲には
幾本かの桜の木々があるが
時を外して
可憐に咲いてくれるのが嬉しい



白く淡い糸桜が
葉桜に変わり
緑の衣を纏う頃



ピンクの糸桜が
主役の座に躍り出る



二番手は
派手に
訪れる人の眼を惹く



早朝



雨の残る頃であったが
薄暗がりの近衛邸跡に



薄紅色の



桃源郷が出来ていた
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六角堂

2012年04月23日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
山号を紫雲山と称する



京都市街の南北目抜き通り
烏丸通にほど近い一画
京の町の中心地に
平面六角形の御堂の寺がある



通称
六角堂
頂法寺である



華道の家元
池坊の発祥の地として知られ
境内隣接で
池坊会館が建つが
春のお目当ては
桜だろう



六角堂の御幸桜



早咲きの桜で
開花時は淡いピンクであるが



散り際にかけ
濃いピンクへと
色を変える





あくまで可憐な
その佇まい



洛中の名物である
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京都御苑

2012年04月21日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
それまで政治の中心地として栄え
多くの歴史を生み出してきた京の町



時代が江戸幕府のものとなり
公家たちの住まいと化し
やがて江戸時代が幕を閉じると
明治天皇は
公家たちと東京へと移り



御所の周辺は元々
公家屋敷などが広がる
公家町を形成していたが
公家たちが去った後は
大量の空き家が残る
荒廃した町となった



この状況を嘆いたのは明治天皇



明治10年
御所の保存を命じたと云う



空き家となった屋敷は
火災時の延焼を避けるため取り壊され
現在に見る御苑の空間が出来上がった



京都御所
仙洞御所
京都大宮御所の築地内といった
天皇家所縁の施設は
今でも宮内庁管轄であるが



それ以外の場所は
環境省の管轄地として
広く一般に公開されている



春の頃は
花々が咲き
美しい風景を見せてくれる

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近衛邸

2012年04月18日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
京都の街の中心には
京都御所が鎮座
東西700m
南北1300mほどの広大な空間



近衛邸は
京都御所の北西に位置した場所に建っていたらしい



近衛家は五摂家のひとつ
藤原基実が祖であるとされている



近衛とは
邸宅を
近衛殿としたことに由来する



この場所が
近衛邸跡とされるのは



江戸時代
この場所に実際に邸宅があったことに由来する



造作は残されておらず



近衛池と呼ばれる池と
庭園跡を残すのみ



春の頃
美しい枝垂れ桜が
人々を惹きつけている


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2012年04月16日 | 写真
桜の季節





そう
もう桜の季節が終わってしまう





という訳で
桜の記事をはさみ込む





毎年撮っている桜
今回も
アップで撮影したものをセレクト





お休みのような記事でご容赦



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うろこの家

2012年04月14日 | 兵庫散策
静かな
穏やかな時間を過ごしたかったら
こちらを訪れてみると良い



建物の外壁が
ちょうど魚の鱗のようなデザインであったことから
うろこの館と呼ばれ



親しまれている異人館



屋内には
アンティークな家具や調度品が並び
往年の姿を想像させてくれる



室内を巡れば
イギリス作家
アガサクリスティーの世界へと
迷い込んだかのような錯覚を憶える





調度だけでなく
陶磁器も豪華
欧州のとある王室が愛用していたらしい
品々も拝見出来る



二階へと上がり
高台からの風景を眺めながら



再び
文学の世界へと迷い込んでみるのも
お勧め



何時しか
気がつけば時が流れている



おっと
時間を過ごし過ぎたようだ
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山手八番館

2012年04月11日 | 兵庫散策
神戸異人館巡り
三回目は山手八番館



チューダー様式の塔屋が特徴的



館内には
ロダン
ブールデル
ベルナールといった
彫刻家の傑作が並ぶ



ちょっとした美術館のような館内





世界の彫塑
版画芸術が
展覧されている



高台に建つ建物なので
日照は素晴らしく



レースのカーテンから差し込む日差しが
柔らかに室内を照らしていた



座ると願いが叶うと
伝えられている
「サトゥルヌスの椅子」は
座って記念撮影する人の列で
撮影は断念



代わりに
少し変わった椅子の展示があったので
それを掲載

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北野外国人倶楽部

2012年04月09日 | 兵庫散策
神戸
異人館巡りの第二回目は
北野外国人倶楽部



明治時代後期に建築されたと
伝えられている異人館
雰囲気は
まさに異人館



神戸港が開港された当時から
居留者の社交場であったそうな



会員制の倶楽部というから
紳士淑女の方々が
集ったことだろう



この建物は
ライオンハウス3号館
と呼ばれているそうで



往年の居留者社交場を再現しているそうだ



海外で
見知らぬ民家に
つい迷い込んだ



そう
思わさせられる室内を散策



ブルボン王朝の調度が
雰囲気に花を添えていた

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旧中国領事館

2012年04月07日 | 兵庫散策
神戸異人館の旅


数度に分けての掲載
最初は旧中国領事館から





家主は
中国の政治家であった人物で
王兆銘氏



南京に親日政府を樹立したのは1940年の事



その政府の中国領事館を
ここ神戸に建築したのだ



外観は西洋風



家具や調度品置物などは
中国を感じさせる品々が並ぶ



訪れた最初の異人館となったが
異人館のイメージは西洋

最初は東洋風



オリエンタルの雰囲気を
存分に楽しんだなら



次へ進むとしよう
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新神戸駅

2012年04月05日 | 兵庫散策
神戸の異人館を撮影してみたい
という訳で
神戸まで出掛けたのだが



前回掲載したリニア鉄道館の名残のような感じで申し訳ないものだが
新幹線の写真を大量に撮影したものだから
新神戸駅での撮影分を掲載



神戸写真の掲載は
次回からという事で



今回は
新神戸駅で撮影した
新幹線の写真を少々掲載





JR関西系列では
往年の車両もあれば
8両編成もある



それが魅力的







では
次回は
異人館からの風景を紹介

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リニア鉄道館 新幹線

2012年04月03日 | 愛知散策
リニア鉄道館
国内高速鉄道網を支え続けてきた列車を展示する施設



鉄道ファンと呼べるほどの知識は無い
ただ列車を撮るのは面白い



列車の中では新幹線が一番好み





従来の幹線鉄道に対し
「新しい幹線鉄道」
という意味の言葉を略称したのが新幹線
いつの間にか定着し
車内アナウンスでも
「本日も新幹線をご利用いただきましてありがとうございます」
と流れる



線路は在来線とは一線を画し
「フル規格」とも呼ばれる標準軌1,435mm



元は
1930年代の
弾丸列車計画にあったが
戦後の平和利用構想が主軸となり
今日
多くの地域を新幹線は結んでいる



0系
100系
そして
引退した300系



リニア鉄道館には
往年の先頭車両と



人気があったが
新幹線の高速運転化により
姿を消したブッフェ車両が展示されている



少しアンダー露出で



新幹線の顔の撮影を
存分に楽しんだ
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リニア鉄道館

2012年04月01日 | 愛知散策
冬の休み
一日取れたので
何処へ行こうと思い
静かな冬の京都の旅も良いと思いつつ
昨年訪れたリニア鉄道館が思い出された
そういえば
休日のリニア鉄道館は混雑していた
平日なら空いていて撮影が楽しかろうと訪れてみた



SCMAGLEV and Railway Park



知らなかったが
~夢と想い出のミュージアム~
というサブテーマがあったそうな
受付で頂いたパンフレットで知った



鉄道関係の博物館は全国に幾か所かあるが
移動速度の歴史を主に着目した
鉄道博物館はこちらだけ



蒸気機関車から
新幹線
そして最新のリニア鉄道まで



スピードを追い求めた
日本人の英知がここに集結



そういえば
こんな列車で旅したな
なんて
感慨を持つ方も多いだろう



鉄道と旅
出会いと別れの旅情



そんなシーンを多く眺めてきたであろう
列車の数々



なぜか
標準単焦点で撮影

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