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雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

鬼押し出し園

2008年09月12日 | 群馬散策
浅間高原随一の名勝地として名高い
鬼押し出し園を訪れました

駐車場から歩道橋を渡り園内へ
ここはペット同伴OKなのでワンコも足元でうろちょろ

    

浅間山
標高2,568m
世界でも有数の活火山
噴火記録は数多く
一番古い記録は685年というから、天武天皇治世の折
幾多の噴火で災害を周辺に撒き散らしてきた活火山です

惣門から園内に入りました

    

鬼押し出しと呼ばれるこの園
1783年の大噴火によって形成された溶岩礫の台地
吾妻川流域を中心に1500余名の死者を出したと伝えられている

噴火の折
火口から噴出す溶岩流を見て
「鬼が岩を押し出した」
として、鬼押し出しの名が付けられています

        

遊歩道を散策しながら進むと
やがて、見えてくるのが
浅間山観音堂

        

昭和33年に提康次郎という敬虔な仏教徒が寄進した寺

        

多くの観光客で賑わっていました

    

ここには
ペットのお守りが売っていて
思わず、うちのワンコにお守りを購入

   


早速、お守りをハーネスに付けましたが
肉球のお守りに喜ぶのは飼い主だけのようで
肝心のワンコは
途中の売店で買ったカキ氷に夢中

       



最後に
珍しいヒカリゴケの写真でお別れです

        
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草津温泉 西の河原~湯畑

2008年07月11日 | 群馬散策
草津温泉
西の河原

湯畑から徒歩で約15分

   

ごつごつとした岩肌が露出した広場
湧き出した温泉が岩肌を伝い
地獄絵図にも似た風景
湧き出す温泉は毎分15000ℓ

白い岩肌にはイデユコゴメが生息し
緑色に染めています

        

湯泉は50℃以上のものもあり
手を浸ける事が出来ない場所もあります

        

整備された遊歩道
お地蔵様が西の河原を歩く人を見守ってくれていますよ

       

強い酸性の温泉
植物が育たない為
岩肌が露出し
賽の河原の様に見えることから
言葉を捩って、名付けられて「西の河原」

    

公園の一番奥には
西の河原露天風呂
ここには大露天風呂があります

    

男女風呂合わせて500㎡
風呂と言うよりも池と言った方が適当
同時に200人以上が入れる巨大な露天風呂
豊富な温泉源を持つ草津ならではの露天風呂です

入浴料は500円ですが
絶対それ以上の価値がありますよ
行かれた折は是非入浴してください



草津温泉の歴史は古く
源頼朝が開湯したという説もあります
吾妻鏡には草津温泉についての記述もあり
12世紀には温泉町としての姿を整えているようです

    

以後、幾つかの歴史書に記載が認められ
戦国時代になると湯治場として広く知れ渡るようになったようです

かの徳川家康も豊臣秀吉に勧められ
入浴したとかしないとか

        

近世に入り
ドイツ人医師ベルツ博士が草津温泉に着目
湯泉治療地としてその名を全国に紹介

       

以来
湯治場としての地位を確固たる物にした草津温泉

       

湯治場として
観光地として
多くの人がここを訪れています

  

久しぶりにのんびりと温泉情緒を楽しみました

   
コメント (6)
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草津温泉 町並2

2008年07月10日 | 群馬散策
草津温泉の魅力と聞かれて
一番はなんといっても
町のあちこちにある外湯
全部で18箇所あって
どこも無料
外湯巡りをしながら、散策してみるのも面白いもの

写真は掲載していませんが
ここまで3つの外湯に浸かっています

    

温泉に浸かると
意外と体力を消耗するもの
そろそろ遅い朝ごはんを兼ねた食べ歩きがしたくなる時間

海産物の串を見るとつい購入してしまいます


そしてその先には
温泉卵
これも、温泉街の定番
浴衣を着た人たちも
ここで温泉卵を頂いていらっしゃいました
訪れる都度
雪だるまもここの温泉卵を食べています

        

半熟の温泉卵に
淡い味のだし汁を加えて頂くと
とても美味しく
つい
つい
二つも頂いてしまいました
(一つ120円です)

    

界隈には女性が喜ぶ
ガラス細工の小物を扱っている店もあり
手作りのトンボ玉が購入できます
手ごろな1000円くらいのものから、数万円するものまで

    

近代建築と昔ながらの建物が混在する町

        

散策する楽しさがこの町にはあります

   

露店のおばちゃんの威勢のいい声
活力のある町は歩いていても楽しいもの

        

お嬢さんは何を見つけたのかな?

       

はてさて

狸さんも見守る町を散策しました

    
コメント (9)
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草津温泉 町並

2008年07月09日 | 群馬散策
草津温泉は日本を代表する屈指の温泉町
江戸時代初期の儒学者林羅山は

ここを日本三代名泉のひとつに数えました

元々は温泉源だったものが
周囲に建物が立ち並び
町へと姿を変えたもの

    

早朝、湯畑周辺は人混み
でも町並は未だ朝の静けさの中にありました

あと一時間もすれば
店が開き
観光客を招き入れるであろう商店

    

夜の帳が未だ開けきらぬ町並を散策
静から動へと変わる前の
僅かな一時

        


裏路地にも喧騒が訪れようとしていました

        

商店通りの一角には
早朝から営業をしている煎餅屋があります
お嬢さんも一枚購入
歩きながら食べる煎餅
醤油の香
温泉街には欠かせない風情となっていますね

   




温泉といえば温泉饅頭
ここ草津温泉も
何件もの温泉饅頭を売っている店がありますが
中には道行く人に饅頭を街頭で無料配布している店もあります
道行く人に饅頭を配り
受け取る人にお茶も配る
そうすると
湯呑を返す為に店内に入らなければならない
店内に入れば
饅頭を購入
なかなか考えた商法

    

    



喧騒が始まった街路を避け
奥に進むと

        

裏路地にも風情がありました

   





まだ続きます
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草津温泉

2008年07月08日 | 群馬散策
はるばる群馬県まで
久しぶりの草津温泉
湯治と撮影を兼ねての小旅行

林羅山の日本三名泉に名を連ねる日本を代表する温泉地
深夜から早朝にかけ車を走らせ
草津の町に到着したのは8時頃
湯畑の南西にある駐車場に車を停め
観光開始です

        

草津の一番の名所はなんと言っても
湯畑

早朝から多くの人が、湯畑周辺に集まっていました

    

草津温泉といえば
湯もみが有名

        

大きな木の板を湯船にかけ
チョイナチョイナの掛け声とともに湯の中で板を回すあれです

観光の為の芸ではなく
気化作用によって湯温を下げる為に行うのですが
今では観光化され
湯もみショーも行われています


さて
話題を戻して
湯畑です

    

温泉街のほぼ中央に湧く源泉
昔は自然に湧き出したままの姿だったそうですが
周囲を整備

    

囲うように店舗が立ち並び
観光に買い物に
人が集まる場所になっています

    

新しい町並と
古い町並が混在する草津
湯畑の広場からも
古い町並の一端が見え隠れ

       

瓦を敷き詰めた歩道を歩きながら
情景に魅入る

    

湯畑周辺は
岡本太郎氏のデザインによるもの
元々は「大滝の湯」と呼ばれる
共同浴場

       

湯畑を下っていくと
最後は滝のようになって流れ落ちている

    

滝を織成す岩は
イデユコゴメが緑に彩色

       

滝の下は露天風呂
現在は浸かる事は出来ませんが
かつては共同浴場の中で
唯一の露天風呂だったそうです

  

その当時の情景を思いながら
撮影しました

   
コメント (4)
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