雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

萬福寺

2020年05月29日 | 京都散策
黄檗宗大本山



境内は
日本の多くの寺院とは異なった空間である



寺内で使われる言葉
儀式の作法なども明朝風と徹底している



それは
料理にも及び



精進料理は普茶料理と呼ばれる中国風
植物油を多く使い
大皿に盛って取り分けて食べる



全てが中国様式



迷い込めば



意空間に出会える



そんな寺だった

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伏見十石舟

2020年05月22日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
京の町を流れ出る川
鴨川
桂川
宇治川



何れもが八幡の地で合流し
淀川となって流れ出る



伏見は名水の地として知られ
また、交通の要衝として
水運で栄えた



宇治川から淀川
伏見から大阪へ
酒や米
旅客などを運んだ



水運は明治時代末期まで
その後は、鉄道網に主役を譲り衰退したが



今日ではNPO法人が運営する
遊覧船として復活している



濠川
春の桜並木の用水沿いを優雅に巡る





生憎の天候だったが
桜の淡さが引き立っていた

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近衛邸

2020年05月17日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
公家五摂家のひとつ



近衛家



本姓は藤原氏で藤原北家近衛流の嫡流



家名は平安京の近衛大路に由来



京都近衛の北
室町の東の邸宅を近衛殿と称した



現在、近衛邸跡と呼ばれる場所は御所内であるから
約100mほど北北西の位置であろうか



江戸時代には現在の地へと移転
邸宅は現存していないが近衛池と呼ばれる庭園池が残されている



早春
京都市内で最も早く満開を迎える桜



晴れた日に出会えたのなら
最高の風景が味わえる

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平等院

2020年05月14日 | 京都散策
藤原氏ゆかりの仏教寺院



天台宗と浄土宗を兼ね



最勝院と浄土院が
年交代制で共同管理している単立寺院



ここ平等院は
観想念仏を体言している

極楽浄土へ至るには
常に心の中に極楽浄土を思い浮かべる必要性を観想念仏は説いている



平等院鳳凰堂は浄土

毎日この風景を見れる財力あればこその極楽浄土



即ち
仏教には途轍もない金が必要



平安の世
仏教は貴族のものであった



仏教界で劇的な変化があったのは法然の時代

観想念仏でなくても「南無阿弥陀仏」と唱えさえすれば極楽浄土に至れる
と説いた
いわゆる口承念仏である



仏が貴族から庶民へと下った瞬間である



平等院を訪れ
法然を思い出した



山川草木悉皆浄土
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河井寛次郎記念館

2020年05月09日 | 京都散策
日本を代表する陶芸家



河井寛次郎



陶芸家に師事せず



東京高等工業学校窯業科に学ぶ



伝承が常だった世界にあって



師匠をもたず
陶芸界を席巻



京都の地にあり
創り上げた作品は数知れず



訪れたのなら



作風に思いを忍ばせて欲しい

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大田ノ沢のカキツバタ群落

2020年05月06日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
天鈿女命を主祭神とする



賀茂別雷神社の境外摂社として
古くから恩多社と呼ばれた神社



賀茂における最古の神社と伝わることから
長寿信仰がある



この神社の参道脇に
大田ノ沢と呼ばれる沢がある



古くは平安時代の文献にも登場するこの沢



当時から
カキツバタの群生地として知られていた



京の都のある台地
京都盆地はかつては湖であった



大田神社は
その湖の縁にあたり
沼地であったそうだ



そう聞けば
ここにカキツバタの群生があるのも頷ける

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大阪町歩き

2020年05月03日 | 大阪散策
京都町歩きの次は大阪町歩き



下町らしい風景を求めて
北浜から日本橋へと南下





疲れた町並が
如何にも大阪らしい



立体の街



レトロなビル



その何れもが



大阪らしい

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