雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

東大寺南大門

2018年03月30日 | 京都散策
東大寺大仏殿の南に建つ
巨大な建造物



創建当時の南大門は
応和2年に台風で倒壊してしまい



現存する南大門は
正治元年というから
鎌倉時代に再建されたものである



奈良と京都
日本の古代都市だが
建築様式は大きく異なる



仏教は中国伝来だが



中国様式を色濃く残すのが奈良



独自の文化に仕立てたのが京都





かつては極彩色だったであろう南大門
当時の彩色を見てみたいものだ

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なら公園の鹿

2018年03月28日 | 奈良散策
市街地で
野生の鹿と人とが共存する



信じられないような風景が広がる公園



鹿は生来
臆病な生き物で



人の姿を見ると逃げてしまう



野良猫よりもよほど用心深い



そんな鹿が
観光客が溢れるなら公園内では



身体を触られても逃げず



鹿せんべいを求めて
ポケットに鼻先を突っ込んでくる



外国人観光客が驚愕する風景が
ここにはある

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魚の棚商店街

2018年03月26日 | 商店街 市場
悲しいくらい
荒廃した明石の市場を紹介し続けたが
明石には賑やかな市場も存在する



場所はJR明石駅のすぐ南を東西に走る
国道2号線の一本南



駅から徒歩数分の立地



商店街内は賑やかで



地元の方
観光客
修学旅行生などが



店先を巡り



鮮魚を買い求めたり
立ち食いしたり
明石名物の明石焼きの店へと入っていく





漁港を門前に持つ明石



新鮮な魚介類が



一際目を惹いた

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朝霧マーケット

2018年03月23日 | 商店街 市場
山陽電鉄
大蔵谷駅から北へ500mほどの立地



朝霧丘という
古くからある団地の一角に
この市場はある



外観は
よくある集合住宅のブロック体



通りに面した店舗は
結構、営業しているが



ダンジョンのような
内部に入り込めば



そこは
お決まりの荒廃した風景



訪れたとき



お好み焼き屋と



肉屋が営業していた



住宅街の台所として
重宝された時期もあったのだろうが



今や



見果てぬ夢と化した



市場だった


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鷹匠市場

2018年03月21日 | 商店街 市場
かつて
市場だった場所を巡っていると



時折
なぜ、この位置に形成されたのかが不明な市場が存在する



ここはそんな市場跡



営業している店は無い



かつては
どんな業種の店があったのか



それすら不明の



薄暗い空間が広がり



壁に残る看板が
わずかに
市場だった時の記憶を留める



終局である



予算が無いことで
解体を免れているだけの空間



場所は
明石公園陸上競技場の西隣



ここも幾許の時を経ず消え行く運命

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西明石総合市場

2018年03月19日 | 商店街 市場


JR西明石駅から
北北西約500m



高度経済成長期に造営された住宅街と



平成になってから
分譲が始まった新しい住宅街が



混在する一角に



この市場はある



市場入口を入ってすぐは
精肉店や衣料店などが営業しており



市場らしいのだが



奥へと進むと
荒廃した風景となる

全長約60mほどの市場だが
大半がこの風景



北へ抜け



市場横のアーケードへ



そこにも
終焉の時は訪れていた



それほどの時を経ず
消え行くであろう
風景がそこにはあった

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即宗院

2018年03月16日 | 京都 特別公開
薩摩藩ゆかりの寺院



東福寺境内には三ノ橋渓谷と呼ばれる渓谷があり



最も東側に架かる



偃月橋を渡った先にこちらの寺院は立地



島津氏久の菩提のため
建立された塔頭寺院である



幕末の頃



西郷隆盛は
清水寺成就院の月照上人とここで倒幕について話し合ったとか



この寺の裏山には



薩摩藩士東征戦亡の碑がある

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ミナエン商店街

2018年03月14日 | 商店街 市場


神戸の街で
最古の繁華街は新開地商店街



そしてその北側には
神戸の台所と呼ばれる湊川市場がある



その中間に存在するのがこちら



旧湊川は
天井川だった



この商店街が存在する辺りから南下していたものを
治水のため水路を変更し長田方面へ西進させたが



かつての川筋を埋め立て公園としたが
公園の下に道路や商店街があるという
独特の構造となっている



一番上が公園
真ん中にこの市場
そして道路と同じ高さに立体駐車場
そして地下で
神戸電鉄有馬線と地下鉄西神山手線が交差するという



都会ならではの空間活用が成されている



昭和48年に建てられたこの湊川公園ビル



そこかしこに
昭和の香りが漂う

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七曲市場

2018年03月12日 | 商店街 市場
和歌山城と
南海和歌山港線とのちょうど中間の位置に
七曲市場は存在する





魚問屋が集まり





軒先に商品を並べられるように



買い物客の風雨除けに





市場が誕生したのは大正時代





全盛期には
100軒を超える店が営業し





活気に溢れていたであろうが



今日
多くの店が役目を終え



シャッターが目立つ





電柱でなく
天井に配電線を付設した
珍しい市場だった



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築地通り

2018年03月09日 | 商店街 市場
大阪で阪和国道として知られる
国道26号線は
紀ノ川を南下した後
北大通りまでくると向きを西に変える



南北の通りは
そこから南は築地通りという名になる



築地通りと
すぐ東側の和歌川の間には
古いバラック街の商店街が存在する



長屋のような建物から
トタンの屋根が伸び



独特の景観を作り出している



数件に一軒は営業しており



それほどの寂しさは感じないのだが



痛んだトタンや
トタンを支える支柱のさび具合
店舗の痛み具合から



この市場の歴史を感じさせてくれる

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東卸市場

2018年03月07日 | 商店街 市場


先に紹介した
みその通り商店街の出口付近から西を見ると



国体通りを渡った先に



この市場跡は見えてくる



市場としての役目は既に終え



通りは
シャッター街と化したほか



空き地や
一般住宅や
アパートの入口が散見される



もはや屋根のある通りと化し



役目を終えていた

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みその通り商店街

2018年03月05日 | 商店街 市場
JR和歌山駅
西口を出て南西に50mも行けば



この市場にたどり着く



元々は闇市から出発したこの市場



高度成長期のころが最盛期



当時は
早朝から深夜まで
この市場は賑わっていたらしい



しかし時を経て



店主の高齢化や
郊外発展などで



駅前という立地ながら
シャッタ街と化してしまっている



国や自治体の商店街関連助成金への申請は
各店主たちの思惑が交錯し行われておらず
近い将来、消防条例でアーケードを失うことになるだろう

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