雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

圓光寺

2014年06月30日 | 京都散策
元は伏見にあった



洛陽学校として
徳川家康が建立



下野足利学校第九代学頭
三要元佶禅師が初代住持



建立が慶長6年
多くの者が
門戸を叩いたのか
やがて手狭になったのか



相国寺山内へと移転



現在の一乗寺に落ち着いたのは
開山から半世紀のちのことであった



圓光寺は明治以降、
日本で唯一の尼僧専門道場



秋の頃
此処は紅に染まる



新緑の頃の
緑を楽しみに訪れてみた

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曼殊院

2014年06月27日 | 京都散策
竹内門跡とも呼ばれる
門跡寺院



近畿三十六不動尊第十七番



創建当時は
北山に在った



足利義満が
その地に
鹿苑寺
いわゆる金閣寺の造営を決めたことで移転



相国寺の南方
御所内に移転している



その立地から
おそらく
応仁の乱のころには
灰燼に帰しことだろう



今の
京都市左京区一乗寺へと寺院が移ったのは
以外にも新しく
明暦2年というから
江戸時代初期のころ



寺観を整えたのは
29世門主
良尚法親王である



久しぶりの
曼殊院
存分に楽しめた

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤山禅院

2014年06月25日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
天台宗総本山
延暦寺の塔頭



京の都の東北側
表鬼門の位置に坐していることから



皇城の表鬼門の鎮守としての
役割をもたされている



本尊は赤山大明神



唐の赤山にあった
泰山府君を勧請したと伝えられている



開山は
平安時代仁和年間



第三世天台座主
円仁の遺命によって
創建された



今日でも厄除けの寺として知られ



境内に楓が多いことから
秋の時期は紅葉の寺としても知られる



新緑の時期も
美しい風景をみせてくれた
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八丁味噌

2014年06月23日 | 愛知散策
八丁味噌

愛知県を代表する
郷土の味



こちら
まるや八丁味噌では



工場見学をさせてくれる



工場内には
味噌の香りが充満し



身の丈を超える
巨大な樽が
並ぶ



重しの石が
まるでケルンの様だ



倉庫内の味噌樽
いったい何年の時を経ているのか



味噌とは
どれだけの時間を経て
完成するものなのか



余談であるが
こちらは
NHK連続ドラマ
「純情きらり」のロケ地でもある
工場の裏手には
主人公を演じた
宮崎あおいさんの手形もあった

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北野外国人倶楽部

2014年06月20日 | 兵庫散策
神戸港の
開港当時の
雰囲気を残す



屋敷は会員制の倶楽部だった



ライオンハウス3号館



当時はそう呼ばれていたそうだ
ブルボン王朝貴族の屋敷には




あったであろう
巨大な暖炉
豪華なバーカウンター



マキ竈製の
オールドキッチン
銅製の鍋や杓



そのどれもが
この屋敷の歴史を語っている



神戸の異人館の中でも
一際豪勢なこの屋敷



此処まで登るに辛いが
良い風景が待っていてくれる

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂の上の異人館

2014年06月18日 | 兵庫散策
神戸異人館の景色を見たくなり
再び
北野の町を巡った



坂の上の異人館



元は
王兆銘が中国領事館していた屋敷



見学可能な異人館の中で
オリエント感満載ならこちらが一番



それでも
調度を含む
屋敷全体を包む感覚は



やはり
異人館



そして



撮影に向いた空間



西周時代の銅鐸
宋時代の青磁
紫檀に精微な装飾を施したサロン・セット
そのどれもが美しかった

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三津寺

2014年06月16日 | 大阪散策
御堂筋に面した立地



御堂筋線
心斎橋駅と
難波駅のちょうど中間地点に
この寺は立地している



真言宗御室派の準別格本山



京都の仁和寺を総本山とする
真言系仏教宗派のひとつ



三津寺の歴史は古く
創建は行基大僧正



立地からして
庭園などというものは存在せず



周囲もビル群に囲まれ
三門の目の前は
焼肉屋やラーメン屋などの
看板が目につく



みってらさん
と呼ばれ
親しまれるこの寺



観光の合間に
訪れてみるのも楽しい

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中津

2014年06月13日 | 大阪散策
この記事の撮影は3月の中頃


この後もこちらを歩いたが

5月には大半のテナントが閉めており
高架下占有許可の更新をしない旨の張り紙が
通路の左右の壁に張られ
いよいよ
この風景ともお別れかと
思わざるを得なかった









退去が始まる前の
懐かしい風景









大阪にあって
日本でないような風景



巨大駅
大阪駅の北
わずか500mほどの地



阪急京都線
阪急宝塚線
阪急神戸線
各路線の車両がひっきりなしに往来する
高架の下



高架下のエルドラド



そう呼ばれた風景が広がっている



生活感のない空間
荒れ果て治安の悪そうで
実はすこぶる治安のいい空間



この風景
大阪市による耐震化工事計画が立案されている
工事完了前に同空間の占有許可は取消され
工事完了後も新たな占有許可は発行しないとのこと



「昭和レトロ」と呼ばれ
映画や
写真撮影の
ロケも行われるこの空間
見納めが近づいてきた

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジオラマ京都JAPAN

2014年06月11日 | 京都散策
JR嵯峨嵐山駅の南西側に
嵯峨野観光鉄道
トロッコ嵯峨駅がある



駅の構内には
日本最大級を自称する
巨大なジオラマがある



京都らしく
京都の寺院が点在するジオラマ



見事に再現されていて
ほんの10分程度で
京都全体をかいつまんで見た気分にさせてくれる



もちろん
HOゲージを運転することだってできる



ここの目玉は
EF66系機関車の運転台で
HOゲージを運転できることだ



電車の車窓越しに



京都風景のジオラマを見学



こういう観光もありだ

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹林

2014年06月09日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
嵯峨嵐山で
一番
らしい風景は



と聞かれると



多くの人が
この竹林の路を指すだろう



最近では
歩く人の人種も増え



日本語以外の言葉を
耳にしながら
細い
路地のような
竹林の路を歩く



どうしたって
見上げる視線



竹林に着物姿
これほど日本らしい風景は
そうはお目にかかれない



やわらかな日差しが



ちょうど真上から差し込むころ
竹林の小径を歩いた

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊勢河崎商人館

2014年06月06日 | 三重散策
近鉄宇治山田駅から
東北へ約1kmほどの場所



勢田川のうねった流れに沿って
街道は続いている



この川に沿って
船荷で運ばれた商品を扱っていた
商家が軒を連ねていたことだろう



そんな
街並みの一角に
この商人館は建っている



かつては
酒問屋「小川酒店」であった建物



改装し
伊勢河崎の問屋の
姿を再現



敷地は約600坪



蔵7棟
町家2棟



商いはきっと
繁盛していたことだろう



コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おはらい町

2014年06月04日 | 三重散策
遷宮で
観光地としても
ピックアップされるようになった伊勢



おはらい町の活気は



以前と比べ
かなり増している



観光といえば食



この町を散策すると
いろんな味に出合える



もちろん
買物だって得意



観光土産から
子供のおもちゃ
新鮮野菜に
海産物も



伊勢神宮内宮参拝の後の



楽しみは
この町を歩くことだろう

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アサヒビール大山崎山荘美術館

2014年06月02日 | 京都散策
公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団が運営する美術館



アサヒビール大山崎山荘美術館



元々は
実業家であった加賀正太郎が
昭和時代初期に建てた
英国風山荘



平成8年より



朝日麦酒株式会社創業者
山本為三郎収集のコレクションを美術館として展示している



前出の加賀正太郎
こよなくイギリスを愛したようで



ハーフティンバー工法と
イギリス風室内調度が
そのことを物語っている



一時は取り壊され
不動産業者による再開発の危機もあったが



アサヒビールが買取り
今日でも
美しい姿を留めていてくれている

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする