日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています
鎌倉時代の天皇
父は
承久の乱で破れ
隠岐・佐渡に配流された
順徳天皇
順徳天皇が
北条氏追討のための挙兵にあたり
譲位したことで
わずか4歳で践祚
しかし
承久の乱の責を問われ
3ヶ月に満たない期間で
皇位を廃される
歴史上
最も在位期間が短い天皇
東福寺の南東
約200mほどの位置に眠っている
前回
消えそうな商店街を紹介したが
今回は消滅した商店街を紹介
神戸市兵庫区東出町に存在した市場
以前にも
稲荷商店街は紹介したが
その後再訪したところ
まさに
解体中の風景に遭遇
まだ僅かに残る
商店街の痕跡を探して
市場を彷徨う
また一つ
昭和の風景が消えた
そこは
もはや廃墟だった
商店街をぐるりと巡るが
人の生活の痕跡すら
発見できないのではないだろうか
むろん
営業する店は無く
風雪が
建物を徐々に侵食していく
立入り禁止になっていないのが不思議
もしかしたら
この記事を紹介する頃には
解体の憂き目にあっているかもしれない
消え去る前に
もう一度見たくなり
訪れてみた
前回の大門商店街に続いて紹介するのは
四日市にある三和商店街
商店街と書いたが
そこにある風景は
もはや商店街ではない
これまで
数多くの市場・商店街を紹介してきたが
断トツ
ぶっちぎりナンバーワンの
荒廃ぶりがこちら
存在すら奇跡
場所はJR四日市駅から
徒歩で3分ほどの場所
ハローワーク四日市の
斜め前の雑居街
近鉄側の盛況ぶりとは
打って変わって往来する人も疎らな一帯
明るいという表記が
これほど無意味に見える場所も無いだろう
続く
大門商店街の二回目
一本南のブロックは
北側のスナック街と違い
天井も高くアーケード構造
道幅も広く
車も通過する
ところが
この大門商店街
アーケードのさらに南にも一本通りがある
雰囲気も
天井の高さも北ブロックと同じ
違いは
昼の顔も感じられること
つまり
こちらの商店街
二つの雑居ビル内にテナントを持ち
雑居ビル同士をアーケードが繋いでいる構造なのだ
未だ現役の商店街だった
三重県の商店街
2箇所をそれぞれ二回に分けて紹介
第一弾は
県庁所在地の津市にある大門商店街
伊勢街道沿いに建立されている津観音
その参道脇に
このダンジョンのような市場は存在
市場は3つのブロックに大別される
通りは何れも東西に伸びており
その一番北側の通りは
天井も低く
コンクリートむき出しのスナック街
上層階は住居の様で
増築の跡も伺える
次回は南側エリアを歩く
真言律宗大本山の寺院
先の記事で紹介した
生駒鋼索線を山上駅から下る途中で立寄ったため
奥の院手前から撮影が始まっているのであしからず
寺歴は意外と浅く
延宝6年開山
江戸時代中期の頃
湛海律師が開基である
浅いとは言っても
元は
役行者が開いたとされる修験道場
都史陀山大聖無動寺という
生駒山宝山寺の前身となる寺はあった
開基なのか
中興の祖なのか
何れにせよ
よくぞ
こんな山奥に寺を造営したものだ
奈良県生駒市
鳥居前駅から
宝山寺駅を経て
生駒山上駅までを結ぶ
近畿日本鉄道の鋼索鉄道
通称
生駒ケーブル
総延長は約2km
鳥居前駅から宝山寺駅までが約0.9km
宝山寺駅から生駒山上駅までが約1.1km
生駒山上駅までは鋼索線で
帰りは徒歩で下る
宝山寺駅から生駒山上駅の間には
梅屋敷駅と
霧ヶ丘駅がある
側道を歩くと
車両がやってくる前に聞こえる
滑車の音がなんとも心地良い
先に紹介した高架下は
阪急線
今回紹介するのはJR東海道本線の高架下
大阪駅で本線は
北東から南西へと進む
そしてすぐ西隣の福島で
約30度の角度で
北西へと進路を変える
角度を変える位置がなにわ筋
なにわ筋の西側の高架下がこちら
高架下耐震工事は未だの様で
夜ともなると
シャッタが上げられ
多くの店が営業を開始する
その少し前の時間
撮影して巡った
高架下のエルドラド
阪急線の高架の下
阪急中津駅から
淀川河川敷まで
オレンジのネオンに照らされた空間で
風景も淡い橙色だったことから
エルドラドと称された
耐震工事により
その空間は無機質なものへと
姿を変えてしまった
工事は進行し
かつての風景を失いつつあるが
未だ偲ばれる風景も残る
工事は阪急中津駅側から始まり
なお進行中
この風景も
この記事を紹介する頃には
消えてしまっているかもしれない
大阪駅と
淀川の間に広がる下町
阪急線で一駅の立地
電車を待つ時間よりも
歩いたほうが早いかもしれないほど
近い場所にもかかわらず
寂れ
朽ちようとする市場がある
中津商店街
南北に100m程度のアーケード
以外にも営業している店舗は多く
買い物客ともすれ違う
下町の風景
ここは
まだ現役の町
大阪スカイビルの下にある
レトロな空間
滝見小路と名付けれた
飲食店街がそれだ
何のことは無い
地下街を
ちょっとレトロ風にしただけなのだが
妙に懐かしく
妙に惹かれる
平日昼時には
スカイビルや近隣のサラリーマンが
訪れる空間であり
休日は
観光客が食を求める
滝見の名のとおり
スカイビル南側に造られた庭で
近代の滝を見ることが出来る
酒造会社
月桂冠の企業博物館
酒造蔵として
本当に使用されていたものを
昭和62年に
記念館として改修
酒造の工程から始まり
販売時の状態までを展示
見学の後は
利き酒もある