雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

長岳寺

2023年06月23日 | 奈良散策
山号を釜の口山と称す



本尊は阿弥陀如来



弘法大師空海が開山と伝えられている



山の辺の道にあり
花の寺として知られる





盛時には塔頭寺院が
48坊あったとされ
広大な伽藍が連なっていた事だろう





戦火で荒廃し
徳川家康が復興したとか





杜若の時期
美しい風景が見られる

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城南宮

2023年05月27日 | 奈良散策
創立年代は不詳



国常立尊を八千矛神と息長帯日売尊に合わせ祀って創建された



離宮の鎮守社として
代々の天皇や上皇の行幸がしばしばあったという



春が始まる少し前



神苑は賑わう







ここは
京都御所の裏鬼門を守る神

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東院庭園

2021年11月26日 | 奈良散策


奈良時代



宴会や儀式を催した
とされる庭園が復元されている





平城京復元計画の一環で
平成10年に復元された



極楽浄土





当時の人が思い描いた
風景がここにはある



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平城京

2021年11月19日 | 奈良散策
唐の都長安城を模倣して造営された



藤原京から遷都され



710年からこの都が日本の中心となる



都の規模は
さすがに長安よりは小さいが
それでも東西約4.3kmもの広さがあった



広大な敷地は
近世まで農地として開発されなかった



そして現在



平城京の復元が進んでいる



今もなお
自然の風景が広がっているが



点在する施設めぐりを楽しめる

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西大寺

2021年11月12日 | 奈良散策
真言律宗の総本山



孝謙上皇の発願により
建立された寺院である



常騰が開山



南都七大寺のひとつであり
奈良時代には盛隆を極めたが



平安の世になると衰退し



復興は
鎌倉時代を待たねばならなかった



東大寺の西側に建立されたから西大寺



東大寺は大仏
西大寺は金銅四天王像



今もこの寺に安置されている

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明日香村

2021年10月22日 | 奈良散策


中央集権律令国家の誕生の地



元々は飛鳥村と称していたが



昭和31年の市町村合併の折



明日香村となっている



日本で唯一全域が古都保存法対象地域の自治体



村内の至るところに



文化財が点在する

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鹿

2021年10月01日 | 奈良散策
哺乳綱偶蹄目シカ科シカ属



ニホンシカ



野生の鹿は本来警戒心が強い
ここ、なら公園の鹿も野生には違いないのだが
随分とおっとりしている



重要文化財と共存する鹿





春から初夏にかけ
小鹿が愛くるしい姿を見せてくれる






鹿が草を食んでいるとき
近くまで寄ってみよう



リズミカルに
草を食む音が妙に心地いい

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長谷寺

2021年08月20日 | 奈良散策
真言宗豊山派総本山の寺院





山号を豊山
院号を神楽院
と称する





創建の時期は不明



おそらく
8世紀前半だろうと云われている





創建は奈良時代だが



この寺が周知されたのは平安時代



平安時代中期以降
観音霊場として貴族の信仰を集めたそうだ

山麓の寺




石段が印象的だった
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明日香村

2021年01月15日 | 奈良散策


中央集権律令国家の誕生の地



日本文化の始発の地とも云われる



数多くの古墳があり





今日でも古代ロマンを求め



多くの人がこの地を歩く







訪れた日
駅前のレンタサイクルで自転車を借り巡ったが
高低差と広大な広さで
些か辛かった記憶だけが残った
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奈良の鹿

2020年12月14日 | 奈良散策
鹿という生き物は



生来、警戒心が強い



人に見られるのも避けるし





近づくことも許さない



そんな鹿が
日本では人と共存する





奈良だけではなく
全国各地に鹿に触れられる所がある



欧米人にとっては
信じられない風景がここにはある

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吉城園

2020年12月09日 | 奈良散策
興福寺の子院
摩尼珠院の敷地だったと伝わる



明治時代
民間所有となった折



この庭園は造作された



池の庭
苔の庭
茶花の庭



異なる三つの庭園を有する



こちら
高級ホテルの敷地として
取壊されるらしい



訪れた日は公開終了の寸前



見学料も無料であった



高級ホテルもいいが
庭園であり続けたほうが良い
そう思うが
時流には逆らえない

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二月堂

2020年12月07日 | 奈良散策
十一面観音を本尊とする仏堂



この一画は
上院と称されている



東大寺の前身寺院があった場所だ



十一面観音に庇護されているのか
平重衡の兵火と
三好・松永の兵乱という



二度にわたる大きな戦火でも
この寺院は燃えなかった



しかし
寛文7年の修二会であえなく焼失



庇護があるのかないのか



しかし
修二会の行を見れば
焼失しても仕方ないと思うかもしれない



夏の暑い時期
ここに立つと渡る風が涼しい


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東大寺

2020年12月04日 | 奈良散策
金光明四天王護国之寺



一般的には東大寺として知られる
華厳宗大本山寺院である



最盛期は奈良時代



大仏殿のほか
東西には
推定70mの七重塔を含む大伽藍が造営されていたという



幾度もの戦災で多くを失っては再建された寺院で



大仏自体
台座の一部以外は再建されたもの



大仏を覆う
大仏殿は江戸時代中期に建立されたものであり



規模を縮小して造営されたというから



最盛期の凄さを連想せずにはいられない

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東院庭園

2020年11月13日 | 奈良散策
奈良時代を代表する庭園



仮山と呼ばれる石組み
複雑な曲線を描く池



日本に庭園文化をもたらした中国様式の庭園から



日本様式の庭園へと移行する
過渡期の庭園である



この時代
仏教も日本に深く浸透した


当時の仏教は観想念仏



成仏するには
常に極楽を心のなかで想い
瞬時に極楽の風景を心のなかで観れなければならない



だから仏教にはとてつもない金が必要だった

極楽の象徴のような、この庭園
極楽を想いうかべるために造営したのだろう

そしてこの庭園を観れる人物は限られている



庶民は成仏できない
それがこの時代の世界観だった



のちの世
称名念仏といわれる
仏の名を唱えれば成仏できるという教えが広まる
仏教が庶民のものにもなったという話はまた別の機会に

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大極殿と遺構展示館

2020年11月09日 | 奈良散策
平城京跡を巡る

現存する敷地は広く
徒歩では時間を要する



広々とした平城京跡を巡っていると
見えてくるのが大極殿



大極殿は
天皇の即位や元日朝賀などの国家儀式
あるいは外国使節の歓迎の儀式がおこなわれた施設

 

目を見張る大きさは
当時、ここを訪れた使節団も驚いたことだろう



大極殿の中心には
一段さらに高くなった台に玉座がある



儀式をここから眺めたのだろう



大極殿から
さらに東へと歩むと幾つかの復元施設と





遺構展示館があるので
そこまで歩いてもらいたい



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