雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

梅宮大社

2009年05月31日 | 京都散策
当ブログ初登場となった梅宮大社

        

何故に今まで登場しなかったのか
はてさて

   

   

京都の街中から四条通を西へと進むとやがて桂川を渡って
松尾大社へと突き当たるが
桂川を渡る少し手前
民家に囲まれるようにして梅宮大社は建っている

   

8世紀ごろ
山城国相楽郡で創建されている
橘氏一門の氏神として
当時としても珍しい
県犬養三千代という女性により創建されたと伝えられている

   

県犬養三千代というとピンとこない方も多いだろうが
藤原不比等の後妻と聞けば
何となく理解して頂けるだろうか

  

創建後も移転を数度行い
平安京遷都に伴ない
現在の地へと遷座されている

       

   

子授け・安産の神として
訪れ祈願する人が絶えない境内の一角に神苑があるが
花の神社の代名詞を貰うほど

       

ここの風景は美しい

       

続きます
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マキノ メタセコイア並木

2009年05月29日 | 滋賀散策
「新・日本の街路樹百景」

       

読売新聞が平成6年に発表した街道風景100選

        

高島市マキノにはメタセコイア並木がある
もちろん前出の街路樹百景にも選ばれている

       

天を突くように
巨大なメタセコイアの木々が
整然と並んでいる

   

       

全長2.4km
車で走りながら眺めても
壮観な風景が広がっている

   

紅葉の風景も
雪を纏った風景も美しい事で知られているが
今回は新緑の時期
メタセコイア並木路を歩いた

    

ここは昭和56年に植樹が始まっている
学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として
植樹は始まったのだが

      

その後
地元の有志などで
植樹は延長され
現在の規模まで
並木路は続いている

   

長閑な田園風景のなか
一直線に続くメタセコイア
壮観な風景

   

路の途中
マキノピックランドがある

       

食事やグランドゴルフを楽しめる他
果樹園もある

並木路を歩くとき
起点としても
休憩所としても
利用できる施設

        

グランドゴルフに興じる人を眺めながら
ソフトクリームを頂き
歩いて火照った体を休めるのも良いもの

    

メタセコイア並木路を紹介しました
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東林寺

2009年05月28日 | 三重散策
養老山地の山の中
細い県道を進むと北勢町川原に東林寺は建っている

       

行基が開山したと伝えられている古刹

   

現在の大阪府堺市に生まれた行基
官大寺で法相宗などを学び
近畿一円で教えを説いている

      

仏の教えを庶民に説くだけでなく
貧民救済や
治水、架橋などの公共事業にも積極的に関わった僧として知られている

       

その行基が開山という東林寺
今は臨済宗の寺院

   

東林寺の境内には
白滝と呼ばれる滝がある

        

       

別名「養老の裏滝」

       

養老山地を東西に挟んで
直線でおよそ8kmほど北東には
親孝行の伝説で有名な養老の滝があるが

      

ここ白滝は
養老の滝とは反対側へと流れ出る滝

   

時折修験者が訪れ
滝修行をするという滝

       

落差22mの美しい滝
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天王川公園2

2009年05月27日 | 愛知散策
藤棚
美しい風景を見せてくれる場所は多いが
ここのように藤棚の下に水路が設けられている場所も珍しい

   

薄暗いが
木漏れ日が藤の紫をより強く映し出してくれる

   

足元のワンコも藤を楽しんで?
ついてくる

   

さて藤
英語で書くとWisteria
春の時期
美しい紫の花を見せてくれる

   

日本では古来から愛でられているようで
「さのかたのはな」「むらさきぐさ」「まつみぐさ」
といった異名も持つ

       

古来より藤の花は良く知られ
平安時代、政治の世界で権力を欲しいままにした
藤原氏の藤も
藤の花に因んでいるとも云われている

       

藤を謳った唄も残されている
万葉集には

       

藤浪の花は盛になりにけり
  ならのみやこを思ほすや君

   

と謳われている

  

また松尾芭蕉も一句

      

くたびれて宿かるころや藤の花

   

今年は藤の花を良く愛でました
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天王川公園

2009年05月26日 | 愛知散策
藤浪の里といわれる藤の名所
愛知県津島市の天王川公園を訪れた

       

当ブログで2回目の登場となる天王川公園
前回は夏の時期に訪問したが
今回は毎年恒例の藤祭りの時期に訪れた

    

公園内には屋台の列が並び
藤棚まで続いていた
屋台から流れてくる食べ物の香りに誘われ
藤棚に辿り着くまで幾度も寄り道

   

木曽川に流れ込む佐屋川に合流する天王川
天王川は堰き止められ
現在は公園の池となっている

    

その池の袂に
全長275mにも及ぶ藤棚がある

       

見事なほど美しい藤棚

       

当日は風が強く
棚引く藤棚の下
のんびりと散策しながら撮影

    

人が多すぎるのが難点といえば難点だが
視線を上に向ければ
紫の帯、そして辺りに漂う藤の香

   

12種類もの藤が咲き
その色合いの違いも見所のひとつ

       

青空の下
藤を楽しみました

   

続きます
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津島神社 神苑

2009年05月25日 | 愛知散策
津島神社の境内の一角
ツツジが美しく咲く神苑がある

       

以前訪れた時
ツツジの木々を見てきっとここはツツジが美しいだろうと

    

       

はたして
見事なツツジの風景を見ることが出来た

       

ツツジ
漢字で書くと躑躅
英語ではRhododendron

      

        

樹齢の長い木として知られている

   

春先
桜の季節が終わりを告げる頃
昼間の日差しに暑さを感じる頃

   

白に赤にピンクに
美しい花を咲かせてくれる

      

津島神社の神苑でツツジを観賞しました
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津島神社

2009年05月24日 | 愛知散策
全国に3千社あるという
津島神社の総本社

       

津島神社を訪れました

    

津島神社と呼ばれるようになったのは
明治時代に入ってから
それまでは津島牛頭天王社と呼ばれていた

       

       

社伝によれば
創建は540年の事

   

創建当初は現在の地では無かったようだ
現在の地へと移ったのは810年
嵯峨天皇治世の折

   

そう社伝は伝えているが
延喜式神名帳に記載はない

   

社殿が整備されたのは
戦国時代
当地を治めていた織田家の寄進による

       

神紋は木瓜紋
織田家の家紋と同じである

   

織田家滅亡の後は
豊臣家に保護され
江戸時代には幕府公認の朱印地となっている

      

新緑に彩られた頃
津島神社を訪れました
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オアシス21

2009年05月22日 | 愛知散策
オアシス21
久屋大通沿いにあって
一際、目を引く建造物

    

2002年にお目見えしたバスターミナル

      

外見からではそこがバスターミナルだとは想像できない
それもそのハズ
バスターミナルは地下にある

  

それではこの建造物は何の為??

水の宇宙船
そう呼ばれる大天井

  

吹き抜けの地下広場の真上
屋根の役目を果たす水の宇宙船

   

名前の通り
宇宙船の形をイメージしているが
それだけでなく
水が天井にある

        

下から見上げると
雨水が溜まっているのかと思ってしまうが
そうではなく
天井に、水槽というか噴水がある

      

天井へは
階段かエレベーターかどちらかで
自由に行ける

   

水の宇宙船から見下ろす名古屋の街並みも乙なもの

テレビ塔も違った角度から望める

      

ここは市民の憩いの場所でもある

  

雑多な街を忘れるには
良い場所です

       
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赤坂御茶屋敷2

2009年05月21日 | 岐阜散策
美濃赤坂宿
中山道の宿場町のひとつ

 

関ヶ原の戦いの後
徳川家康は全国の街道の整備に乗り出す

       

東海道
中山道
甲州街道
奥州街道
日光街道

  

上洛の折
中山道を利用した徳川家康は
休憩所として
ここ赤坂宿に
御茶屋屋敷を設営した

   

その後の
本陣の前身

    

元は
徳川家康が宿泊用施設として設けたものが
後の参勤交代の折
大名が宿泊する施設
本陣へと移っていった訳である

      

御茶屋屋敷が造営された頃は
土塁や壕が巡らされていて
さながら砦の様相を呈していたと云われているが
今はその面影は僅か

       

屋敷跡と云われる地には
牡丹が咲き誇る
花の名所として
多くの人が訪れる観光地となっている

       

緑に覆われた時期

     

牡丹の咲く頃

  

此処を訪れました
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赤坂御茶屋敷

2009年05月20日 | 岐阜散策
中山道赤坂宿
江戸から数えて58番目の宿

    

役目を失い在りし日の姿を失っていく各宿
ここもその一つだが
まだ一部にかつての街道宿の姿を留めている

        

中山道の街道から
ほんの少しだけ民家の連なりへと入ると
御茶屋敷跡は残っていた

  

知る人ぞ知る
東海地方の牡丹の名所として
4月の末頃
牡丹園に美しい花を咲かせる

       

跡地は24時間解放されていて
入場料もない

      

生垣に囲われた先に
牡丹は可憐に咲いていていた

   

牡丹
中国原産の花
学名はPaeonia suffruticosa

  

意外な話ではあるが
牡丹は元々は薬草
それが唐の時代
則天武后によって
観賞用の花に変わる

      

花の王

       

牡丹を御茶屋敷で眺めました

      

続きます
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菅浦

2009年05月19日 | 滋賀散策
湖畔の秘境
そう呼ばれる小さな漁村
菅浦を訪れました

    

ここは琵琶湖最北端

民家は約100戸
山と湖とに囲まれた地形から
隠れ里として知られていて
天皇も隠れ住んだという伝説も残っている

        

時は奈良時代
淳仁天皇がここに隠棲した時期があったという伝説がある


        

天武天皇の皇子
舎人親王の七男として生まれた淳仁天皇
孝謙天皇から譲位を受け践祚
藤原仲麻呂(後の恵美押勝)の強い推挙があったという

しかし政治の実権はほとんど藤原仲麻呂が握っていて
何の実権も握る事が出来なかった

    

やがて孝謙上皇が、弓削道鏡という僧を重用
弓削道鏡との関係を糺したことから対立が表面化
そして一つの乱が起きる
それが恵美押勝の乱

        

太政大臣まで登り詰め
栄華を極めた藤原仲麻呂
しかし
孝謙上皇が弓削道鏡を寵愛しはじめたことで暗転
追い詰められた藤原仲麻呂はクーデターをおこす

    

平城京での反乱に失敗した藤原仲麻呂は
都を脱出して琵琶湖を北上
討伐軍に追われこの菅浦に辿り着いている

しかし
この撤退戦に淳仁天皇は同行していない

        

上皇側に拘束されていたとも
藤原仲麻呂を見限ってたとも云われている

淳仁天皇は恵美押勝の乱が平定された翌年
中宮院にて上皇より廃位を宣言されている
その後
淳仁天皇は親王の待遇をもって淡路国に流罪となった

    

淡路に渡った淳仁天皇は
かの地で没している
病死と伝えられているが
暗殺の可能性もあるという

    



いま尚
菅浦では淳仁天皇の伝説が残っている

 

夕闇迫る菅浦で
奈良時代の歴史に少し触れました

 
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長岡天満宮2

2009年05月18日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
そうだお金を使わずに京都を巡ろう





長岡天満宮は菅原道真と縁が深い

       

菅原道真は平安時代の人物
漢詩人であり政治家でもあった

    

       

宇多天皇から知己を得
順調に出世を重ねていた彼が
藤原時平に讒訴されたのは
901年の事

   

昌泰の変として今日に伝えられている

  

醍醐天皇
藤原時平
藤原菅根らが政治の主導権を奪還
醍醐天皇の宣命で
突然、大宰権帥に降格された菅原道真

   

彼が大宰府へと落ちる折
この地を訪れ
京を去る

       

後年
次々とおこる天災人災が
彼の怨霊の為とされ
天満宮を建て
鎮魂したという

   

現在の風景からは想像もできない
過去の歴史

   

霧島ツツジの美しい風景と共に
お伝えしました

   
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長岡天満宮

2009年05月17日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
そうだお金を使わずに京都を巡ろう






京都の花の名所
霧島ツツジの名所で
毎年美しい姿を見せてくれるのに
無料で観賞できる場所がある

    

        

それがここ
長岡天満宮

   

神社の東
県道10号線、丹波街道と境内との間にある八条ヶ池
八条ヶ池を二つに分ける参道
中堤と呼ばれる堤に
樹高2mを越える霧島ツツジの列がある

        

霧島ツツジが真っ赤な花をつけるのは
ゴールデンウィーク前
4月の下旬

       

早朝から
多くの人が訪れる

   

この時期
参道には屋台も並ぶ

  

池に真っ赤に伸びた紅い列

  

初夏の前
気候も穏やかな過ごしやすい時期に
ここの風景は絶景へと変わる

    

  

続きます
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藤3

2009年05月16日 | 愛知散策
曼荼羅寺境内
さながら公園のような様相を呈した場所

   

   

ベンチもあればジャングルジムもある

  

そんな境内のいろんな花を紹介
記事は少なめに
ちょっとサボらさせて頂きます

   

      

  

ここは紅葉も美しい

 

    

  

   

最後はちょっとお遊び
限界までシャッター速度を上げて
噴水を撮影

  
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藤2

2009年05月15日 | 愛知散策
愛知県江南市の曼荼羅寺
藤の2回目

  

曼荼羅寺の名で知られているが
正式には
日輪山 遍照光院 曼陀羅寺という

        

通称は飛保の曼陀羅寺

  

境内というよりも
公園というイメージが強い

   

藤が咲く時期
ここは祭りも開かれ
境内にはずらりと屋台が並ぶ

      

境内に漂う食べ物の匂い

      

花壇もあちこちに設けられているので
藤の紫だけでなく
いろんな花も楽しめる

   

藤棚は前回も書いたが
最近リニューアルされ
今も改修が行われている
まだ棚全体に枝を広げていない藤

   

密集した周辺を集中して撮影

       

続きます

   
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