雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

浮御堂

2007年09月30日 | 滋賀散策
近江八景「堅田の落雁」
大津市にある浮御堂に行ってきました

正式名称は海門山満月寺

        

古より湖上交通の要地として栄えた堅田の土地
比叡山の恵心僧都源信が湖上安全を祈願し、自ら一千体の阿弥陀仏を刻んで建立したのは平安時代の事

    

長年の風雪に耐え、琵琶湖に突き出したお堂は老朽化する度に建てかえられ、現在の浮御堂は昭和12年に再建されたものです

    

琵琶湖を渡ってくる風はとても心地よく、小さな境内ですが思いの他時間をかけて拝観しました

浮御堂へは石橋を渡っていくのですが、渡る前に袂に咲くユリを見止めました
白い花が可憐に咲いています

    

浮御堂からは琵琶湖大橋が見れます
優雅に湾曲した琵琶湖大橋

    


日陰で座り、のんびりと琵琶湖を眺めました
湖上の風はとってもひんやりとしていて、暑かった今年の猛暑を忘れさせてくれます
暫し撮影を忘れてのんびり

こういう場所
好きですね

    

ここは俳人、松尾芭蕉が訪れたことでも有名
芭蕉はこの浮御堂をみて一句詠んでいます

「鎖あけて月さし入れよ浮御堂」

んんっ~やっぱり浮御堂は夜月の下でみると良いのかも?

        

炎天下の下ではありましたが、浮御堂満喫しました
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根本中堂

2007年09月29日 | 滋賀散策
比叡山

日本の歴史上にその名を数多く留め、日本人でその名を知らない人はいない位有名な場所

根本中堂は比叡山延暦寺の総本堂
田の谷峠から比叡山ドライブウェイに入りました



伝教大師最澄が一乗止観院という草庵を建てたのが比叡山の始まり
本尊は最澄が一刀三礼して刻んだ薬師瑠璃光如来

根本中堂前の駐車場に車を停め、多くの参拝客に混じって本堂を目指しました

    

杉並木道を抜け最初に見えてくるのが大講堂
照りつける日差しの中、朱塗りの柱が視界に飛び込んできました

    

講堂内には法然、親鸞、栄西、道元、日蓮などの等身大尊像が安置されています

そして大講堂の前庭にあるのが平和の鐘(開運の鐘)

    

開運を願って、一突き
比叡山の山並みに雪だるまの鳴らした鐘の音が広がっていきます
どうぞ、開運を...

鐘を鳴らした後、根本中堂に向いました

残念ながら、創建当時の根本中堂は織田信長に焼き討ちにより焼失しています
現在の根本中堂は、慈眼大師天海の進言により徳川三代将軍家光の命によって、1641年に再建されたもの

    

残念ながら中堂内は撮影禁止

        



根本中堂正面に杉に囲まれた石段があります

        

石段は一段一段がとっても高く、膝を腰の高さまであげないといけないほど

        

短い階段ですが、結構大変
汗だくで登りきって振り返ると、根本中堂が杉の間から望めます

    

石段の先には文殊楼

        

門徒ではありませんが、比叡山を満喫しました

    
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三井寺2

2007年09月28日 | 滋賀散策
三井寺の歴史は古い

大友皇子と大海人皇子が皇位継承をめぐって争った壬申の乱の時代に遡ります
壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子
大友与多王が亡父を弔うために建立されたのが始まり

    

貞観年間に入ると、盛隆を極めます
智証大師円珍和尚が住職となり天台別院として中興
東大寺・興福寺・延暦寺と共に「本朝四箇大寺」の一つに数えられるまでになります

    

智証大師円珍和尚が亡くなられると、円珍門流と慈覚大師円仁門流が対立
正暦4年、ついに対立が激化
円珍門下は比叡山を下り一斉に三井寺に入るという行動にでます
この時から延暦寺を山門、三井寺を寺門と呼ばれるようになり、天台宗は二分されることになったそうです

    

その後、幾たびもの災難が三井寺を襲います

天台宗両派の対立や源平の争乱・南北朝の争乱等による焼き討ち

それらの災難を乗り越えて今日があるのです

    

三井寺は山寺でもあります
観音堂までは山道

    

といっても高低差はほとんどなく快適に歩けますよ

    

観音堂は西国三十三箇所観音霊場の第十四番礼所

観音堂正面のテラスからは、大津の街並が一望できます

    

暑い日でしたが、テラスを抜ける風は心地よく一服の清涼感を味わうことが出来ました
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三井寺

2007年09月27日 | 滋賀散策
滋賀県の桜の名所のひとつ
大津の三井寺を訪れました

天台寺門宗の総本山として知られるこのお寺
正式名称は長等山園城寺といいます

では何故三井寺と呼ばれるようになったのか?
というと...

天智・天武・持統天皇の三帝の誕生の折、御産湯に用いられた霊泉がこのお寺にはあります
そこから「御井の寺」と呼ばれていたそうです
これがいつの時代にか三井と変化し、現在の三井寺という呼称となったそうです

桜の季節に行けば良いものを、何故か暑い盛りの夏に訪れました

    

大門から三井寺に入りました
この大門
古刹常楽寺(甲賀郡石部町)の門だったそうです
太閤秀吉によって伏見に移されたものを、後に家康が現在の位置に移築したものです

    

大門からまっすぐ進むと金堂となるのですが...
とほほ...

改修中でした

    

仕方がない...
あきらめて近くのスイレンの撮影をして楽しみました

    




金堂の奥から霊鐘堂へと向います

    

弁慶引摺鐘とよばれれる鐘が安置されているお堂

向う途中の楓が陽光を浴びて緑に輝いていました

        



さて弁慶引摺鐘
「寺門伝記補録」に記載がある鐘です
文永年間にこの鐘が叡山に持ち去られたそうで、その時に引き摺った後が鐘に傷跡を刻みました

    

でも、思うにこの時代の鋳造技術はつたなく傷や欠損があるのが普通
もしかしたら引き摺られた後ではなく、単なる鋳造ミスか?
はたして、真実は鐘が知るのみです

霊鐘堂から先には一切経蔵

    

内部には一切経を納める回転式の巨大な八角輪蔵があります
もとは山口県の国清寺の経蔵
慶長七年に毛利輝元によって移築されたものです

    

八角輪蔵も撮影

続く...
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東尋坊

2007年09月26日 | 福井散策
福井県の観光名所
東尋坊へ行きました

海食によって海岸の岩肌が削られて形作られた名勝
堆積岩層中に貫入して冷え固まってできた火山岩が東尋坊を形造っています
自殺の名所として知られた時期もあったようですが、今は地元観光協会の方々の努力もあってそんな雰囲気は微塵もありません

東側の駐車場に車を停め、いざ東尋坊へと向かいました
東側から東尋坊へと向かうと商店街を通り抜けることになります

    

この商店街
いわゆる魚市場で、多くの観光客が魚介類を買い求めています
辺りにはイカが焼けるいい匂いが漂い、歩いているうちについ買い食いしたくなってしまう事請け合い

    

雪だるまも途中で岩牡蠣とイカを所望
海辺で食べる魚介類は格別ですね

東尋坊には観光船が就航しています

    

訪れたのは夏休み
親子連れが列をなし、乗船まではかなりの時間待たなければならない状況
36℃を越える場所で順番を待つのはとても...

あきらめて周囲の撮影に専念することにしました

高さ25mの絶壁
ぎりぎりまで近づいてみるとその迫力に圧倒されますよ

        

絶壁から見下ろす海はとっても青くって息を呑むほど
夏なんだからと訪れた海
正解だったかも?

岸壁に立って見下ろす海は格別
広角での撮影
図らずも、地球の丸みが撮影できました

    

見下ろす海はとっても青くって、幻想的
この青さは感動ものです

        

    

汗が滝のように流れる中ので撮影でしたが、満足満足
暑いからと空調の効いた部屋に篭っていなくって正解

    

沢山の観光客の方々と共に東尋坊を満喫しました
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龍双ヶ滝2

2007年09月25日 | 福井散策
龍双ヶ滝は以前、滝の下まで降りれる階段がありました
滝つぼと同じ高さに立って滝を眺めることができたのです

でも、豪雨による土砂災害の復旧の後
下に降りる階段はなくなってしまっていました

しかし、そんな事ではメゲません
コンクリート柵を乗り越えて、2mほど下の砂洲に降りました
これって違反になるのかな?

        

見上げる滝を撮る前に、気になっていた滝の右側の部分を撮影


        

暫く撮影を続けていると、晴れ間が出てきました
バックの中を探してみましたが、フィルターがない

と、いうことはシャッター速度がコントロールできない

       
        

晴れて嬉しくないのは何か不思議な気分です
でも折角の青空ですから、空も入れて撮影してみましょう

        

これはこれでいい感じかも?

強い日差しを浴びて輝く龍双ヶ滝
荒々しさが増したような気がします

    


雪だるまが下に降りている姿を見て、幾人かの観光客の方が降りてきます
「赤信号みんなで渡れば...」
ちょっと気楽になりました


滝を撮る時は曇天の方が良いと考えておりましたが、場合によっては晴天でも良いかも

        

    

撮影場所を移動しながら撮影
これでもか!
っていうほど撮っちゃいました

とにかく沢山撮ったのでまとめて掲載します

        

        

        

    

        
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龍双ヶ滝

2007年09月24日 | 福井散策
福井県の幹線道路
国道476号線を進み、松ヶ谷の先で林道へ
対向車とのすれ違いが難しい道を進むと龍双ヶ滝があります

部子川上流の稗田川にかかる滝です
「日本の滝100選」に選ばれている滝

16年の豪雨で滝までの道が通行止めとなってから2年ほど
ようやく通行止めも解除
いざ、出陣です

    

国道から約7キロほど進むと駐車場(20台程度、無料)
駐車場から100mほど進むと滝に出会えますよ
ただ、付近にはトイレがありませんのでご注意を

駐車場に車を停め、三脚片手に滝に向います

        

駐車場から道をまっすぐ進み、右への曲がり角まで進むともう滝が目の前に

道からもう直ぐそこ
眼前に滝

    

落差60m
瀑布ではなく、岩肌を滑るように流れています

楓の木々が被っていて、それがまた神秘的

        

滝の上部が楓の枝に隠れて見えない!
ちょうどお隣の観光客の記念撮影が終了したので、場所を移動
右へ2mほど
ここなら全景が撮れます

        

そして更に右へ

        

どの位置からの撮影が一番美しいか、模索しながら撮影を続けました


この龍双ヶ滝
名前のとおり水は二筋に別れて、滝つぼへ

「昔、龍双坊という僧が修行をしていた」
「深い滝つぼには龍が棲み、時々昇天のために滝登りをした」
といった伝説が残されてるそうです

        

雪だるまとしては、瀑布よりもこういった滝の方が好み
好物を目の前にして、よだれズルズルです

        

いろんな撮り方を試して楽しみました

    

滝の岩肌を見ていると、水墨画のようなイメージが湧いてきました
滝撮影にしては珍しくモノクロ撮影も多数撮りました

        

今度はフィルターで...

        

どこを切り取っても絵になる滝です

    

沢山撮ったので、次回も続きます...
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ひまわり

2007年09月23日 | 岐阜散策
休耕田を利用してひまわりが植えられる
田んぼ一面がひまわり
毎年行われると聞いてさっそくネットでチェック

美濃国分寺東側の田んぼでひまわり畑が満開を迎えているとのこと
さっそく出掛けてみることにしました

天候の変化が激しい関ヶ原に近いからでしょうか?
訪れた時は雨でした

猛暑でアスファルトが溶けてしまうのではないかな、という道を進んで美濃国分寺に着いたのですが
美濃国分寺は厚い雲に覆われ気温も26度と涼しげ
車を降りる頃には、雨が降り出しました

激変する天候でした

出来れば晴天の下での撮影がしたかったのですが、まあ連日続いていた猛暑を考えると撮影には良かったかも?

    

畦に立ち見渡すと、視界一面が黄色のひまわり
これだけ大量のひまわりを一度に見ると圧巻ですね

    

同じ方向を向いて咲いているひまわり
何か、ひまわりに注目されているような感じです

ひまわりが日本に入ってきたのは、1660年頃
江戸時代の事
原産地は北アメリカ

    

夏といえばひまわり
夏の季語としてもよく登場する花です

北アメリカではインディアンの食用作物として栽培されていたそうです
そういえば、お酒のおつまみとしてひまわりの種を食べたこともあったかな?

        

食用油としても有名だそうです

    

天候はいまいちでしたが、咲いているひまわりを見ていると気分も上々

    

    

こりゃ来年も来なければと思う雪だるまでした

        
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立山黒部アルペンルート(帰路~ガルベ船)

2007年09月22日 | 富山散策
雨に降られて慌てて戻った室堂ターミナル
大観峰行きのトロリーバス乗り場に行ってみると5分後に出発するとのこと
急いで乗り込むことにしました

    

帰るにはまだ少し早い時間帯での復路
通常大観峰駅に到着すると、次のロープウェイの乗車待ちチケットが配布されるのですが、まだ早い時間だったのかそのままスルーで乗車できました
んんっ~渋滞対策は早い移動か?

ロープウェイ乗り場でゴンドラが到着するのを待っている間にダム湖を撮影しました
上の室堂では雨が降り出していましたが、こちらはまだまだ晴れ間がのぞいています
というか、快晴状態
山の天気は不思議です

    

        

ゴンドラが到着
乗車する皆さん、慌てずにね
ロープウェイからの絶景をいいポジションで見たいので皆さん焦っていらっしゃいます

    

雪だるまは慌てずにいつもの最後乗車
これだと、必ず乗車口の窓際に立てるのです
慌てなくても絶景を楽しめました


黒部平に到着したのは2時少し前
ケーブルカーも待ち時間なしで乗り込めました

    

こちらも皆さん焦っています
アルペンルートは以外と歩きます
立っている時間も長いので、乗り物はなるべく座りたいと思うのは分かります

乗車位置は最後部を確保
ケーブルカーの走行写真が撮りたかったのです

いよいよ出発

    

暗いのとスピードがあるのでISOは最初から3200での撮影
どうせ荒れるので、モノクロ撮影

        

トンネル内を疾走していきます
スピード感は出てますかね?

途中で登りのケーブルカーとすれ違います

    

ケーブルカーを堪能しました


本日最後の楽しみ
ガルベ船でのダム湖周遊です

黒部湖駅からトンネルを通って、ダム湖の周遊道へと進みます

    

乗り場に到着しましたが、乗船時間まではまだ10分以上あるとのこと
時間つぶしに近くのカンパ橋を渡ってみます

    

ここから眺めるダム湖も綺麗ですよ
ガルベ船に乗らなくても行ってみるといいでしょう

こちらは乗船場から見たカンパ橋

    

いよいよガルベ船での周遊です

    

時間は30分程度

結構楽しくて撮影を忘れて楽しみました

    

撮ったのは数ショットのみ

    

        



立山黒部アルペンルート堪能いたしました

        
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立山黒部アルペンルート(みくりが池)

2007年09月21日 | 富山散策
室堂バスターミナルから徒歩10分少々でみくりが池
遊歩道に沿って歩きます
見上げる立山連峰には雪渓

    

ちょっと天候が悪化してきています
山岳ならではの天気
あっという間に天候が変わってしまうのは仕方がないですが、残念

    

散策道はみくりが池に沿って続いています
水蒸気爆発により形成された火口にできた湖

    

所々に休憩場を兼ねた展望場があり、通過する都度撮影
どの角度からが一番なのかな??
最大水深15メートル周囲約630メートルの湖は無風快晴なら、ステキな逆さ映りを拝めるのに...
天候はともかくちょっと風があるので、波立って逆さ映りは期待できそうにありませんでした


    

暫く進むと、本日の最終目的地「みくりが池温泉」が見えてきました

    

みくりが池という名前、ちょっと変わっていますよね
昔話から付けられた名前で漢字で書くと、三巡ヶ池となります

それはさておき、みくりが池温泉
朝9時から夕方4時までの間、日帰り入浴が楽しめます

料金は大人600円
ここまで来たなら絶対入っておきたい温泉
日本一標高の高い場所にあることも理由ですが、入浴券がコースターになっていておまけに毎年デザインが違う
コレクションするのも良いかも?
(雪だるまの自宅には都合5~6年分のコースターがあります)

このみくりが池温泉の源泉は地獄谷と同じ
地獄谷までは長い階段を下りていくと行けます

    

ということはその分登ってこなければいけないわけで...
今回は中止


みくりが池温泉を堪能した帰り道
上空の雲からわずかに晴れ間がのぞくようになってきていました

        

次回は晴天無風を撮りたいものです

        

        


室堂ターミナルまで戻ってくると、アンケート調査をしていました
頼まれてアンケートを回答

        

そしたら、突然雨が降り出しました
どうやらいい潮時で戻ってきたようです
慌てて屋内に引き返す観光客の流れに乗ってそのまま室堂を後にしました
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立山黒部アルペンルート(室堂平)

2007年09月20日 | 富山散策
大観峰に到着

まずは屋上の展望台へと移動
ここから後立山連峰とダム湖が一望できるのです

屋上に上がると、老婆の二人連れが日傘の下で休んでみえました

一番上の段に上がって撮影

    

日差しが強すぎて、アンダー露出での撮影になってしまいます
ダム湖のエメラルドグリーンが表現できません

それでは、ちょっと寄って撮影してみましょう

    

帰ってきてからモニターチェックしてみたのですが、どうしても見た目のグリーンが表現できていませんでした
難しい...

    



室堂方面へのトロリーバス乗り場に行ってみると、もうすぐ出発するとのこと
あわててバスに乗り込みます

往路最後の乗り物
ここもトンネルの中
視界は真っ暗です

室堂ターミナルに到着して、まず最初にしたことは?
それは...

恒例の蕎麦屋

バス到着フロアにある蕎麦屋
決して美味しいわけではないです
どちらかというと不味い
蕎麦というよりは色の着いた細身のうどんのような蕎麦です

早朝から食事なしでこの室堂まで
大抵、いつもこの方法で室堂まで入るので到着するころにはお腹が空いているのです
この日も室堂到着は10時頃

さっそく入って「かけそば」を頂きました

    

空腹に勝る調味料なし...



室堂の標高は2,450m
さすがに少し寒いです
この時の気温12.2℃

1階のフロアの上には「ホテル立山」があります
一度も泊まった事のないホテル
唯一フロアのおみやげ物やに寄った程度
一度泊まってみたいものです
(宿泊料金は一泊3万円前後)

さて、階段で3階まで上がると室堂平に出れます

屋上テラスからは弥陀ヶ原へと続く道がみれます

    

あの道が雪の大谷で有名な道
毎年4月17日~室堂雪の大谷ウォークが行われる場所です
ちなみに昨年の大谷ウォークの時はこんな感じです

    

歩くとこんな感じです

        



さて、NOWに戻りましょう

室堂ターミナル前には立山玉殿の湧水があります
最高峰の湧水
味わなきゃ、もったいないので列に並んでペットボトルに水を汲みました

        

さあて、これからみくりが池まで足を伸ばしますか

    
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立山黒部アルペンルート(黒部平)

2007年09月19日 | 富山散策
慌てて乗り込んだケーブルカー
最後尾に滑り込みました

自然景観保護と、雪害防止の為山をくり貫いたトンネル内をケーブルカーは進みます

無機質なその空間が面白くって、つい撮影

        

ISO2000・シャッタースピード1/25

乗車時間は5分程度
黒部平に到着です

到着は8時40分くらい
始発のロープウェイが9時からなので、少々待ち時間があります

ケーブルカーを降りる時にもらった整理券ナンバーが「5」
9時20分くらいには乗れるとの事

このアルペンルートで一番渋滞するのがこのロープウェイ
他の乗り物は100名以上の輸送力があります
が、ロープウェイだけは80名と少なくここに人が集中

秋の紅葉の時期などはご用心
昨年の秋、大観峰からこの黒部平に降りるのに待ち時間3時間を体験しました

待ち時間を利用して、黒部平駅の屋上に上がることにしました

悪天候や、残雪があるときは閉鎖されている屋上
久しぶりに訪れる事ができました

    

絶景です

はるか彼方に見えるのが大観峰駅

        

ちょっと小さいですが、月も写りました
刻々と姿を変える雲
その姿が美しく、何枚も撮影してしまいます

        

黒部平から大観峰まで続くカール
遠目に見ると木々が芝生のようにも見えますが、実は3mを越える原生林
知らずに立ち入ると迷ってしまうこともあるそうです

雪だるまは以前、ここをスキーで滑り降りたことがありますが、その時には積雪の下にそんな大きな木々があるなんて思ってもみなかったです

    

いよいよ始発のロープウェイが動き出しました
そろそろ駅構内に戻る時間となったようです




構内に降りてみるとまだ受付番号は「3」でした
まだ、少々時間があるようです
そこで、屋外に出てみることにしました

    

ここから眺める景色もいいですよ
日差しが痛いくらい
標高が上がると紫外線の量も増えるのでしょうか?

日陰で一服
暫し時を忘れ景観を楽しみました

そうこうする内に、ロープウェイの乗車時間となりました
乗車口に並んでゴンドラの到着を待ちます
でも、素直に並ばずゴンドラ乗り場からの景観を撮影

    

だんだんゴンドラが近づいてきます
こうやってみると意外と速度が速い

ほら、もうすぐそこまで来ました

    

乗り込んですぐに前方方向正面の窓の前に陣取れまして
出発です
動き出してすぐは、少し揺れます
出発後10秒ほどで揺れも治まり、撮影開始

    

途中一本の支柱もないワンスパン構造
距離約1700m
標高差488mを7分ほどで移動

    

長野県側から室堂を目指すと、唯一景色がみれる乗り物
360度のパノラマが楽しめますよ

    
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立山黒部アルペンルート(黒部湖駅まで)

2007年09月18日 | 富山散策
いよいよダム上部を徒歩で渡ります
この徒歩移動、
堰堤を歩く訳ですが全長が492mあります

    

すぐ先に向こう岸がある様な錯覚に囚われますが、それは目の錯覚

殉職者慰霊碑の位置からダム湖を望むとご覧のとおり

    

美しさに我を忘れそう

何度も訪れていますが、なかなかいい天候に恵まれず
苦節○回目にしてようやく晴れのダム湖の撮影に成功

過去に1回、紅葉の時期に晴天に出会っているのですが、その時はまだ一眼レフではなくお遊びカメラ

ようやく撮れたって感じです

    

今年の秋にもチャレンジする予定
晴天であります様に!!


堰堤を移動しながら撮影

    

ダム湖側はこんな感じ
一方、下流側はというと...

        

胸丈ある欄干から身を乗り出すと、観光放水を見下ろせます

堰堤の幅は約8m
ダム湖の美しさに見惚れ、観光放水を上から色んな角度で眺め...
右に左に蛇行しながら歩くことになりました

周りの観光客の方々も似たような感じで左右に蛇行歩き

    

カンパ谷のつり橋
下に浮かんでいるのが遊覧船のガルベ船

帰りにガルベ船に乗る予定


ダムの中心はちゃんとプレートがあるので迷いません
記念撮影スポットなので、多くの観光客の方が足を止め撮影しています
雪だるまは行ってきました写真を撮る趣味はないので、替わりに真上から見た観光放水を撮影

    

渡りきるのに普通なら10分程度
急ぎ足なら5分少々

でも、雪だるまの歩みは15分以上

        

ダム湖が鏡のようになり、後立山連峰を映し出していました

    

ようやくダムを渡りきりました

        

次の乗り物はトンネル内を進むケーブルカー
黒部湖駅から黒部平までの約0.8km
高低差373m
最大斜度31度

    

駅に到着したら、ケーブルカーが発車寸前
あわてて乗り込みました

    
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立山黒部アルペンルート(黒部ダム2)

2007年09月17日 | 富山散策
展望台からは岩肌に沿って階段で降りていけます
降りていくと、見下ろしていたダムが徐々に真横に

圧倒的なコンクリートの塊

    

それが黒部ダム
この位置からだと、アーチ式ダムの特徴がよくわかりますよね

反り返ったコンクリート面
作業用のタラップがまるでミニチュアのセット
展望台から見ると余りのスケールの大きさに実感が湧かないですが、岩肌に沿って降りるに従ってダムのスケールを実感

観光放水も間近に迫ります

    

毎秒10立方メートルの放水
数字ではあまりピンとこないですが、こうして眼前に迫ると体感できる様な気がします

    


展望台から続く下りの階段
ダムレストハウスへ着くほんの少し手前から、ダム新展望台へ至る下りの階段があります

        

階段を降っていくとダムを見上げることになるのですが、まるでダムが迫ってくるように感じられます

    

放水音も大きくなり水の轟きが体を打ち、圧倒的な迫力で眼前を支配

        

滝とは違った、水の作り出すパフォーマンス
水しぶきが霧状になって、風の具合で時折漂ってきます


        



堪能させて頂きました

再び戻ってダム上部に向います

ダムレストハウスの中を抜けるとダムの上部へ

ここにはダム建築で殉職した方々の慰霊碑があります

    

観光でこの地を訪れるとしても、工事で犠牲になった171名の殉職者を偲ぶ心は持っていたいものです
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立山黒部アルペンルート(黒部ダム)

2007年09月16日 | 富山散策
黒部ダムと聞くと...

昔の人は「黒部の太陽」
今の人は「プロジェクトX」

トロリーバスはダム施設内地下の駅に到着します
ここから先を急ぐ方は地下通路を通ってダム上部に

観光なら距離100m、220段の階段を登った先の展望台へ

雪だるまは観光なので、展望台へと向います

    

この階段意外と大変
登るのが結構辛い
途中、湧き水が飲める場所があります
湧き水を飲んで小休止

心臓の鼓動が感じられるくらい脈拍が上昇した頃
展望台へ到着

絶景が待っていますよ
階段はちょっと辛いですが、絶景が味わえますので是非行ってみてください

    

トンネルを抜けると後立山連峰の頂が...
雲が晴れて最高のロケーションが待っていてくれました

    

黒部ダム
何故か「くろよんダム」と呼ばれることもある日本最大のアーチ式ダム

ダムの高さは186m
幅492m
総貯水容量は約2億トン
総工費は建設当時の費用で513億円
作業員延べ人数は1,000万人
工事関係者の殉職は171人を数える
難工事の末1963年に完成を見たダム
現在では年間100万人以上の観光客が訪れる場所です

    

展望台で標高は1,508m
階段を登って火照った体に、涼しい風が心地いいです
この展望台にも湧き水があります

    

後立山連峰の地中深くからしみ出したアルプスの天然水をガブガブ飲みました

振り返って見上げれば大観峰辺りの雲も消え始めています
こりゃ好天が期待できるかも?

    



毎年6月26日から10月15日までの期間は観光放水があります
毎秒10立方メートル以上
凄い迫力でダムから放水されていました

    

あのダムの壁
織田裕二主演の映画「ホワイトアウト」のロケ地ともなった場所
一度でいいので、あの通路を歩いてみたいですね

    



世界のダムと比較するとそれほど大きくもないダム
貯水量でも高さでも発電量でも大したことはないダム
でも美しさなら世界のダムにも引けを取らないでしょう

    

続く...
コメント (6)
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