雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

ダイビル

2017年05月31日 | レトロビル内訪
平成25年にリニューアルされたビル



ダイビルとは



旧名称は
大阪ビルヂング



略称で



大(おお)ビルと呼ばれ



大(おお)を
読みやすいダイに置き換え



ダイビルが正式名称になってしまった経緯がある



旧ビルの一部を建材として再利用



上層階とのギャップが
絵になる建物だ

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平野神社

2017年05月29日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
元は平城宮の宮中にあった



平安京へと
遷都された折



共に
平野の地へと移された



春の頃は



祭りムード一色



遥か昔より



桜を愛でたこの社



今の世になっても



訪れる人は
後を絶たない

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仁和寺

2017年05月26日 | 京都散策
春は此御境内の奥に八重ざくら多し
洛中洛外にて第一とす



貝原益軒の京城勝覧に
そう記され絶賛された桜



御室桜







岩盤が固く
根を張れないことから
御室の桜は背が低い



古事によると



背と鼻の低い女性を
御室の桜のような
と評したらしい



今御室清水為一双

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原谷苑

2017年05月24日 | 京都散策
桜の名刹は数多かれど



原谷の桜に
およぶ桜は無し



毎年
桜の季節になると
原谷へと足を運ぶようになった



数年間
晴天下でここの桜を楽しめたのだが



今年は残念なことに
小雨降りしきる雨天下での鑑賞となった







しかし
こちらの桜は色が濃い



雨天でも



美しい



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蹴上インクライン

2017年05月22日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
ねじりまんぽを通り抜け



坂道を登って
インクラインに立つ



京の桜の名所として
絶大な人気を誇るスポット



あまり天候の良くない午後のひと時



インクラインは桜を楽しむ人々で
あふれかえっていた



琵琶湖から京都市中へと
用水を引く疎水事業
ここは舟運ルートの一角



傾斜鉄道



戦後運行は取り止めとなったが



撤去されたレールと台車を復元させ
静態保存の産業遺産として残されている


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京都府庁旧本館

2017年05月19日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
明治37年に竣工した
現存する日本最古の官公庁建造物



府庁としての機能は新庁舎へと移行したが



現在でも
執務室や会議室として使用されている



桜の季節の頃



庁舎中庭には6本の桜が花を咲かせる



祇園しだれ桜
紅一重しだれ桜
紅八重しだれ桜
大島桜
容保桜



艶やかに



そして慎ましく



旧庁舎を彩る

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出水の桜

2017年05月17日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
御苑と呼ばれる一角



京都市中あちこちに
居を構えていた公家集を



一箇所に集約させたのは
織田信長



自由勝手に
影響力を行使する公家集を



実効支配を強めるために
御苑に集める政策は理の当然



織田信長が考案し
羽柴秀吉が完成させた



出水の桜の周辺は
一際大きい敷地を持った
嘉陽宮の邸宅跡地



出水の小川は
屋敷庭園遺構であったのか?



そんなことを思いながら
桜を鑑賞

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京都御所

2017年05月15日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
京の都に
御所が置かれたのは平安遷都の折から



尤も遷都当時の内裏は



現在の京都御苑の位置ではなく
千本通り付近



内裏の位置は
現在の東神明町付近



詳しく知りたい方は下記URLのオーバーレイマップを参照されるといいだろう
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/theater/html/heian/



この場所には
元々里内裏の一つである
土御門東洞院殿が建っていた



南北朝時代に
北朝の内裏となり



南北朝合一以後
幕末まで皇居として使用されている



一般公開になり
何時でも訪れることが出来るようになった


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近衛邸跡

2017年05月12日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
藤原北家近衛流の嫡流



藤原忠通の長男
近衛基実が祖



室町の東の邸宅を
近衛殿としたことから
近衛の家名が生まれた



明治の代まで
代々受け継がれた家紋は近衛牡丹



邸宅は
京都御所北西の端にあった



今日
建造物を見ることは出来ないが



邸宅跡には
かつての庭園の名残があり



枝垂桜が見事に咲く



今年は残念ながら
雨天での鑑賞となった

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北野天満宮

2017年05月10日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
色の無い季節が終わり
艶やかな色ある季節がやってきた



色彩を求め
最初に訪れたのが北野天満宮だった



天神信仰の中心



大宰府で没した菅原道真は
天満大自在天神という神格になる



それでも
疫病が流行し
日照りが続き
醍醐天皇の皇子が相次いで病死する



極めつけは
清涼殿落雷事件



道真の怨霊は
雷神と結びついたのだ



更なる祟りを恐れ
道真の罪を赦すと共に贈位を行ったし
朝廷は北野天満宮を建立した



千年を超える時を経て
道真はまだ怨嗟のなかにあるのだろうか

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河井寛次郎記念館

2017年05月08日 | 京都散策
師の居ない陶芸家



あえて言うなら
東京高等工業学校窯業科が師にあたる



師弟関係を重んじる陶工の世界では
異色の陶芸家であった



1万種を超える釉薬の研究
中国陶磁の模倣と研究



科学的研究の成果を取り入れた作品を発表



超絶技巧の華やかな作品で
新人にして名人と一躍有名人となる



晩年には



世界民族との融合も模索



今日でも
寛次郎の作品は美しい

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八坂の塔

2017年05月05日 | 京都散策
正式名称は法観寺
山号を霊応山と称す



寺といっても
境内には塔以外の建物は無い



そのため
通称である
八坂の塔のほうが浸透している



創建時期は不明
聖徳太子開基説もあるが信憑性に乏しいし



そも、聖徳太子なる人物の存在すら怪しいのだが



平安京造営以前から
寺院が存在したのは確かとされている



今日の学説では
朝鮮半島系の渡来氏族
八坂氏の氏寺として創建されたという説が有力だ



一般公開されているのだが
公開日は決まっておらず
天候や寺院関係者の都合等で
日時や公開時間が変わる



公開していたら迷わず訪れる
比較的、週末は公開している日が多い

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龍谷大学

2017年05月03日 | そうだお金を使わずに京都を巡ろう
龍谷大学といえば
伏見稲荷の南東
伏見区深草にあるのだが



文学部は



京都駅すぐ北
西本願寺の直南に在る



七条通を通過するとき
薄草色の校舎が一際目を惹く



キャンパス内は立入り自由



守衛に挨拶し
校舎を撮影





清和館には学食があり



学生に紛れて
久しぶりに学食も堪能した

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新開筋 山王市場

2017年05月01日 | 商店街 市場
御堂筋線動物園前駅から
南へと続く動物園前商店街



その途中から東へと分岐する商店街



新開筋商店街



道幅は広く
通り易い雰囲気



だが
寂れ感は漂う



この市場の東端には
あべのキューズモールが建ち
近代的な風景を見せているが
そのすぐ西には
旧態然とした市場が横たわる



新開筋商店街の
一筋北側には山王市場が平行して存在する



通りは狭くなり
4m道路程度



狭くなった分
レトロ感が増す



昨今



大都市の再開発が加速している
綺麗といえそれまでだが
無機質で幾何学的で
ただ綺麗なだけの空間



大都会は
それでだけでは面白くない

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