日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています
万博公園
昭和47年に大阪で開催された
万国博覧会会場の跡地
広大な敷地には
多くの花々が咲く
訪れたのは夏
汗を流しながら
さ迷う
太陽の塔が
見つめてくれていた
半夏生
ドクダミ科の多年性落葉草本植物
別名
「三白草」
七十二候にも
半夏生はある
かつては夏至から数えて11日目だったが
現在では
天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日を指す
おおよそは
7月2日のころ
ここ両足院は
半夏生が庭園を彩る
初夏の頃
訪れたい寺院である
神泉苑で初の御霊会が催されたのは
貞観5年の事だった
疫病は
恨みを現世に残したまま亡くなった
人々の怨霊の祟り
しかし
その翌年には
富士山が大噴火
6年後には貞観地震が
不安はいや増し
ついに朝廷は決断
66本の矛を卜部日良麿が立て
諸国の悪霊を移し宿らせ
諸国の穢れを祓った
神輿3基に
牛頭天王を祀り
御霊会を執り行う
1,100年以上の時を経て
今日、再度諸国の悪霊を移し宿らせ
穢れを祓う必要に
迫られているのかもしれない
祇園御霊会
京の都の厄を払う
その祭りのハイライトは山鉾巡行
巡行ができない
よりにもよってその厄で
災厄の名は新型コロナ
WHOが忖度して変な名称を付けたが
武漢熱というのが正しだろう
続く