行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

コロナ禍のハザイ教室

2020-06-27 15:40:18 | 日記
 梅雨空の中、ゴム長靴を履いて廿日市市木材利用センターへ久しぶりにハザイ教室へ出かけた。電車内で、ゴム長を履いている人は一人も見かけなかった。廿日市駅そばの保育園が5ケ月見ぬ間に見事に新築完了していた。
 本日のハザイ教室、なんとボランティアが10名揃い踏み、参加者も10名とマンツーマンだった。そして初めての参加者が多かった。小さい子と、大きい子が半数で、当方はじめは小さい3兄弟の工作を手伝いながら見ていた。
 後半は姉弟とお母さん家族の様子を見学していた。本立てを作った姉は、今年中学1年生になったと、己斐西町のボランティア森さんのアシストで素晴らしい本立てが出来上がった。材料はカンナで面取りをし、糸鋸で両サイドに見事なカットを入れ、組み立てにはスクリュー釘で打ち付け、がっちりした作品となって満足そうだった。300円の材料で、1,500円くらいの付加価値がついたと褒めておいた。
 帰り、五日市駅までボランティア仲間の堀江さんの車で送ってもらい助かった。コロナ禍の中健康に留意しながらお手伝いを続けていきたい。


夏越の祓え(なごしのはらえ)

2020-06-26 14:41:20 | 日記
 井口大歳神社へ、茅の輪くぐりがセットされているか出かけてみたが、早すぎたかその様子は確認できなかった。なので少し足を延ばし近くの田んぼの様子を拝見(写真)、見事に田植えが済み、日本の原風景が残り感激した。すぐそばの畑で持ち主さんが色付いた梅の収穫をしておられた。梅干しづくりにはこの完熟梅が最高らしい。
 6月末に半年分のけがれを祓い、後半もよい日々になるよう祈願する行事が夏越の祓えだ。別名「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」と呼ばれる。
 茅の輪とは、チガヤという草で編んだ輪のこと。神社境内に作られた輪の中を「水無月の夏越の祓いする人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら8の字を書くように3度潜り抜ける。茅の輪をくぐることで病気や災いを免れることが出来るとされています。
 今年の春は、コロナウイルス禍で生活が大きく狂わされ、何か月も蟄居を余儀なくされただけに「コロナの祓え」を夏越の祓えに被せて世の中の平穏を願いたいものである。

桃と枇杷の生産が盛んだった

2020-06-22 15:26:01 | 日記
 戦前井口地区は、桃と枇杷の生産が盛んで、どちらも袋掛けの大仕事がある。瀬戸内海大崎上島に生活したことがあるが、ミカン生産が盛んで、袋掛けはないが、収穫は実に傷がつかないようにハサミでへたのぎりぎりを二度切りする。肩からつるした袋に入れると重さが増して足腰に負担がかかる重労働らしい。井口1丁目にもミカン畑が残っていたが、宅地化が進み減少してしまった。
 ビワは、開花期が11月から2月、黄白色の香りの良い小花を付け、ミツバチが群れる。翌夏に黄色の果実が熟し、初夏を告げる果実として親しまれている。長崎では実の丸いものをヒワ、楕円形のものをビワと言って区別する。別名金珠(きんじゅ)、生食のほか、缶詰、瓶詰としたりジャムなどに用いられる。また枇杷薬湯は、葉を乾燥させ煎じたもので暑気払いに良いとされている。
 昼前、いつもの農家さんから、朝どりのビワを頂いた(写真)。車の終活をしてから、徒歩で買い物に上へ下へと出かけるが、袋のかかった枇杷の木も見かけるが、井口台に通じるバイパスしたのトンネル近くの谷には、持ち主の高齢化からか大きな枇杷の木が放置されており、実がついたままで時々カラスがつつきに飛来している。

24節気の夏至

2020-06-21 09:40:49 | 日記
 「春」立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨
 「夏」立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑
 「秋」立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降
 「冬」立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
 第10番目の夏至は、太陽暦では6月21~22日頃に当たる。夏至は1年で一番昼が長く、夜の短い日となり太陽の力が強くなる。例えば東京では、夏至の日の昼間は14時間35分、冬至のころより4時間50分長い。
 この時節は、曇り空を慰めるかのように紫陽花がさまざまに色付く。紫陽花の魔除けは、半紙に紫陽花を一枝包み、水引で結び逆さにして玄関やトイレなどにつるす。72候で楽しむ日本の暮らし 広田千悦子著 角川ソフィア文庫より。
 72候の半夏生は、夏至から11日目の7月2日頃、「半夏半作」は梅雨は半夏生までに上がるから、それまでに田植えを済ませないと半作になるという言葉のようだ。タコを食べる風習は、稲の根がタコの足のように四方八方に根付くように願ったといわれる。またタコには「タウリン」という栄養素が多く含まれ疲労回復にいいと言われている。