行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

桃と枇杷の生産が盛んだった

2020-06-22 15:26:01 | 日記
 戦前井口地区は、桃と枇杷の生産が盛んで、どちらも袋掛けの大仕事がある。瀬戸内海大崎上島に生活したことがあるが、ミカン生産が盛んで、袋掛けはないが、収穫は実に傷がつかないようにハサミでへたのぎりぎりを二度切りする。肩からつるした袋に入れると重さが増して足腰に負担がかかる重労働らしい。井口1丁目にもミカン畑が残っていたが、宅地化が進み減少してしまった。
 ビワは、開花期が11月から2月、黄白色の香りの良い小花を付け、ミツバチが群れる。翌夏に黄色の果実が熟し、初夏を告げる果実として親しまれている。長崎では実の丸いものをヒワ、楕円形のものをビワと言って区別する。別名金珠(きんじゅ)、生食のほか、缶詰、瓶詰としたりジャムなどに用いられる。また枇杷薬湯は、葉を乾燥させ煎じたもので暑気払いに良いとされている。
 昼前、いつもの農家さんから、朝どりのビワを頂いた(写真)。車の終活をしてから、徒歩で買い物に上へ下へと出かけるが、袋のかかった枇杷の木も見かけるが、井口台に通じるバイパスしたのトンネル近くの谷には、持ち主の高齢化からか大きな枇杷の木が放置されており、実がついたままで時々カラスがつつきに飛来している。