行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

夏越の祓え(なごしのはらえ)

2020-06-26 14:41:20 | 日記
 井口大歳神社へ、茅の輪くぐりがセットされているか出かけてみたが、早すぎたかその様子は確認できなかった。なので少し足を延ばし近くの田んぼの様子を拝見(写真)、見事に田植えが済み、日本の原風景が残り感激した。すぐそばの畑で持ち主さんが色付いた梅の収穫をしておられた。梅干しづくりにはこの完熟梅が最高らしい。
 6月末に半年分のけがれを祓い、後半もよい日々になるよう祈願する行事が夏越の祓えだ。別名「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」と呼ばれる。
 茅の輪とは、チガヤという草で編んだ輪のこと。神社境内に作られた輪の中を「水無月の夏越の祓いする人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら8の字を書くように3度潜り抜ける。茅の輪をくぐることで病気や災いを免れることが出来るとされています。
 今年の春は、コロナウイルス禍で生活が大きく狂わされ、何か月も蟄居を余儀なくされただけに「コロナの祓え」を夏越の祓えに被せて世の中の平穏を願いたいものである。