行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

庭木のそろい踏み

2022-01-27 12:03:57 | 日記
 椿ー段原再開発前の自宅にあった斑入りの小木を30数年前庭に植えた。単色の赤や白の花弁が咲く枝も時にある。年内に開花した年もあった。開花すると早速ヒヨがキーキーと声を上げ蜜を吸いに飛んでくる。そのヒヨが以前花弁を捕食している姿を2階の窓から見たことがある。ある年には、向かいの庭木に巣をかけた様子で親鳥が嘴に実をくわえて茂みに出入りしていたが、途中カラスにやられた様子だった。
 紅梅ー妻の実家、府中でお母さんが鉢に育てていたものをもらって、庭に地植え育ったもので年々大きくなった。引っ越してきたころ周囲にまだ田んぼが残っていて、百舌鳥がカエルを枝の鋭いところに突き刺し干からびていたものをみつけたこともあった。モズのはやにえというらしい。
 蝋梅ーこちらは種を拾って大きく育てたもの。妻が元気なころ、よく車を走らせ広島市植物公園にでかけていた。この花は庭木でもよく見かける花で、毎年初詣で大歳神社に出かけるが、途中のお宅で日当たりのよい枝に咲いており、正月には咲いていることが多い。
3本の木ともよく枝を切ってきたが、今もめげずに開花している。特に家のリフォームをした年、足場を立てるのにいずれも邪魔な部分は痛めつけたが、年年歳歳花会い似たりでいやされている。花鳥風月を楽しみながら年齢を重ねている。

大寒

2022-01-20 15:25:32 | 日記
 24節気のうち最後の節。立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒と冬の節気を順に迎えてきた。1年で最も寒さが極まるころ。大雪が降ったり、氷が張ったりするのもこの時期が多い。この後にやってくる立春に思いを馳せる。枯草の中からフキノトウが顔を出す。ふっくらとした蕾にははっきりと季節の動きを感じて気持ちも和らぐ。梅の花も咲き始め、蝋梅も椿のつぼみも枇杷の花も膨らんで花を開かんとしている。
 1月21日はその年の初めの弘法太師の縁日である初太師とか「仏法遥かに非ず。心中にして即ち近し」(仏はどこか遠くにいるのではなく、自分の心の中に)という言葉がある。
 昨年暮れ灯油一缶1,990円で購入したが、思い起こすと1,650円という年もあり随分高くなったなと感じた。クリスマス寒波、年末寒波で石油ストーブを使い始めた。広島・山口・沖縄で第6波のオミクロン株が流行し始めた。全国都道府県対抗男子駅伝は断念されたが、女子は京都で開催されテレビ中継を楽しんだ。
 只今は相撲中継が唯一刺激をもたらしてくれる。

地図作り(6年前のブログ)

2022-01-13 16:14:02 | 日記
 それは中学生の頃の話になる。当方1956(昭和31)年段原中学校を卒業している。当時1学年8クラスで、57人のクラスメイトがいた。同期で最も有名人には、元プロ野球選手の張本勲君がいる。段原の再開発で実家も中学校も立ち退きになり、中学校は霞町の元警察学校跡地に移転した。
 写真は、実家から持ち帰った広島県の地図模型で、フレームには1年K組大段徳行の名前が残る。夏休みの自由研究で作った20万分の1地製図を基にした段ボールを等高線100mごとにカットし積み上げ、100m以下、300m以下、300m以上の3色に色分けしている。鉄道・河川・国立公園の範囲などを示している。
 地図の枠の台は、不揃いの建築廃材を寄せ集めて作ったもので、松脂の付いた松材などの結構重量のある代物だ。こうして物心ついたころに亡き父に地図作りを教わり、地理への興味を深くする素地が養われたに違いない。
 年老いて来たので、いつまでも残しておくことはやめて、ここらでしっかり見納めブログに記録して解体し、明日の可燃ごみに出す予定にしている。

小寒

2022-01-05 10:43:14 | 日記
 本日は、24節気の「小寒」で、小寒とはまだ寒気が激甚とまでいかない時期という意味らしいが、「小寒の氷大寒にとく」と言われるぐらいで、大寒よりもかえって寒い日のくる場合も多いとか。大寒は1/20で、小寒と立春との中間に位置し、昔から最も寒気が厳しいころといわれている。
 コロナが3年にまたがり社会活動はままならず蟄居生活が続いているが、今年は当地区で井口とんどが規模を縮小して実施される予定だが、ここにきて第6波のオミクロン株が流行し始め、予断を許さなくなった。
 それでも年年歳歳花会い似たり、今年も紅梅が蕾をつけている(写真)。クリスマス寒波・年末寒波とそれぞれ薄化粧したが、年明けから数日間小春日和に恵まれた。そんな中みずみずしいセリが出回っている。周りの足音を見れば、小さいながらも様々な新芽がしっかりと土を掴み生えて冬萌の様相。七日は七草で日本に古くからある七草がゆを食し、胃腸をいたわることも大切だと思う。