行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

夏野菜

2020-06-14 11:01:42 | 日記
 家庭菜園で夏野菜を育てるお宅がある。(写真)
 手前の大きな葉は、ズッキーニで外見はキュウリに似るが、カボチャの仲間だそうだ。ズッキーニやスイカは雌花と雄花を受粉させて実がなる。
 左手のキュウリ、支柱に弦を巻き付けながら成長、根元には虫よけなのかワラ(稲・麦の茎を干したもの)が敷かれていた。花の根元にミニキュウリがついていないものが雄花になる。一つの株に雄花と雌花がついているが、受粉しなくても実が大きくなる性質がある。
 奥側には茄子が植えられ、妻が子供のころお母さんから「茄子の花と親の意見は千に一つも仇はない」と聞かされていたらしい。茄子の花は咲いたら必ず実になる。親の意見も茄子の花と一緒で何ひとつ無駄ががなく、必ず役に立つという意味。
 逆に①秋茄子は嫁に食わすなとは、憎らしい嫁には美味しい茄子を食べさせるのはもったいない。②秋茄子は体を冷やすから大事な嫁に食べさせるな。③秋茄子は種が少ないので子種が出来なくなるから食べさせるななど言い伝えもある。なるほどちぎる秋なすびと聞いたこともある。