行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

霜降

2023-10-24 15:10:39 | 日記
 霜は、夜間気温が下がった際、空気中の水蒸気が地物に触れて凍ってできる細かい粒。南北に長い日本は、地域によって違いがあるから広島ではまだ早い感がある。でも今日は24節気の霜降で、霜初めて降るとある。
 秋の節気は、順番に立秋・処暑・白露・秋分・寒露そして最後が霜降になる。霜は農作物にとっては害になる、昔から八十八夜の別れ霜といい、立春から数えそのころから農家の方は忙しくなる。霜が降りる心配がすっかりなくなると、稲の苗がすくすく育っていくことになる。
 暖かい地域ではもう少し先となる霜ですが、寒いところではそろそろ降りる頃です。松の木に近づき見れば、その年にできる青々とした松笠、みずみずしい姿がある。空気が乾燥して朝顔や苦瓜など植物の種採りに最適な時。様々な種を机に並べて来春の蒔き時に思いを馳せるのも楽しいかもしれない。

寒露(かんろ)

2023-10-08 11:16:25 | 日記
 24節気の1つ。24節気説によれば、秋は6節気に分かれ、立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降の順に秋が深まるものとする。
寒露は陰暦では9月の節、太陽暦では10月8~9日頃に当たる。寒露とは、露が寒冷の気にあって、凍る手前であるという意味である。
日本の72候説によれば、この時節には「鴻雁来たる。菊花開く、コオロギ戸に在り」とされ、東京新72候によれば「麦まく、柿実る、
リンドウ咲く、雁はじめてきたる、マツタケ出始め、野菊咲く」ちなみに拙宅では、シュウメイギクが元気よく咲いている。
 ツバメが南へ去って寂しさを感じるころ、代わりに秋・冬鳥が来る。シベリア方面から渡来するものが多く、カモやツグミなど彩が豊か。
この時節は日没から暗くなるまでの時間が短い。午前中掃除する前に慌てて衣替えをしておいた。