言葉の知識大辞典 主婦と生活社には、24節気の1つ、立冬と大雪の間に位置し、陰暦で10月中気、太陽暦では11月22日~23日頃に当たる。寒さがまだ深まらず、雪もわずかであるという意味。冬に入ったばっかりの時節で、まだ寒さも厳しくならない時を指してこういう。俳句では、初冬の季語として使われている。
また角川ソフィア文庫の72候で楽しむ日本の暮らしには、装う山や街路樹の彩を楽しむころ。寒さはまだ厳しくないが、季節の歩みを確実に感じる。冷たい北風が木々の葉を散らす。小雪に入ると、太陽の光も弱弱しくなり、曇りの日が多くなってくる。美しい虹の色とも来春までお別れという候。4月の「虹はじめてあらわる」と対をなす候ですが,実際は諏訪湖の水平虹など、晩秋から冬にかけて現れる虹もあります。23日は天皇がその年の新穀をすべての神々にお供えし自らも食す新嘗祭。この日を迎えて初めてあらたまった気持ちで新米をいただくという習わしは、大切なことを思い出す良い機会。1971年5月当方の妹が「瀬戸の花嫁」を歌ってくれて依頼51年と金婚式が過ぎた。そーい、そーい・・・