行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

秋分

2023-09-23 15:14:45 | 日記
 秋の彼岸の中日で、24節気の1つ。白露と寒露の間に位置し、太陽暦では9月23日ころ、太陽は真東から出て真西に沈む。昼夜の長さがほぼ等しい。この日から次第に夜のほうが長くなって「秋の夜長」になる。日本の72候では「雷すなわち声を収む、膣虫(ちつちゅう)戸をはいす。水始めて
渦(か)る」小さな虫は、戸を塞ぐうに身を隠し始める。2月初めの啓蟄に対する候。
 秋分の日は「先祖を敬い亡くなった人々しのぶ日」として国民の祝日に定められている。
 朝日新聞花おりおり 平成14年9月23日によると 彼岸花 北地除けば、ヒガンバナは日本の秋を強烈に演出するが、これは自然分布ではない。原産地は中国、田の畔や土手に多いのは野ネズミが穴をあけのを毒性のある球根で防いだからであろう。
 そして写真のシュウメイギク(秋冥菊)は、キンポウゲ科の植物の一種、別名貴船菊。名前にキクがつくがキクの仲間ではなくアネモネの仲間である。高さ50cmくらいの宿根草。

白露

2023-09-08 08:45:44 | 日記
今日は24節気の白露、処暑と秋分の間に位置する。白露とは陰気が積もって、露を結ぶとという意味で、秋の気配が濃くなる時節である。日本の72候では「草露白し、キセキレイ鳴く、燕去る」とされ、東京72候では「モズ高鳴き、おみなえし花盛り、イチジク実る、ケシ花咲く、ススキ花開く」とある。
 72候で楽しむ日本の暮らし 広田千悦子 角川ソフィア文庫 定価 本体760円(税別) では
白露は「しらつゆ」の意。本格的な秋が訪れ野草の葉に露が輝く。春にやってきたツバメなどの夏鳥が去っていく。ひとつづつ山暮れていく白露かな 黛執
 早朝、草むらを歩けば足を濡らす露が朝の光で白く光って見えます。これは夏と秋の気が交わる時の印と考えられていました。日が昇ればすぐに消える露のようにはかない身のことは「白露の身」と言います。秋はさらに深まりを見せ、重陽の節句を迎えますが、本格的な野の菊の旬はもう少し後。
 ちなみに明日は9月9日で菊の節句とか