行雲流水

ボランティア活動を中心に記録する

大暑

2023-07-23 12:00:00 | 日記
 朝から晴れて蒸し暑い。セミの鳴き声が拍車をかける。カープは昨日も勝利し、絶好調、首位との差が無くなった。上本が4番に入りチームを引っ張っているらしい。森下が勝利投手・矢崎がセーブを挙 げた。
 立夏から始まった夏の終わりの節気が大暑だ、太陽暦で7/22~23日ころにあたる。1年で最も暑い時期。辞典には「日本の72候説によれば"桐初めて華結ぶ、土潤いて溽暑(じょくしょ)し、大雨時(たいうときどき)行う"とする時節で夏の暑さの頂点である。溽暑というは蒸し暑いことで・・・もっとも体にこたえる暑さである」とある。
 桐初めて花結ぶ、鳳凰(ほうおう)の宿る尊い木、桐の木が青い実を結ぶ。春に紫色の花を咲かせる、桐の木は成長が早く、丁度子供が生まれてから嫁入りするころまでに箪笥の材になるほど育つため娘の誕生とともに植えられたといいます。
 巣立とうとしている若いツバメが、カラスの餌食になったが、2度目に挑戦し育っていたが巣が空になっており飛び立ったと信じたい。忙しいという字は心を亡くしたという。忙中閑ありともいわれるので上手に夏を乗り切りたい。

七夕 小暑

2023-07-07 10:23:59 | 日記
「暑気」の季節に入る。日増しに暑さが増していき、雲間からのぞく太陽はすでに真夏のもの。暑中見舞いの頃。明けぬ梅雨の厚い雲間から差し込む太陽は熱くぎらつき、それにともない吹き込む風もむせ返るような暑さになる頃です。この後やってくるだろう真夏の厳しさの一端を感じます。
 七夕の節句を迎えて街のあちこちに願い事の短冊が揺れる中、ほおずき市や朝顔市が開かれ浴衣をまとう機会が増えます。七夕の前の晩に里芋の葉に降りた朝露を天の川のしずくと見立て、その露で墨をすり字を書くと願い事が叶うとか。
 木材利用センターのボランティア堀江さんは、平和公園のバラの剪定後、廿日市市の木工センターによられて、笹の葉を調達され自身がお住まいのマンションのエントランスに掲げ、子供たちが短冊を掲げられるよう準備されたようだ。
 お隣の姉妹のうち妹さんが、ひろみ幼稚園にと笹を切って準備されたが、翌朝笹の葉がしおれていて持っていく朝「枯れてるじゃんばか」とお冠だった頃が懐かしい。

半夏生(はんげしょう)

2023-07-02 10:18:02 | 日記
 24節気72候の1つ。夏の節気は立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑と続くが、夏至から小暑に至る15日間を3候に分け、夏至の第3候を半夏生とした。つまり7月2日から7月7日七夕までの5日間のことを指す。夏至から11日目、太陽暦の7月2~3日ころである。このころ半夏(烏柄杓-からすびしゃく)という毒草が生ずるとしたのが語源。
 朝日新聞、花おりおりの説明では、茎上部の葉が半分白くなる。そこから半化粧と呼ばれるとの解釈も。味わい深いが、漢名の半夏生に由来し、夏至から11日目暦の半夏生ころに白くなるのが語源。どくだみ科の多年草で、背は1メートルになる。半分白い葉は花弁のように見えるドクダミの白い苞葉(ほうよう)の祖型。盛夏には緑変する。(写真)
 夏至が済んでから半夏生に入るまでに田植えをする。タコを食べる風習は、「タウリン」という栄養素が多く含まれ、疲労回復、肝機能の強化、高血圧の改善、血液浄化作用、心機能の強化、視力改善など様々な効果がある。さらにタコには、味覚障害の予防や血液促進作用のある「亜鉛」も多く含まれて、田植えの後の栄養補給に最善なのかもしれない。