我が地域の今日は、なんとか雨も降らずに、若干暑かったものの、まぁまぁの天候でありました。
観光案内ではないのですが、午後からお客さんを近くの水族館にお連れすることに、
近くにあるせいでしょうか、私は2回ぐらいしか行ったことのない水族館です。
昔、淡水の熱帯魚にこっていた時期があった私は、海の魚より淡水魚に興味があります。東京タワーの「淡水魚水族館」なんか、けっこう行ってたりして・・・・
アロワナ、いい顔してるでしょ
あんこう君も必至に隠れております。
他にも多くの魚も、回遊魚が泳ぐ大きな水槽もあったのですが、お客さんの手前、写真ばかり撮ってもいられませんのでこんなもんで。
ところで、「何処に行っても必ず売店でお土産を買ってしまう」そんな方はいらっしゃいませんか?
昔、社員旅行で北海道に出かけたとき、観光バスが止まるたびに、山のようなお土産を買っている同僚(女性)がおりました。
「そんなに買って、荷物ばっかりが増えてたいへんじゃない?」と訊くと
「いいの、私にとって買い物こそが観光なんだから!」
「ひぇ~~~~~~!!!」
今日お連れしたお客さんも、売店で足止め(ひょっとして、魚を観ているより長かったかもしれません。)
「○○さんに、こんなのいいんじゃない」 なんてやってます。
(「もう、はやくしてくれよ・・・・・・・・・・」)
なんて思っていたのが、
ハハハのハ、おもわず私も買ってしまいましたとさ(お恥ずかしい)
さて、今日は、お久しぶりのバド・パウエルです。
カナダのトロント、マッセイ・ホールで行われた、「これだけのメンバーはこれ以降そろわないだろう」と言われたライブのアルバムです。
(もちろん、そういわれるのはパーカー、ガレスピーが加わった第2部の演奏ということになるのですが、)
ところが、この演奏がムチャクチャで、自分のサックスを質屋に入れていたパーカーは、白いプラスチック製のアルトを借りて、ガレスピーは同時間に行われていた、ボクシング世界ヘビー級チャンピオン戦(このせいでマッセイ・ホールは四分の一しかうまらなかったそうです。)が気になって、ソロを終えるたびにステージの裏に下がってしまうという状況であったそうです。(この模様は「JAZZ AT MASSEY HALL Vol.1」でご確認下さい。)
他にも、レコーディングの裏話や、それに伴っての別名パーカーとか、いろいろ話題の尽きないライブですが、その話は後々。
今日のアルバムは、そんな日の第1部パウエル・トリオの演奏を収めたアルバムです。
いろいろ問題の多かったライブでしたが、パウエルは大丈夫だったのか?
神経障害の長い治療から復帰したばかり、例の電気ショックのあとです。体調は万全とは言えないでしょう。
録音状況もムチャクチャ悪い。
「なんで、そんな演奏を紹介するんだよ」 と怒られそうですね。
でもね、私はこのパウエルが嫌いじゃないんです。たしかに、絶頂期のパウエルと比べるとボロボロですが、ウ~ンへんに好きなんですよね。
JAZZ AT MASSEY HALL, VOL.2 / BUD POWELL TRIO
1953年5月15日[1-5](これがマッセイ・ホールでのライブです)1953年夏[6-10]録音
BUD POWELL(p)
CHARLES MINGUS(b) MAX ROACH(ds)[1-5]
GEORGE DUVIVER(b) ART TAYLOR(ds)[6-10]
1.EMBRACEABLE YOU
2.SURE THING
3.CHEROKEE
4.(JUBILEE) HALLELUJAH
5.LULLABY OF BIRDLAND
6.MY DEVOTION
7.POLKA DOTS AND MOONBEAMS
8.MY HEART STOOD STILL
9.I WANT TO BE HAPPY
10.BASS-ICALLY SPEAKING