JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

夕立の香り

2006年05月20日 | j-l

今日は蒸し暑くて、しかも3時過ぎからは、「ピカ!ゴロゴロ!バカーン!」と大きな雷、雨も勢いがありました。
雷がやむのを待って、家電量販店にいったのですが、
「先ほどの停電で、レジの復旧に少々時間がかかります。」
「うーむ、オンラインのレジシステムも雷には弱いんだなぁ、電気屋が停電でドギマギしているのも、なんともこっけいなもんだ」なんて思ってしまいました。

ところで、夕立の時に一種独特の臭いを感じたことはありませんか?
なんていうかな、「雨が一瞬のうちにホコリを打った」みたいな臭い、(なんだかわかんない表現ですね)
私は感じるんです。そして、この臭いを感じると「夏に少しずつ近づいているんだなぁ」と思ったりして、その臭いを今年初めて感じました。

そういえば、昔は軒先で水溜まりに跳ねる、勢いある夕立を眺めていたこともよくありましたっけ、最近はそんなこともしていないですね、雨を眺めているなんて余裕がなくなってしまったのでしょう。
「♪雨雨、ふれふれ、母さんが 蛇の目でおむかえうれしいな。ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン。
かけましょ、鞄を母さんの あとからゆこゆこ鐘が鳴る。ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン。
あらあら、あの子はずぶぬれだ、柳の根かたで泣いている。ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン。♪・・・・・・あれ?このあとなんだっけ?」

雨を眺めていると、なんとなく口ずさんでしまう、そんな歌ってありますよね。
「♪ I'm singin' in the rain Just singin' in the rain What a glorious feelin' I'm happy again I'm laughin' at clouds So dark up above The sun's in my heart And I'm ready for love ・・・・・・・・・・♪」
とは、けして出てこないのが、私らしい。(笑)

ところが4番の歌詞が出てこない
「母さん、母さん、母さん、・・・・・・・」
白秋さんごめんなさい、「自分の傘を貸して、自分は母さんの蛇の目に入って行くから大丈夫だよ」という内容は憶えているのですが、歌詞が出てきません。あとで調べますので許してくださいね。

ともかく、雷はイヤだけど、久しぶりに雨を楽しんだ一時でした。

さて、今日の一枚は、雨にはまったく関係がないのですが、夕食にビールを「カーッ!」と飲んで、最初に聴いたアルバムにしました。
このアルバムのリー・コニッツは、ベリー・クールのはずが、とても暖かい感じがします。これで、心が温まってくると、昨晩飲んだ酒の量など、すっかり忘れて・・・・あやや、また飲んでしまうのかな?

VERY COOL / LEE KONITZ
1957年5月5日録音
LEE KONITZ(as) DON FERRARA(tp) SAL MOSCA(p) PETER IND(b) SHADOW WILSON(ds)
1.SUNFLOWER
2.STAIRWAY TO THE STARS
3.MOVIN' AROUND
4.KARY'S TRANCE
5.CRAZY SHE CALLS ME
6.BILLIE'S BOUNCE

おまけ、
ジャズ四方山話」「酒話」更新しました。よろしければ覗いてみてください。