今日は変な天気でした、雨が降ったかと思えば雲が切れて青空が見えたり、晴れていたかと思えば、にわかにかき曇り、ザー! 大雨の地域もあったようですから、それを思えば文句も言えませんがね。
夕方、少々体を動かしたせいで、汗をかいたので
「飯より、風呂を先にしたいな」と言うと
「いつでも入れるよ、・・・・・・ビックリしないようにね」
「ん?風呂に入って何にビックリするんだ? まさか全面鏡張りにしたわけでもあるまいに」
服を脱いで、風呂場の戸を開けた瞬間です。なにやらアマーイ臭いが漂ってきました。
「こっこれは!」
風呂のふたを開けて二度ビックリ、お湯が真っ赤のカ!
「う~~~~!イチゴだー!」
家人が誰かからもらってきたというイチゴの入浴剤が入っていたのです。
もちろん、初体験です。色も臭いもイチゴ、イチゴ、イチゴ。
昔、よく飲んだ粉ジュースを彷彿とさせる液体が、風呂桶を満たしているのですよ。こんなお湯に体を沈めて、大丈夫なのでしょうか?
昔の粉ジュースをそのままなめる(本来は水に溶かして飲むものでしたが)と、舌が変色したことを思い出してしまいました。
けっか、入ってしまえば、臭いにもなれてしまい、問題なかったといえばなかったのですが、あまりお勧めできる入浴剤ではありませんね。
イチゴの香りを振りまく、風呂上がりの中年男っていうのは、なんともイカンでしょ。
「我が家には、イチゴの香りが似合うものは、もう誰もいないんだから、あの入浴剤は、バスだな」
トイレに行って、おもわず、パンツに色が付いていないか見直してしまった私でしたとさ。(笑)
さて、今日の一枚は、エバンスのリーダー第2作「EVERYBODY DIGS BILL EVANS」にしてみました。
マイルスのグループに参加して、エバンスは何を得たのか?その答えが少しだけわかることができる、そんな一枚かもしれません。
いわゆる、「インター・プレー、バーン!」という、トリオ演奏ではありません。ただ、マイルスのグループを経て、その後、彼がどんな方向に進みつつあるのか、他のピアニストとは一線を画すその姿が、おぼろげにも出ている作品だと思います。
EVERYBODY DIGS BILL EVANS
1958年12月15日録音
BILL EVANS(p) SAM JONES(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.MINORITY
2.YOUNG AND FOOLISH
3.LUCKY TO BE ME
4.NIGHT AND DAY
5.EPILOGUE
6.TENDERLY
7.PEACE PIECE
8.WHAT IS THERE TO SAY ?
9.OLEO
10.EPILOGUE
おまけ、
粉ジュースというと、トリスコンクと駄菓子屋を思い出す私は、やっぱりイチゴの香りが似合わない男であります。駄菓子屋で買った、小さな袋に入った粉ジュースを、そのまま指につけてなめていると、指も舌も毒々しい色に変わっていったことを、今でもよく覚えています。
水に溶いて飲んでも、だまされたような味で、粉が足りないんだと思いこみ、粉を大量に入れても結果は同じ、どんなによく溶かしたつもりでも、必ずコップの底に粉が溶けずにのっこっていましたっけ。
明日は、楽しい日本酒の試飲会です。おそらくは、ブログ更新は不可能でしょう。その模様は明後日の報告を待て!!!