今日はとても良い天気でしたね。ジーコ・ジャパンの最終合宿には、たくさんの人が見に行ったようですが、他人事ながら渋滞にはまったあげく、選手を見に行ったのか、他人の頭を見に行ったのか・・・・お疲れ様でした。
私は、久しぶりに自宅でのんびりの日曜日でした。部屋でゾウアザラシのようにふるまっておりますと
「せっかくの天気が終わっちゃうよ」
たしかに、こんな日に家を一歩も出ないというのも、もったいない気がします。
「ちょっと出かけてくんね」
「運動不足解消には、歩くことが一番」とばかりに、携帯音楽再生機(笑)をぶら下げ、ちょっと遠出のウォーキングへ出かけました。
道ばたに咲く花も、爽やかな空の下ではとても元気です。
「ん?」
とあるお宅の玄関脇に壊れてもなお、無理矢理に立てられた看板を発見。
『見てるよ、みてるぞ、犬のフン』って、なんだか万引き対策の標語をパクッたような。
きっとこのお宅の前で、どうしてももよおしてしまう犬がいるのでしょうね。
ゲスな話ですが、小さいとき、「風呂にはいると、どうしても小用をもよおした」なんてことありませんでした?
このお宅にも、そんな何かがあるのでしょうか?
なんて、くだらないことを考えていると、小学校2,3年の女の子が、「こんにちは!」と元気に挨拶をしてくれました。
今どき、可愛い子じゃありませんか。こんな可愛い子を怖がらせちゃいけない、「何年生?偉いね、挨拶できて」と、お話しをしたい気持をグッとこらえ(まったく、いやな世の中ですが)
「こんにちは!」と答えるだけにしてきました。
きっと、こんな可愛い子を育てているご両親は素敵な人なんだろうな。そう思いませんか?
子供は親を映す鏡、自己反省しても、我が家はもう遅いですね。
『見てるよ、みてるぞ、子供の姿に親の影』
そんなところですかね。
途中、疲れて喫茶店で一休み、自宅近くに戻ったときには、青空も赤く染まっておりました。
「いけね!晩飯当番だった!」
さて、今日の一枚は、昨日に引き続き、アルト・サックスのアルバムです。構成はまったく同じ、アルト、トランペット、ピアノ、ベース、ドラムスのクインテットなのですが、昨日の一枚とは雰囲気がまったく違います。
それは、イーストとウエストの違いなのか?私にはよくわかりませんが、聞き比べてみるのも面白いかも知れません。
ジャッキー・マクリーン自身は、この時代(ブレスティッジ時代)を、「まだ自分の音楽になっていなかったというのが、満足できない最大の理由だ」と言っているように、出来の悪かった時代と捉えていたらしいです。
とはいうものの、私は、この時期のマクリーンが悪いとは思えません。じゅうぶんに楽しんでいますよ。
ドナルド・バードとのコンビは、初リーダー作、猫のマクリーンこと「THE JACKIE McLEAN QUINTET」でもやっていますし、ウォーリントンのところでもやってますから心配ご無用。猫のマクリーンと一番の違いを感じるのは、やっぱりエルモ・ホープのピアノでしょうかね。私は好きなピアニストですけどね。
ともかく、「本人が言うほど悪くない!」これだけは言っておきます。
LIGHTS OUT ! / JACKIE McLEAN
1956年1月27日録音
JACKIE McLEAN(as) DONALD BYRD(tp) ELMO HOPE(p) DOUG WATKINS(b) ARTHUR TAYLOR(ds)
1.LIGHTS OUT
2.UP
3.LORRAINE
4.A FOGGY DAY
5.KERPLUNK
6.INDING