今日は久しぶりの平日休暇、朝から有意義な一日を過ごそうと・・・・・・・・
ところがすでに昨晩から予定は狂い
「飲みに出ておいでよ」と連絡を受け、家を出たのが深夜の12時半、帰宅時間は語らずともなんとやらでありますよね。(笑)
てなわけで、午前中はダラダラと過ごし、午後からは頼まれた録音作業を行っていました。
えっ?「録音作業ってなんだ?」ってですか?
原因はこのブログにもあるのですが、以前「デジタル化ぁ?」とのお話で、「レコードをCD化して欲しいと頼まれればいつでも我が家では出来るわけですけど・・・・・」てなことを書いてしまったものですから
「バブちゃんとこで、LPからCDに録音できるって言ったよねぇ。頼みたいんだけどなぁ」
と頼まれたのはこんな6アルバム。
いえね、出来るとは言いましたけど、これがけっこうな手間なんでありまして。
まずはレコードをパソコンにデジタル録音して、これをテイク分け、ノイズを除去して、さらにはものによってはテイク間に切れ目音が入ったりもしますのでこれも除去、CDに焼き付けと、まぁこんな感じ、
結局、デジタル録音だけで2時ごろからついさっきまで時間がかかってしまいました。
でも、聴きながらの録音というのは、それなりに楽しいもので、ビーチ・ボーイズや昔何故か大嫌いだったデープ・パープルなんか、けっこうノリノリで聴いてました。
いかに「有意義な一日を過ごそう」なんて思っても、詰まるところ散歩して、珈琲飲みながらのビデオ鑑賞かジャズばっかのレコード鑑賞、もしくは読書でしょ。
ある意味、録音でも頼まれないかぎり聴きそうもないアルバムをこうして聴けたことは、有意義だったのかもしれませんよね。(笑)
明日からはCD焼きをチロチロやって、週末には「完成・お届け」の予定でいますので、Mさん、お楽しみに。
ただし、予定通りに行くか行かないかは、昨日今日の私の行動で察しがつくと思いますので、過度な期待はしないように。(笑)
さて、今日の一枚は、マイルスです。
あまり聴くことの少ないレコードを聴いたついでに、これまたあまり聴くことの少ないショーター、ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウイリアムを従えてのマイルスを、たまには聴いてみようかとターンテーブルに乗せてみました。
こうして聴いてみると、あたりまえですが悪くないんですよ、でもどうして私はこの頃のマイルスをあまり聴かないんでしょ?
それはおそらく、コルトレーン、キャノンボールのいるあのクインテットが、あるいは「KIND OF BLUE」を一つの頂点として、それ以降は徐々に私の心が彼から離れて行ってしまったからなのか?
それとも、はなからハンコック、ロン・カーター、トニー・ウイリアムを嫌っているだけなのか?(とかいってV.S.O.P.は聴きに行ったんですけどね.....笑)
ともかくこのアルバムも、同時期のスタジオ録音「E.S.P.」、「NEFERTITI」、「SORCERER」も、なかなか私のターンテーブルに乗ることがありません。
正直言って全体に面白味がないんですよねぇ、いや暖かみがないのかなぁ・・・・
でも、こうして久しぶりにこのアルバムを聴くと「他の三枚もたまに聴いてみようか」と思い直しています。
久しぶりに前向きに進み始めたマイルスのこの時期の演奏を、もう少し、固定観念を捨てて聴き込むことが必要かもしれませんもんね、私の場合。
MILES SMILE / MILES DAVIS
1966年10月24,25日録音
MILES DAVIS(tp) WAYNE SHORTER(ts) HERBIE HANCOCK(p) RON CARTER(b) TONY WILLIAMS(ds)
1.ORBITS
2.CIRCLE
3.FOOTPRINTS
4.DOLORES
5.FREEDOM JAZZ DANCE
6.GINGER BREAD BOY