JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

感化されて予定外

2008年06月08日 | g-i

いやぁ、ビックリしましたねぇ、えっ?だから、秋葉原の通り魔事件ですよ。
じつに腹立たしく、卑劣な事件がまた起きてしまいました。
現在、7名が死亡ですか?まだ重体の方もいらっしゃるようで、犠牲者がまだ増えるのではないかと心配しています。
「人を殺しに来た。誰でも良かった。」
・・・・・なんたることでしょう。
もちろん、バカヤロウの犯行は言語道断ですし、被害に遭われた方には何と言っていいかことばも見つかりませんが、これも先日ちょっと触れた腐った土壌に出来た大きな歪みでもあるように思え、狂い始めた歯車を何処かで修正しないと、ほんと、イカンと感じます。
そして、こんなバカヤロウに、感化されて云々などという、へんな連鎖が起きないように目を光らせていなければいけないかもしれません。(なんだか、嫌な世の中ですね)

感化といえば、私もじつに感化されやすいタイプで、注意しなければいけません。(おっと、もちろん通り魔事件に感化されることはありませんが)
昨日、アドバルーンの話から『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を見てみようかと言っていたのに、昨晩から読み始めたこんな本に感化され・・・・

まぁ、若干自宅での仕事を持ち込んでいたせいもあったのですが、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を見ることをスッパリあきらめ、エリック・クラプトンにほぼ一日浸ってしまいました。

クラプトンというと、私にとっては専門外でもありますし(笑)、生クラプトンも一度しか聴いたことがありませんので、何も偉そうなことは言えませんが、中学時代にはけっこう聴いていた覚えがあります。

ともかく自伝を読んでいて、ザ・ヤードバーズの話が出ればそれを聴き、ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズの話が出ればそれを聴き、クリームならクリーム、ブランド・フェイス・・・

ブラインド・フェイスのラストコンサートが8月24日にホノルルで行われた後、私はイギリスのハートウッドに戻った。ところが落ち着く間もなく、9月13日の土曜の朝、電話が鳴った。ジョン・レノンからだった。彼は、「今夜は何やってるの?」と聞いてきた。
「別に」と私は答えた。
「それじゃ、トロントでプラスティック・オノ・バンドと仕事しない?」という。
「ああ、いいよ」私は答えた。(エリック・クラプトン自伝より)

あれあれ?これはひょっとして、カナダのトロントで行われた「ロックンロール・リヴァイヴァル・フェスティヴァル」に、ジョン・レノンとともに出演したときの裏話。
さっそく、豊富なビデオ・ライブラリー(笑)から「SWEET TORONTO」を探しだし、見始めてしまいました。

ここで、本日の読書&クラプトンは終了であります。あはは、クラプトン尽くしもたまには良いかな。
(自伝の方はまだ半分近く残っていますから、まだ二、三日楽しめそうです。)

え~~先週はビリー・バンバンのおかげでパスした夕食当番ですが、本日は逃れる術もなく『料理当番、今日の一品』です。

まず、久しぶりにメヒカリの唐揚げを作りました。一味だけでは工夫がないので、生姜醤油味、塩胡椒味、アオサまぶしの三種盛りにしてみました。
これにサラダと豆腐で終了。

こちらは私専用膳。珍しくまともにつまみもいただきました。
えっ?贅沢だって?・・・・・自分で作るんだからいいでしょ(笑)

さて、今日の一枚は、レッド・ガーランドのバラード集です。
クラプトンを聴いた後で、このアルバムを聴くと、何だかとても新鮮に感じました。
コロコロ、コロコロ転がすようなピアノのガーランドが、ロマンチックなラブ・バラードを弾いてどうなのか?
ともし思われる方がいらしたなら、絶対に聴くべき一枚だと思います。

「バラードばかり聴き続けると少し飽きる」てなことがありますよね。このアルバムに関してはそれはけして無いと保証します。
それが、ガーランドらしさなんじゃないかと・・・・・偉そうですか?
表題曲「THE NEARNESS OF YOU」なんか良いですよ、お酒にもピッタリ。日本酒の後はやっぱウイスキーかな。(笑)

THE NEARNESS OF YOU / RED GARLAND
1961年11月30日録音
RED GARLAND(p) LARRY RIDLEY(b) FRANK GANT(ds)

1.WHY WAS I BORN ? 
2.THE NEARNESS OF YOU
3.WHERE OR WHEN
4.LONG AGO AND FAR AWAY
5.I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD
6.DON'T WORRY ABOUT ME
7.LUSH LIFE
8.ALL ALONE