JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

創立記念コンサートって、こんなん?

2008年06月02日 | a-c

昨日は「ありがとう」の三題で終わってしまいましたが、じつは「ごめんなさい」を一つ伝えねばならぬ人がいます。
というのは、先日、中学校の同級生N君から
「バブ、悪いんだけど、6月1日にギター演奏を聴きに行ってはくれまいか」
というもの、どうも招聘そのものに彼が一枚噛んだらしく、ならば私も時間があれば行ってみようと思っていたわけです。
ところが、昨晩はとある会社の「創立40周年記念コンサート???」てなイベントと重なってしまい、
「N君、俺、行いけなかったんよ・・・・ほんと、ごめんね。」

え~~そのコンサートですが、会場はつい先日オープンしたばかりの新しい市営ホール、最新鋭の設備を揃えたと自慢げな会場です。ここにビリーバンバンを迎えてのもので「まぁ、いいちこのCMソングと『さよならをするために』あたりやってくれれば聴いても良いか」てなノリで出かけました。

入場してまずはビックリ

少而学壮而有為 壮而学老而不衰 老而学死而不朽

と書かれた冊子を手渡されました。すなわち『言志四禄』ってやつですか。
何だか久しぶりにきいたような・・・・一時、佐藤一斎の『言志四録』はビジネス書としてずいぶん読まれたことがありましたよね。おそらくはその会社の社長さんがその頃に読まれ、社員教育等々に使われてきたのでしょう。
「でも、何でコンサートに『言志四録』?」

さぁ、いよいよ開演のお時間です。
・・・・・・・社長の挨拶、来賓挨拶、これは会社の創業記念ですから仕方がありません。
・・・・・・・えっ?!詩の朗読?????しかも男性は何言ってるかよく分かんないよ。
YOSAKOI????でもまぁ前座としちゃぁ、ちっちゃい子も頑張っていてかわいいから良い良い。
日本舞踊?名取のオバサンとバイオリンのコラボ????「アメジング・グレース」しかも本田美奈子の歌入りって・・・・老人会の余興じゃないんだから・・・失礼、一生懸命やられてたんですよね。ご苦労様でした。

 ♪ 過ぎた日の微笑みを みんな君にあげる
  ゆうべ枯れてた花が 今は咲いているよ ・・・・・・ ♪

やっと始まりました。
・・・・・・ところが、今度は兄のMCがやたら長い(笑)
それでも、兄の話もまぁまぁ面白かったし、目的の『歴代いいちこのCMソング』も歌ってくれましたから良しとしましょう。
帰りには花をみなさんに配ったりして・・・・

 ♪ 山のふもとの 小さな村に
     咲いたかわいい れんげ草よ・・・・・♪

家に帰っても、ついつい歌ってました。耳に付いちゃったんでしょうね。
「良しとしましょう」どころか、じつはけっこう楽しんできたのかもしれません。

さて、今日の一枚は、ジーン・アモンズです。
このアルバム、それほどメジャーなイメージはありませんが、いろんな感じの曲が楽しめる、なかなかの一枚だと思います。
アモンズはこの頃がピークであると感じるバブ君でありました。

UP TIGHT ! / GENE AMMONS
1961年10月17, 18日録音
GENE AMMONS(ts) WALTER BISHOP Jr., PATTI BOWN(p) ART DAVIS, GEORGE DUVIVIER(b) ART TAYLOR(ds) RAY BARRETTO(cga)

1.THE BREEZE AND I
2.I SOLD MY HEART TO THE JUNKMAN
3.MOONGLOW
4.UP TIGHT
5.JUG'S BLUE BLUES
6.LESTER LEAPS IN