おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

楽しい月日

2012-02-16 08:54:57 | 文化 習慣

お店で見かけたクラッカー。
日本人なら、ひと目で、
この日本がおかしいと分かるでしょう。

きっと、
「楽しい月日」と書きたかったんですね。(^_^;)

まぁ、こんな間違いは、
町の中でよく見かけるので、
別に驚きもしないのですが、
これが、どうして間違っているのか
文法的に説明しようと思うと、
これが、結構難しいのです。 

わたしも、ここ何年か、
教会で日本語を教えているので、
やっと、最近台湾の生徒さんたちに説明できるようになったところ。

まず、形容詞が名詞を修飾するときには、
「の」は、つけません。

また形容詞は、
外国人向けに日本語を教えるテキストでは、
二つに分けられます。
「い形容詞」と「な形容詞」です。

「い形容詞」は、「寒い」「高い」「おいしい」など。
「な形容詞」は、「きれい(な)」「にぎやか(な)」「有名(な)」などです。
「い形容詞」は、日本では「形容詞」
「な形容詞」は、「形容動詞」と呼ばれています。
ですよね? 

「い形容詞」が名詞を修飾するときは、
原形をそのまま、後に続く名詞に接続させます。
「おいしいごはん」のように。

「な形容詞」の場合は、 
形容詞の語尾を「な」に変化させて、
うしろの名詞に接続します。
「にぎやかな街」のように。

そうなると、
「楽しい」で「月日」を修飾したいのであれば、
「楽しい」は、「い形容詞」なので、
直接後ろの名詞「月日」と接続させて、
「楽しい月日」とするべきなんです。


普段、母語って、
何気なく使っているけど、
いつも日本語クラス生徒さんに質問されると、
なかなかうまく説明できません。

やっぱり、話せるということと
教えられるということは、
違うんですよね。

でも、日本語を教えるって、
楽しいですよ。

楽しいのつきひ!!^m^ 

 

 

 

 

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