勝選?會 蔡英文:我會讓我的國民,沒有一個人必須為他們的認同道歉
先週の土曜日が選挙でした。
日本でも少なからず報道されていたようなので、
みなさん結果はもとより、
何が争点なのか、どうして民進党が勝ったのかなど、
よく知っているようです。
私は選挙権もないし、
祈りつつ、見守るしかなかったのだけれど、
まわりの人は大喜びしてたり、
めちゃ落ち込んでたり、
いろいろです。
国民党は中国との関係を重視(考慮?)した政策を。
民進党は、台湾人としてのアイデンティティーを大事にし、
中国とは一線を画した態度を貫くというスタンスをとっています。
少し前までは、
たくさんの台湾人が中国大陸に渡り、
ビジネスにおいて多くの利益を得ていたので、
中国との関係重視の政策も良かったのかも知れませんが、
最近は中国の経済発展にともない、
人件費も上がり、
多くの台湾の工場は大陸から引き上げてきています。
それどころが、大陸から台湾への経済進出が進み、
台湾の大きな不動産、ホテルや銀行は、
中国の資産家によって買収され、
オーナーはのきなみ中国人になってきているらしいです。
そして、それに追い討ちをかけるように、
2014年3月のひまわりデモ(学生運動)。
台中間のサービス分野の市場開放を目指す
「サービス貿易協定」の批准に向けた立法院での審議の際に、
それに反対する台湾の学生たちによって、
大規模かつ長期的なデモが行われたのです。
これを機に、
若者たちの国民党離れも進み、
一気に民進党に傾いていったと思われます。
そして、今回の民進党の圧勝。
立法院におけるいわゆる「ねじれ」も解消し、
一気に民進党の独壇場になっていくでしょう。
そうなると、いろいろ懸念も出てくるのですが…。
(この間このブログでも書いたようなこと。)
台湾のクリスチャンはどんな立場なのか?
気になるところですが、
実はいろいろです。
教会の中でも国民党支持者、
民進党支持者、どちらもいます。
ですから、教会の中では、
政治や個々の政策の話題は出ても、
政党の話はいっさいしません。
けんかになるからね~(笑)
でも今回は、
「信心希望連盟党」という
クリスチャンの新しい政党もできたので、
多くのクリスチャンは、
そちらの党や議員に投票したのではないでしょうか。
そうそう、民進党は、
日本との関係重視だというので、
日本ではかなり好意的に
報道されていたように見受けられました。
でも私が懸念するのは、
親日台湾が強調されるあまり、
日本が過去における戦争責任の問題を忘れ去り、
むしろ正当化しようという動きが起こりかねない、
実際に起こっているという問題です。
日本人調子にのるなっていうことです。(ーー;)
そうそう、もう一つ気になったのは、
日本の報道の見出しがどれも、
「台湾初の女性総統誕生!」
になっていること。
女性って?
台湾の人そんなこと全然意識してないし。
政治家も実業家も女性多いし。
日本でことさらに「女性」を強調するのに違和感。
逆に日本って、
まだまだ女性の活躍が難しい社会なんだろうな~って、
思ってしまいました。(笑)
というわけで、
台湾の熱い熱い選挙戦が終わって、
とりあえず街は静かになりました~。
願上帝賜福台灣!!