[本の旅]391編:限りない愛に魅せられて(遠藤 芳子)
最近、この「本の旅」シリーズにはまっています。
これはYouTubeだけど、
CGNTVのホームページに行くと
オーディオ設定もできるので、
車で画面を見ないで聞いています。
ここで紹介されている遠藤芳子先生とは、
実は母教会が同じです。
とても優秀で、
優しく、
信仰熱心な芳子さんは、
わたしのあこがれのお姉さんでした。
ところが芳子さんは子どもの頃から、
からだがとても弱くて、
学校まで通学するのも大変で、
途中でしゃがみ込むようなことも少なくなかったのです。
それでも、朝は3時には起きて、
縄跳びをして体を鍛えたと聞いています。
そして、お姉さんも一人いらっしゃるのですが、
お母さんとお姉さんと3人で、
ずっと早天祈祷会の常連でした。
そんな芳子さんが、
献身して聖書宣教会に導かれ、
卒業と同時に牧師の遠藤嘉信先生と結婚したと聞きました。
芳子さんと結婚した人は
幸せだなと思っていたのですが、
ご本人は進行性の筋肉が動かなくなる病気になり、
そして今度は、
芳子さんを介護していたご主人も
ALSという難病に侵されて、
1年半の闘病生活の果てに天に召されたのでした。
このビデオの中でインタビュアーが、
どうしてそのような試練を乗り越えられたのですか、
その強い信仰はどこから来るのですか、
と芳子先生に聞きました。
すると先生はこうおっしゃっています。
「この世的に不幸なことが立て続けに起こったとしても、
いやそうであるからこそ、
そういうことで揺るがされない救いが
与えられているのだということが
見えてくのです。
本当の幸せはここにあるということが、
この世の幸せが奪われるほどに見えてくるのです。」
「病がないから幸せだとか、
癒されたから神さまが分かるとか、
そういうことではありません。
病のどん底で苦しみが続き、
死に直面する中で、
神がそこにおられることが分かるのです。
そして、この肉体が滅んでいくのを
目の当たりしてもなお、
希望を持って生きられる救いを
得ていることの価値が、
ますます見えてくるのです。」
芳子先生の信仰に裏打ちされた
凛とした強さが感じられて、
感動でした!
感謝主!!