先日の日曜日には、
主人が一人だけ大甲というところにある
日南教会で説教のご奉仕をして来ました。
この教会には、
以前外埔(ワイプ)教会に月一回通っていたときに、
知り合った家族が出席しています。
そんな関係で本当に時々ですが、
主人が説教に招かれるのです。
そしてその日一日それぞれの礼拝と奉仕を終えて、
家に帰って来たわけですが、
主人が帰ってきて開口一番こう言いました。
「Gさんの洗礼式をしてきた。」
Gさんのことは前も触れたことがありますが、
大学に再入学してからも
ずっとかかわりを持っていました。
基本的にイエス様を受け入れ、
信仰もあるのだけれど、
自分の弱さとの葛藤や、
教会やまわりのクリスチャンへのつまずき、
それに聖書に書かれていることへの疑問もたくさんあって、
なかなか洗礼に踏み切れないでいました。
そうそう、それにお母さん。
お母さんもクリスチャンなのだけれど、
もう成人している彼女をすごく管理したがり、
しかもあまりにも強く洗礼を勧めるので、
そのことへの反発もあったと思います。
でも、少し前に、
彼女が大学を退学になったとの知らせを受けました。
成績や出席日数の問題、
テストを受けなかったりしたことが問題だったらしい。
大学での状況は前から聞いていました。
25歳?での再入学。
まわりは若い子ばかりで話も合わず、
もともとコミュニケーションの苦手な彼女は友達もできない。
それに一人浮いている彼女を先生も「変な子」 として扱う。
グループでやるプロジェクトには彼女は入れないので、
その教科は落とすことになる。
彼女も苦しんできたのです。
そんなことがあっての突然の洗礼式。
主人は前から日南教会の牧師やGさんの両親に、
Gさんの洗礼式をお願いされていたけど、
本人の意思が確認できていなかったのと、
本来彼女の出席教会の牧師が、
しっかり学び会をして、
その上で洗礼を授けた方がいいからと
辞退し続けてきました。
ところが今回主人が行ったら、
すっかり洗礼式の準備が整っていて、
先生も「いいから、いいから、大丈夫、大丈夫!」の一点張り。
本人もニコニコして、
洗礼を受ける気満々!
はじめは渋っていた主人も、
ふと使途の働き8章のみことば、
「ご覧なさい。
水があります。
私がバプテスマを受けるのに、
何か差し支えがあるでしょうか。」
が心に浮かび、
洗礼式を導く決心をしたようです。
日本の教会じゃ考えられないことですが、
これも文化の違いの範疇かな?と、
今では受け止めています。
Gさんとは、
今後主人が洗礼後クラスを持つ予定。
欲を言えば、
私も参列したかったな、
Gさんの洗礼式。
でも…、
感謝主!!