おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

学生たち

2014-03-31 15:57:28 | 時事問題

3月18日から、台湾と中国間の「サービス貿易協定」の撤回を求めて、
学生たちによる抗議活動が開始しました。
学生たちが立法院(国会)を占拠していたことは、
日本でも報道されていたようです。

現在は全国民的な活動へと拡大し、
30日(日)の抗議活動では、政府が公表した数字は11万人、
主催者側公表では50万人とも言われる人々が、
このデモに参加したということです。 

ほとんどの人が黒い服を着ているのは、
一方的に審議を打ち切って、密室(黒い箱)で審議が進められ、
民意を無視したことへの抵抗の意を表しているものらしいです。

そして彼らのテーマソングが「島嶼天光」~この島の夜明け。

私は距離をおいて、成り行きを見ているだけですが、
この国にはまだ自由があるのだなと、
そして、若者たちが自分の未来を動かそうという気概があるのだと、
思ってしまうのは、
日本はそうではないからでしょうか。 

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日本

2014-03-30 23:14:26 | 旅行

先々週の土曜日から、
先週の土曜日まで1週間。
日本へ行ってきました。

子どもたちが教会のティーンズバイブルキャンプに
参加するのが第一の目的。

あと、西大寺教会の佐〇先生が、
他の教会へ行かれるのでご挨拶を、
というのが第二の目的。

そして、第三の目的は、
岐阜の父に会いに行くこと。
 

子どもたちは本当にキャンプで良い時を過ごしたようで、
信仰的にもさらにステップアップした様子。

子どもの魂を養うために、
我が家では毎週の家庭礼拝で、
主人が母語でみことばを語り、
一緒に祈り合うときを持っていますが、
キャンプでのお友達との交わりや、
若者の心に届くメッセージは、
やっぱり子どもの信仰成長のためには欠かせません。

海外からのキャンプへの参加、
出費は痛いですが、
それでもやっぱり続けて子どもを送りたいです。
 

佐〇先生ご家族とのお別れは、
何ともさびしかったです。
私たちなんて、日本に帰省した際に、
お会いするだけなのに、
何だかとても別れがさびしくて、
教会の人たちと一緒に涙涙でした。 
新しい教会、環境に、
ご家族がしっかり着地できますように。


子どもたちがキャンプに行っている間、
わたし一人で父のところに行ってきました。

父は元気でした。
夏に心臓の手術をしてから、
不整脈もほとんど出なくなり、
説教のご奉仕も守られているようです。
お部屋もとてもきれいにしていて、
感心しました。
弟家族や兄家族とも会えたし、
本当にいいときを過ごせました。 


そして、昨日の晩に台湾に帰ってきて、
今日は立新教会に出席。

お土産に、
今台湾で大流行の「ブラックサンダー」を
買って持って行ったら、 
みんな大喜び!
聞けば、今台湾では入荷が追いつかず、
手に入らないのだとか。 
買えたとしてもお値段は4倍! 

ホント、みなさんに喜んでもらえて私も嬉しかったわん♪

感謝主!!

 

 

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ボランティア

2014-03-20 09:23:56 | 課輔班

地域に開かれた教会を目指す立新教会は、
2週間の間、
4人の大学生ボランティアを受け入れています。
18時間のボランティアは、
学校で義務付けられているもので、
ボランティア先は自分で見つけます。
昨年も同じ大学から、
何人か来たので、
そこからの情報でしょう。

学生たちは、
子どもが下校して教会の課輔班に来る時間に来て、
子どもたちの勉強をみることになっています。

水曜日は子どもがお昼ご飯から帰ってくるので、
お昼寝が終わる2時には来る約束でした。
でも、教会に到着したのは2時50分ごろ。
子どもたちはずっと楽しみにまっていて、
何度も玄関の方をみているのに…。

でも、とくに謝るでもなく、
笑顔で到着しましたよ彼女ら。
こちらのスタッフもだれもとがめないし。
はい、おおらかです。

そして、今日はバイブルタイム。
4人のうち3人が参加しました。
これも大学生たちにイエス様を紹介するよい機会、
私たちはそう思い、
彼女たちの参加を促します。

ところが…、
3人固まって座って、
ずっとおしゃべり…。オイオイ…
子どもはだれもおしゃべりなんてしてないのに。
話す方も気になる~。

でも、子どもたちの前で注意するのもなんなので、
ほっときましたが。
あとで師母に話したけど、
「そうだった~?」みたいな感じで、
取り合ってもらえず…、

はい、おおらかです。

カリカリしているのは私だけのようです。笑 

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手紙

2014-03-18 09:11:05 | チャンピオンズ

3月は年度替りでということもあって、
いろいろ忙しいです。

まいまいの卒業式や、
仲のよかったお友だち家族が、
日本へ帰国したり…。
K治のお友達が台湾に遊びに来てくれたり。
この3週間ぐらいの間にいろいろありました。 

それでも台湾の暦とは関係ないことなので、
こちらは平常通りのご奉仕です。

それにしても得勝者(Champion)の今回のカリキュラム、
非常に良いです!

先回は「拒絶性侵害」というテーマ。
性的侵害の危険を避けるために私たちができること、
それは、STOP!

S(Security)
T(Time) 
O(Occasion)
P(Person) 

基本的に自分の身の安全は自分で守る。
外出の時間帯などを考える。
また人気のいないところなどを避け、
怪しい人を見抜く目を養う。

そんなところでしょうか。
師母も性犯罪に巻き込まれたいろんな女の子の例を挙げ、
どうしたらこのような危険を避けられたのか、
子どもたちといっしょに考えるような方法で、
授業をすすめていきました。 
子どもたちも集中して、
よく聞いていました。

本当に子どもたちにとって必要な学びです。

そして、師母が何度も繰り返して言っていたのは、
もし性的犯罪に巻き込まれたとしても、
それはあなたが悪いんじゃない。
悪いのは相手だということ。

だからすぐに信頼できる人に相談しなさい。
すぐに病院に行きなさい。
身体に残る相手の証拠を見つけて、
その人が捕まるように、
二度と同じ犯罪が起こらないようにしなさい。

そして、相手が肉親や親戚であっても、
起こりうることだということも知っておくように。
自分は男の子だからと安心してはだめ。
男の子を好んでねらう犯罪は珍しくない。
どんなときも勇気を出して拒絶しなさい。
誰か信頼できる人に相談しなさい。

最後に子どもたちに、
もし、友達の小花(はなちゃん)が被害にあったら…
ということを想定して、
彼女に手紙をかくという作業をしてもらいました。

これはある女の子が書いた手紙。
 

花ちゃん、こんにちは。

あなたの身に起こったことを聞きいて、
わたしもとても悲しい気持ちです。
だけど、早く立ち直ってほしい。
今回のことはあなたが悪いんじゃない。
そんなことで自分の人生をあきらめてほしくない。
自分の気持ちに整理をつけてほしい。
あなたの未来にはすばらしい人生が待っているのだから!
がんばって。
あなたも自分に言い聞かせてほしい
「がんばって」って。


すごいな…。
しっかりと今回学んだことが身についている。

このような手紙を書かせる目的は、
こういうことらしい。

性的被害にあった子どもたちが、
まわりの目が気になって、
人に相談できないケースが非常に多い。
でも、まわりの人が、
被害者が悪いんじゃないと、
悪いのはあくまで加害者だと、
ちゃんと認識していればそんなこともなくなる。

みんなあなたの味方だよ、
応援しているよというメッセージを伝えるのが目的。 

授業が終わると、
早速一人の女の子が、
師母に友達のことで相談していた。

本当に子どもたちが、
このような危険から守られて、
幸せな人生を送ることができますように。 

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人を育てる

2014-03-11 14:47:11 | 課輔班

きのう月一度の王牧師夫妻とのミーティングがありました。

最近の課輔班、
特に課輔班の中でも王牧師夫妻が特別に目をかけている
「才藝班」子どもたちのことについて話し合いがなされました。

課輔班では、
毎日宿題をちゃんとこなし、
先生たちの言うことをちゃんと聞いて、
バイブルタイムなどでも積極的に参加している子どもを
何人か選んで、
将来の教会リーダーになることを期待して、
人材育成(弟子訓練)をしています。

それぞれ楽器を習わせたり、
(ピアノの場合、一月一人あたり9,000円近くかかります)
週に一度牧師自ら聖書の学び会を導き、
英語を教えます。
また土曜日は山登りに連れて行ったり、
サイクリングに連れて行ったり、
バーベキューをしたり、
文字通り手塩にかけて育てているのです。 

ところが、
小学校の高学年になり、
思春期に差し掛かった2人の女の子の態度が、
以前と変わってしまいました。

牧師が導く聖書の時間はおしゃべりばかり。
ピアノの練習も集中できず、
もうやりたくないと言い出す。
先日得勝者の授業で学校に行って、
その女の子に会ったら、
そっと友達の後ろに隠れて、
私たちを避けているような様子。

日曜日の礼拝にも以前は喜んで来ていたのに、
最近は遅刻ばかり、
今週はとうとう来なかった。
自分たちだけではなく、
他の「才藝班」の子どもも巻き込んで。 

どんなに王牧師夫婦が愛して、
お金をかけ、時間をかけて育てても、
彼女たちから帰ってくる反応は、
むしろ反抗的な態度。 

どうしたらいいのだろうか…。

彼女たちのピアノの上達は早く、
この夏からでも奏楽の奉仕ができるのではないかと、
期待していたのに。

彼女たちをやめさせて、
他の子どもに機会を与えるか、
なおも忍耐深く彼女たちを導くか。

彼女たちの家庭環境は複雑。
6年生の女の子は2人姉妹。
でもお父さんは違う。
そして今はどちらもいない。

お母さんは、遠くで仕事をしているために、
子どもに聞くと、
もう1、2ヶ月会っていないという。
普段はおばあちゃんと暮らしているけれど、
食事だっていつも作ってくれるとは限らないらしい。

そのおばあちゃん、
一度礼拝に来たことがあるけれど、
ずっとスマホでキャンディークラッシュをやっていた…。 

 こんな家庭環境の子どもなので、
愛情不足だろうし、
しつけだって十分されていない。
本来家庭で育まれる価値観だって身についていない。 
彼女たちの心には、
きっといつもどこにぶつけていいのかわからない
怒りがあるのだろう。 

牧師夫妻は、
毎日彼女たちに会って、
恐らく親以上に彼女たちに愛情を注いで、
イエス様の愛を伝え、
聖書の価値観を教え、
基本的なしつけをし、
英語や楽器なども特別に教えているのに。
どうして、その思いが愛が伝わらないのか。

そんなことを悶々と考えていたら、
ふと、神さまも同じ思いなのか…と気づかされた。

私たちを愛し、選び、
いつも見守り、寄り添い、
よいものを与え、
私たちの成長のために訓練し、
ついにご自分の一人子イエス様をも犠牲にされた。

それでも人は、
神さまの愛を受け取らず、
自分勝手に歩もうとする。
そして神さまから離れようとし、
牙を向ける。

愛が届かないというのは、
本当に悲しいことです。

彼女たちがいつか、
神さまの愛に気づきますように。
牧師夫妻から注がれた愛が、
どんなに得がたいものであったのか、
気づきますように。 

そして王牧師夫妻のためにも祈ってください。 

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好撒瑪利亞人

2014-03-06 10:17:39 | 課輔班

先週で創世記のお話しが一通り終わって、
きのうから新約聖書に戻りました。
イースターまではイエス様のお話しをするつもりです。
そして、きのうは「よきサマリヤ人」でした。 

実は、「よきサマリヤ人」のお話は、
ずーっと前に話したことがあります。
課輔班でお話しを始めてすぐのことでした。
1年半ぐらい前かな?

お話しの準備をしながら、
当時のことを思い出して、不思議な気持ちになりました。

2年前、課輔班をはじめてすぐに、
毎週決まった時間に聖書のお話しをしたいと思い、
師母やスタッフの先生たちにお願いしたら、
どうぞということで、
許してはくれたけど、
定着するまで時間がかかりました。

毎週、今日も何時から時間をほしいとお願いしました。
「今日は、子どもの宿題が多いから、また今度にしてくれない?」
そんな風に言われたことも何度もありました。
子どもの定期テストの前は、
二週間もバイブルタイムを
お休みにしないといけなかったし。 

はじめは一人でやっていたのです。
スケッチブックに子どもの賛美歌の歌を書き、
聖書物語の絵本を広げながらお話しをしました。

私の中国語もお粗末で、
子どもをお話しに集中させるのは、
ほんとに難しくて…。

でも、感謝主!
今ではすっかり定着して、
師母もバイブルタイムのときは必ず同席してくれるし、
牧師先生もいつもパワーポイントなどの設備の準備をしてくれる。
スタッフの先生たちも、
宿題が終わった子から
バイブルタイムの教室に送ってくれて、
最近は定期テストの前も、
バイブルタイムを優先してとってくれる。 
すっかり、課輔班になくてはならない時間になりました。

基本的にこのバイブルタイムは子どもには強制しないので、
本人が出たくなければ出なくてもいいのです。
でも、今ではみんな楽しみに来てくれます。
みんな聖書のお話しが大好きなのです。 

先回「よきサマリヤ人」のお話しをした時と比べると、
本当に大きく変わりました。
本当にすごいです。
聖霊様ですね。

感謝主!!

 

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