おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

赦す つづき

2015-04-30 10:41:44 | 友だち

Hさんは、さっそく昨日お父さんに会いに行ったと、
昨日の夜、FBにアップしていました。

勇気がなくて、
なかなか病室に入れなかったようですが、
最後には病室へ。

そこには、以前のお父さんとは違う、
弱々しい姿がありました。
ひどく痩せて骨と皮ばかりになったお父さん、
たくさんの管がにつながれ、
喉は切開され、
声も出ないような有様。

それでも、娘であるHさんを見ると、
分かったらしく、
涙を流しながら、
出ない声を絞り出すようにして
名前を呼ぶのだとか。

Hさんは、戸惑いながらも、
その姿が哀れで、
お父さんの手をとって自分も泣いたとか。

こんな姿のお父さんには会いたくなかったと、
できれば、
お父さんの心が入れ替わっていて、
元気で、幸せで…、
再会の時には、 
お互い笑顔で手を取り合って喜びたかったと。

内心複雑な彼女でした。

お父さんとのやり取り、
彼を赦せたのかについては、
何も書いていませんでしたが、
彼女の心にはすでに怒りも恐れもなかったことは、
文面から分かります。

とにかく、
お父さんに会えてよかった。

続けて祈ります。 

 

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赦す

2015-04-28 15:54:50 | 友だち

Hさんは今公務員試験のために、
勉強して備えている青年の女の子。
うちの教会員ではないけれど、
信仰の節目節目に関ってきました。

彼女は4人兄弟の長女で、
弟が二人、妹が一人います。
とても優しくて明るくていい子なのですが、
少し繊細なところがある子で、
人間関係で緊張したり、
傷つきやすかったりします。

そんな彼女が幼い頃、
お父さんの家庭内暴力がひどかったらしく、
お母さんや子どもたちは、
いつも父親の暴力におびえていました。
そして、最後には両親が離婚。
でも、時すでに遅し、
Hさんの心には深い傷が残ってしまいました。

実は、そんな彼女の家に、
台北の病院の職員から連絡があったというのです。
実はお父さんがその病院に入院していて、
もう終わりが近いのでしょうか、
なにやら子どもたちと事務的な手続きを
しなくてはいけないようなのです。

彼女は、
父親と離れてもう長いし、
そのあたりの心の整理はできていて、
冷静に対処できると思っていたのですが、
まさに、父親と会う段になったら、
小さい頃に暴力を受けた
いろんな場面が思い出されてきて、
怖くて、怖くて、とても平静な状態では、
父親と会えないというのです。

祈ってほしいと、
勇気を出してお父さんと会えるようにと、
彼女はFBで祈りリクエストをしていました。

 

これは、神さまが彼女に与えたチャンスなのかも知れません。

父親から受けた傷が、
ずっと彼女の心に潜んでいて、
その怒りや憎しみが、
彼女の縛りになっているような気がします。
そこから解放されるチャンスです。 

わたしは彼女に、
お父さんに会ってみたらとメッセージを送りました。

きっと以前とは違う、
弱り果てたお父さんがそこにいると思うよ。

そしてお父さんに、
自分の心のうちの怒りや恨みを
ぶつけてもいいじゃない?

でも、最後にはお父さんを赦すといいよ。
感情はついていかなくてもいい。
まずは意志をもって「赦す」って、
宣言したらいいじゃない?

それがみ言葉に従うってことだよ。 

そしたら、これからの人生変わるよ。

きっと自由がくるよ。
解放されるよ。

祈っているからね。

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ホットケーキ

2015-04-25 11:54:31 | 課輔班

ホットケーキは、日本独特のおやつです。
外国から学んだパンケーキから、
独自に発展したものじゃないかな?

特にあの便利なホットケーキミックスは、
優れものですよね。
日本のお母さんたちは、
今やホットケーキミックスを使って、
いろんな種類のお菓子を作っています。

台湾にはホットケーキミックスはありません。
日本から輸入されたものだけです。
ですから、一般家庭でホットケーキを作ることは、
めったにありません。

そして、それこそ最近知ったことなのですが、
日本のホットケーキは、
「銅鑼焼」と呼ばれているらしいのです。
前に語学学校の先生が、
それは「鬆餅」だと教えられて、
そう信じて使っていたのたですが、
実はワッフルが「鬆餅」という名を勝ち取ったらしく、
ホットケーキの訳語は「銅鑼焼」になったということか。
で、コンビにでもホットケーキには「銅鑼焼」と表記。

でも、ホントの銅鑼焼きも「銅鑼焼」なのだ。
いいのかな、そんなんで。

 

とにかく、
課輔班の子どもたちの月末試験が終わったので、
宿題がなくて浮かれている子どもたちと一緒に、
ホットケーキを作りました。
早く学校が終わって帰ってくる1,2年生8人で、
3~6年生の子どもたちの分も全部作ったので、
全部で1.6キロのホットケーキミックスを使いました。
ホットケーキミックスは自家製。
こちらです。↓
 http://cookpad.com/recipe/180153

みんなで楽しく作りました!
といいたいところなのですが、
(´Д`;)/ヽァ・・・
何であんなになってしまうのでしょ。

順番は待てない、
道具を独り占めしようとする、
何でもやりたがる好奇心はいいけれど、
できないことでも人のアドバイスは聞かずに、
勝手にするから、散々な結果になる。
騒いで、取り合いしてケンカして、
大騒ぎして始めたのに、
すぐに飽きて、
ホットプレートの近くで戦いごっこ。 

オイオイってな感じです。ヾ(- -;)

でも、本人たちは、
楽しくて嬉しくておいしかったらしいです。
なら良かった。

感謝主!(^_^;) 

 

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主日礼拝

2015-04-23 09:52:30 | 文化 習慣

同僚のアメリカ人宣教師が、
公務と娘の産後のお手伝いをかねた
一時帰国から帰って来ました。
日曜日の夜、台湾到着の便です。

またです。

彼らは平気で日曜日の便をとります。
出発が日曜日であろうと、
到着が日曜日あろうと、
時差の関係で日曜日がなくなろうと、
気にしません。

主日礼拝?

飛行機の中で、
空港のロビーで一人、
礼拝を守りました。 

That's all right!

ってな感じ。
彼らにとって、信仰はとても個人的なことなのです。 

先日もこんなことがありました。
主人は、あるキリスト教機構の役員なのですが、
構成メンバーのほとんどはアメリカ人です。
その話し合いの席で、
国外で開催されるカンファレンスに行くときの
フライトをどうするかで、
意見が出されました。

向こうでの時間を有効に使うために、
日曜日の朝のフライトに乗りたいのだか、
何か不都合のある人はいますか?

主人がすかさず、
日曜日の午前中は礼拝がありますから。
と応えます。

それで一旦おさまったかのように見えましたが、
また、会議が終わる頃になって、
フライトの話に戻り、
どうしても日曜日朝の便はダメなのかと
主人に再度確認。

相手は、みんな宣教師だったり、
教会でも社会でも信頼されているクリスチャンたちです。

そんな人たちを相手に、
主日礼拝を守ることの大切さを説くものおかしな話。
そこで、主人はこう応えたそうです。

I don't like the idea.

アメリカ人って、この言葉に弱いんですね。
みんな考え方が違う、価値観が違うのだという前提。
そして、それは何よりも尊重されなければいけない、
そんな文化があるようなのです。

それで、日曜日のフライトは避けられました。

はい、日本人クリスチャンはお堅いのです。(笑)

でも、日曜日、教会で礼拝したくてもできないお仕事の人、
戦いの中で日曜日礼拝を固守しているクリスチャンたちを思うと、
彼らを導く立場にある宣教師が、
他に選択肢がある中で、
日曜日を移動日に使うのは、
やっぱり、どうかなと思うのです。

「炎のランナー」という映画が昔ありましたが、
主日礼拝を守るために、
メダルを捕れる可能性のある競技を棄権した
エリック ・ リデルのような主日へのこだわりは、
今は見られなくなってしまったのでしょうか。
そう思うと何だかとてもさびしい感じがします。

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子どもと祈る

2015-04-20 11:38:46 | 信仰 聖書

1週間ほど前の話。
課輔班の1年生の子どもが、
目の前の膨大な宿題の量にため息。

その日は木曜日。
3時半までに宿題が終われば、
外に遊びに行ける日なのです。 

そこでそばにいた私に言いました。
「先生、宿題が早く終わるようにお祈りしてくれない?」

もちろん彼女は、
クリスチャンホームの背景があるわけではありません。
でも、毎週聖書のお話しを聞いて、
先生たちと一緒に祈る中で、
祈ることの意味を知りました。

「いいよ。いっしょにお祈りしよう!」

私はかたく目をつむって手を組む彼女と
一緒にお祈りをしました。
彼女は最後にはっきりとした声で、
「イエス様のお名前によってお祈りします、
アーメン!」
と言いました。

この女の子、
先日もこんなことを言いました。
「先生、この間イエス様の十字架のお話ししたでしょ?
わたし、泣きそうだったよ。」

子どもの心にみ言葉がしみ込んでいる。
イエスさまの愛が伝わっている。
そう確信させてくれるような出来事でした。

感謝主!!
 

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結業式

2015-04-17 14:23:29 | チャンピオンズ

木曜日の朝8時から、
得勝者課程の修了式がありました。

今回は、私たちの教会で導いていた
4クラス以外に、
他の二教会が導いていた3クラスがあったため、
7クラス合同の修了式になりました。

校長先生も初めから終わりまで、
ちゃんと参加してくださって、
ご挨拶をしてくださったり、
賞をとった子どもたちに
賞状を渡してくださったり、
いろいろと参加協力してくださいました。
もちろん生徒指導の先生や各担任の先生もです。

日本の公立の学校ではありえないことですね。

最後に、一人で二つのクラスを受け持ってくださっていた
女性牧師が、祝福の祈りをしてくれました。
すごいです!

この働き、
直接伝道できるわけではないのですが、 
とてもいい種まきになっています。

小6の子どもたちはすぐに中学生になります。
中学校を歩くと、
たくさんの子どもたちが声をかけてくれます。

開拓3年目の立新教会、
そろそろ中学生を対象にした
プログラムを持たなくてはと検討中です。

感謝主!

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布朗尼

2015-04-15 08:43:11 | チャンピオンズ

「布朗尼」は、ブラウニーのこと。
バナナチョコブラウニー250人分完成しました。

昨日は、一日オフだったので、
一日かけてブラウニーを焼いて、
袋詰めして過ごしました。
もう、しばらくはブラウニー食べられません。(-_-;)

実は明日、得勝者課程の修了式があります。
6回にわたる学びを終えた
6年生7クラスの子どもたちが、 
ホールに集まって、
授業を振り返り、
学んだことを確認します。

昨年は、ちょうどイースターの時期に重なったので、
子どもたちにイースターエッグをプレゼントしました。

ところが今年は時期が少し遅くなりました。
どうしようかということになり…、
ちょっとしたもの、
でも印象に残るプレゼントをしたいということで、
じゃ、ケーキを焼きます…と言ってしまったのです。
はい、私の悪い癖です。

私たちが受け持っている4クラスだけでいいと思ったら、
なんと、 他の教会の人が受け持っている
3クラスも合同になるということでびっくり!(*_*;
最低220人ということ。
で、余裕をもって250人分。

幸いにうちの近くに、
ケーキの材料が安く売っているお店があり、
なんと、全部で3000円かからずできてしまいました。
感謝主! 

レシピはこちら。
http://cookpad.com/recipe/282270

低カロリーのいいレシピです。
どうぞみなさんも作ってみてくださいませませ。 

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事故

2015-04-12 14:34:05 | 時事問題

 

台中市北屯区で10日午後5時頃、台中メトロ(MRT)の工事現場から鋼梁が落下する事故があった。乗用車が下敷きになり、8人が病院に搬送、少なくとも4人の死亡が確認されている。消防局はレスキュー車と救急車を出動させて救助に当たっている。 (「中央社台湾フォーカス」より)
http://japan.cna.com.tw/news/afav/201504100007.aspx 

一昨日の事故です。

事故で亡くなられた方、
突然何十トンもの鋼梁が上から落ちてきて、
車はぺしゃんこ。
あっという間の圧死だったようです。
ご遺族の慰めを祈ります。

実はこの事故現場、私たちの家のすぐ近くで、
なんと、この事故の前日と前々日、
私は教会の帰り、頌子を載せて、
車でこの事故現場と同じ場所を通りました。
しかも二日とも事故が発生した時刻と同じ夕方5時ごろです。 
事故の当日も30分ぐらい前に、
事故があった交差点のもう片方の道をバイクで通り抜けました。

事故のニュースがあったときには、
驚いて、背筋が凍る思いでした。

台湾の交通事情、
日本とは全然違います。
交通量が多く、
わけても、バイクの数は半端ないです。
交通ルールは基本的には(緩やかに?)守られているのですが、
状況判断に負うところも多く、
運転するときには細心の注意が必要です。

ですから運転の前には必ず祈ります。
バイク運転するときには、
はじめに祈るだけでは不安で、
それこそ祈りながら運転します。

そして、いつも祈ることの中に、
「神さま、どんなに注意して運転していても
避けられない事故があるのです。
どうぞ、そのような事故からもお守りください。」
という祈りがあります。

そして、こうも祈ります。
「人や物や動物や車や…
そういったすべてのものにぶつかりませんように。」
「前から後ろから、上からも下からもお守りください。」

本当にこの祈り大事です。
実際にこの祈りで守られているのです。

そんなことを実感した今回の事故でした。

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洗礼式

2015-04-11 22:00:18 | TEAM

もう1週間前の土曜日の話になりますが、
TEAM宣教師子弟の洗礼式がありました。

Tiwanese Americanの家族で、
洗礼を受けたのは、高校生の二人。
とても喜ばしいことです。 
二人の信仰は、はっきりしているし、
こうして同僚やお友達に見守られる中で
洗礼を受けられて、
本人たちも家族も喜んでいました。
私たちも彼らの洗礼式に立ち会えて嬉しかったです。

でも、でもです。
やっぱり戸惑ってしまいます。
カルチャーショックです。 

洗礼式は、
教会で、教会の皆さんに見守られて、
するものだと思っていますから。

教会堂の中でということではないです。
場所は川でもプールでもいいのです。
浸礼でも滴礼でもいいです。
ただ、教会の皆さんに立ち会ってもらわないと、
と思うのですが…。
もちろん広い意味では、
主を信じる私たちは一つの教会ですが。 

う~ん、たぶん教会観の違い。
そして文化の違い。
彼らにとって、信仰はとても個人的なものなのです。 

洗礼式は、
司式者(違う宣教団体の宣教師)のマンションにある
プールで行われました。
プールの隅の方では、
親子が水泳を楽しんでいました。

見守るお友たちも、
洗礼式が終わったら泳ぐ気満々で、
水着の上にTシャツという姿。
本人たちも別に白い服を着るでもなく、
水着にTシャツだし。
司式者も同じく…。
礼典の厳かさはないかな? 

国が違えは、文化が違う。
文化が違えば教会観や教会の習慣も違う。

私たちは、
宣教地と所属する宣教団体との
二つの文化の中で、戸惑うことばかりです。
ダブルカルチャーショックですね。

日々鍛えられています。 (^_^;)

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復活節週

2015-04-10 10:49:52 | 課輔班

日曜日のイースター礼拝は、
少ない人数で寂しかったのですが、
週日のイースター行事は、
子どもたちとにぎやかに楽しく過ごしました。

上の写真は、
課輔班の子どもたち。
イースターを覚えてのバイブルタイム後の
お楽しみタイムです。

今年の工作はこれ。
日本からのお客さんが、
いつも千代紙を持ってきてくださるので、
それを使わせていただいて、
卵をデコレーションしました。
中身は市販の卵型の発泡スチロール。 

前もって文房具屋さんで予約して、
取り寄せてもらっていたものを使いました。
割れる心配がないので、
扱いが楽です~!

そして、今年も幼稚園へ行きました。
幼稚園での出張イベントは、
クリスマスとイースターの年二回だけですが、
子どもたちは、ちゃんと覚えていて、
いつも楽しみに待ってくれています。
イースターのお話をシェアした後、
こちらでも千代紙で卵デコしました。
子どもたち、なかなか器用でしたよ。

そして、こちらが中学校でのイースター。
得勝者課程の学びの後で、
イースターのアニメーションムービーを見ながら、
イースターエッグを配って、
みんなでいただきました!
子どもたち、単純に喜んでました。

ということで、一連のイースター行事は終わり。
そして、今回もタイミングよく、
S子のイースターブレイクと重なったので、
すべての行事を手伝ってもらうことができました。
どこに行っても、
やっぱり若いお姉さんは人気者です。
しかも、S子は本当に役に立つ!
中国語も上手だし、
子どもの扱いも心得てるという感じ。
将来、教会でうんと用いられるといいです。

感謝主!!
 

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