5月8日は母の日です。
課輔班では、毎年母の日の前に、
カードや手作りプレゼントを準備するのですが、
今回は、お母さんにはがきを書いて送ることにしました。
はがきは、ずっと以前、
西〇寺教会の島〇先生が描いてくださった
絵葉書を使いました。
とてもきれいな水彩画?の花の絵です。
そこにメッセージを書き添えて、
お母さんに送ります。
お母さんが一緒に住んでいない子もいるので、
この方法はなかなかよかったかもです。
もちろん離婚家庭が多いので、
お母さんに限定しません。
おばあちゃんや叔母さん(伯母さん)でもいいのです。
絵葉書を書いている子どもを見てて思うのは、
子どもたち、本当にお母さんが大好きなんだなということ。
当たり前のように思うかもしれませんが、
課輔班に来ている子どもたちのお母さんは、
そんな優しいいいお母さんばかりじゃないのを知っているので、
特にそう思うのです。
いやほんと、「けなげ」です。
ある3人兄弟のお母さんは、
離婚して子どもを3人残して出て行ってしまいました。
普段はおばあちゃんとお父さんが、
その子どもたちの世話をしています。
はがきを書くときに、
「普段お世話してくれてるのは、おばあちゃんでしょ?
おばあちゃんにありがとうって書けば?」
そう言ったのですが、
その子たちは、
「やだ!お母さんに書くんだもん!」
とゆずりません。
「お母さんありがとう。
いつも私たち3人のお世話をしてくれてありがとう。
愛してるよ。」と書き、
そして、はがきいっぱいにたくさんのハートを書いていました。
4年生のお兄ちゃんは、
しっかりお母さんの住所も覚えていて、
妹や弟の分の住所まで書いてくれたのです。
そうそう、以前も、
離婚して家を出て行ったお母さんが再婚したとき、
「お母さん、幸せになってね。」
と純粋に願っている子どもを見て、
驚いたことがありました。
なんだか、泣けるね。
虐待されて保護されている子どもたちも、
一生懸命お母さんをかばい、
何もされてないと噓をついたり、
お母さんのところに帰るんだと言い張ったりすると
聞いたことがあります。
けなげじゃないですか。
ホント、子どもたちの愛に応えようよ、
お母さんたち!
(はがきを投函する子どもたち)