おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

羊飼い

2020-12-19 10:53:53 | 信仰 聖書
どうして羊飼いだったのかな。
多くの人に届けられたわけではない
キリスト誕生の御告げが、
どうして羊飼いに届いたのだろう。

ここ2週間ずーっと考えていて、
思ったこと。

やはり、彼らは救いを求めていたからだと。
物心両面、救いが必要だった。

ゴスペル、黒人霊歌は、
アメリカの黒人奴隷たちの心の叫びだった。
おかれている現状があまりに悲惨だったので、
彼らは神の救いを叫び求めた。
それが彼らの歌となった。

救い主の誕生を聞いたヘロデ王も
イスラエルの人々も
ただ「動揺する」だけだった。
祭司長や律法学者に至っては、
どこで生まれるかまで把握していたのに、
探し出そうとはしなかった。
結局現状に満足していたのだろう。
本当の意味で救いを必要としてはいなかった。

ところが羊飼いは、
「さあ、行って見届けて来よう!」
とすぐさま応答した。
この知らせに食いついた!

しかも「飼葉桶」がしるし…。
彼らが見慣れた道具。
ああ、自分たちは救いから除外されていない!
羊飼いのままで、
普段着で会いに行けるのだ。
そう思ったんじゃないかな。

このクリスマスの救いのメッセージが、
現代の羊飼いたちに届きますように。

photo:Mohamad Babayan
@mohamad_babayan
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オンライン面会

2020-12-15 11:52:01 | 家族
昨日はオンラインで、
入院中の父と面会しました。
1週間に一回、
15分以内の面会が許されています。
家族限定ですから、
兄弟が5人いる私たちは、
それぞれ5週間に一回しか会えません。
でも、普段父の着替えの洗濯をしたり、
いろいろお世話をしてくれる人は、
2週間に1回は父に会った方がいいと思うので、
その回数はさらに少なくなります。

父は先週、胃瘻を始める処置をしました。
嚥下障害が出て来て、
しょっちゅう肺炎を起こすようになったからです。
十分栄養が摂れないので、
致し方ないことです(-_-;)

ことばもなくなりました。
口は開いたままです。
認知症も進んでいます。

コロナのせいで、
もう1年近く会っていないので、
忘れられていても仕方ないと思っていました。

けれども、画面越しに、
「お父さん、ちえこだよ!」
というと大きく目を見開いて、
何か言いたそうにして、
こちらを指さすのです。
「ああ、わかってくれた」
涙が出そうになりましたが、
父に前で涙を流してはいけないと、
必死にこらえて、
「来週はクリスマスだよ~」
「栄養とれるようになって体力ついたら、
体も起こせるようになるからね~」
と一方的に話し続け、
あっという間の15分が終わってしまいました。

画面越しでバイバイして、
退出したら涙が出て止まらない(T_T) 

昨日ぐらいはやくコロナ終われ!
って思ったことはないです。

父の回復のためにお祈りください。

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クリスマスメッセージ

2020-12-12 17:05:36 | 信仰 聖書
アドベントに入ってから、
礼拝ではクリスマスのメッセージをしています。
アドベント一週目が「マリヤの賛歌」ルカ:1:46-55
二週目が「闇の中の光」イザヤ9:1-7
明日が「飼葉桶のみどりご」ルカ2:1-7
クリスマス主日は同じくルカの
「羊飼い」の個所からメッセージをします。
で、イブ礼拝は「東方の博士」から。

子どもの時からクリスマス大好きですが、
今年ほど、聖書のクリスマスの記事に
浸っているときはないです。
いいですね~。
BGMもクリスマス!
鼻歌もクリスマス!

今週説教の準備をしながら気づいたこと。
マリアって、一人で赤ちゃんを取り上げたの?
原語を見ると、
前の節の「マリアは月満ちて」を引き継ぐ形で、
「産んだ」も「布にくるんで」も「寝かせた」も、
すべて主語は三人称単数なのです。
マリアは一人で赤ちゃんを取り上げ、
布にくるんで、
飼葉桶に寝かせたってこと?
もしそうだとすると、
これって、すごい光景よね。
いやいや、産婆さんはいないにしても、
ヨセフは手伝ったよね。
誰かお産手伝ってくれる人がいたと信じたい。

でも…、
時々誰も助けてくれなくて、
自宅で一人で産んだり、
公衆トイレで赤ちゃん生まれちゃったとか
そんなニュース流れるじゃない?

で、どうしていいかわからなくて、
そのまま遺棄したり…
殺したり…

マリアさん一人で産んだとしたら、
そんな悲しいママたちの励ましになるかな。
誰かに助けを求めてみようって、
何とかこの命を助けようって
思わないかな。

クリスマスのメッセージ。
そんな孤独な妊婦に届きますように。



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ともしび

2020-12-07 13:08:40 | 時事問題
「暗いと不平を言うよりも
すすんで明かりをつけましょう」

カトリック教会のテレビ番組「心のともしび」の冒頭で
いつも読まれる言葉。
今はこの番組やってないみたいだけど、
一時期YouTubeで見るのがはやったから。
あっ、自分だけの流行ね(笑)

ホントに暗い一年だったなと。

社会的弱者と呼ばれる人たちが
窮地に追い込まれています。
非正規社員の割合がみるみる増え、
それに伴い失業者も増えています。
路上生活者、ネカフェ生活者も
増えています。

そしてうちの父もそうですが、
コロナのせいで
病院や施設が面会を制限するようになり、
伴侶や親などに会えないまま
孤独のうちを過ごしている人たちが
たくさんいます。

オンライン授業になって
入学してから一度も学校に行っていない大学生たちや、
ステイホームやテレワークの影響で
虐待やDV被害に遭っている女性や子どもたちもいます。

そして極めつけが
最近1か月の自殺者が過去最高になったことです。

本当に世界規模で闇の濃い時代です。


先週の火曜日、
オンラインでJA主催の
社会活動家、湯浅誠さんの講演を聞きました。

そこで日本小児科学会が発表した
コロナウイルス感染症に対する見地を
紹介していました。

「教育・保育・療育・医療福祉施設等の閉鎖や
大人(養育者)のストレスが
小児の心身に影響を及ぼしており、
COVID-19流行による
周りの環境変化に関連した
健康被害が問題となっている。」

本当にそうだと思う。
感染症そのものの弊害よりも
その事によって起る環境の変化が、
子どもたちの心身に
マイナスの影響を与えていると思う。

「暗いと不平を言うよりも
すすんで明かりをつけましょう」

教会の理解を得ながら、
私は何ができるんだろう…。
そんなことを思うアドベントです。

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アドベント

2020-12-06 16:06:43 | 生活
どこから書いていいのやら…(^_^;)

11月22日~23日は北海道に行って来ました。
何も遊びに行ったわけではなく、
息子たちの教会、宣教区での
結婚お披露目会があったので。



教会の人たちにも受け入れられ、
北海道宣教区の先生方にもかわいがっていただき、
住まいもこじんまりときれいに住んでおり、
当たり前だけど、新婚夫婦はとても仲がよく、
いろいろと安心したことでした♪

そしてその週末、
27日夜と28日午前中、
『愛を守る人』オンラインセミナーがありました!
技術面も前回よりは改善され、
ほぼ時間内に終えることができました!



今回は27名の参加、
アメリカルイビル、サンディエゴからの参加もありました!
北海道からの参加者も多かったです。
また、こちらから教えを請いたい大御所の先生方も参加して下さり
感謝でした。
そしてユキエ先生のデビュー戦も無事終わりました〜! 

そして先週は、
娘が1週間の秋休みを家で過ごしてくれて、
楽しい日常になりました。
何よりご飯を作ってくれるのが嬉しい♪



サツマイモときのことブロッコリーのサラダ、
おいしかったな~
よい子、よい子(^^)

そうそう、教会のクリスマス会第一弾もありました。
いつものメンバー+2名で、
楽しいクリスマスのお祝いをしました。

あと、マイマイの大学も決まったよ♡
よかった、よかった♪

まあ、いろいろと変則的なことがあって、
スケジュールはつめつめになってしまって、
生活は余裕がなく疲れ気味…。
そうそう原稿の締め切りもあったしね。
でも何とか一気にこのクリスマス乗り切ります!

感謝主!!
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