- 貧しい人
- 捕らわれ人
- 目の見えない人
- 虐げられている人
- 社会的弱者
社会的なステータスも得、
話しを聞いてほしいと言えば話しを聞くし、
組織化し、地域との連携の中で、
昨日から補教師研修会です。
3年目、最後の年です。
今年はここには来られないかもしれないと
覚悟していた時もありました。
5カ月で教会を辞任してしまいましたから。
でも、
主の恵みで、
正教師試験を受けるプロセスを続けていいと
お許しをいただいたので、
今年もここに来ることができました。
感謝だな…(涙)
一年ぶりに会う皆さん、
なんだかたのもしい💪
みなさんそろって試験に合格して、
牧師になれるといいな♪
自分もね(笑)
感謝主!!
今日は、川越で開催された
埼玉県主催の「こども食堂フォーラム」に
行って来ました。
主人にばかりデプテーション行かせて、
自分は好きなことばっかりしてると
言わないでください。
交通費は一人分しか出ないし、
いろいろと事情があるんですよ。(^_^;)
とにかく、
4月以降忙しくなる予定なので、
今のうちにたくさん本読んだり、
講演会やセミナーに行ったり、
本を読んだり、
学んでおきたいことが、
いっぱいあるのです♪
とにかく今日は、
午前中の講演会だけ参加したのですが、
とーってもよかったです。
二人の講師が立ちました。
一人目は、
彩の国子ども若者支援ネットワークの
代表理事、白鳥勲氏。
白鳥先生は、
貧困世帯の子どもの学習援助のために、
アスポート学習支援員事業を始めました。
その事業の内容は…。
まずは、行政と協力し、
貧困世帯の家庭を訪問し、
学習支援を受けないかと誘う。
貧困世帯の子どもは、
親に勉強を見てもらったり、
塾に行ったりする機会がないため、
概して学力が低い。
(もちろん例外はある)
しかも、家庭訪問すると、
貧困世帯の子どもの6人に1人は、
学校に行っていない。
最近は小三ですでに躓くらしい。
つまり、宿題がわからなくなる。
そうすると学校が苦痛になってくる。
学校に行くためには、
一定の条件がそろう必要がある。
まずは身だしなみ。
人並みの格好ができなければ、
いじめられる。
そして連絡帳に書かれていること、
宿題や持ち物や…
それらがそろっていること。
また、おなかが減ってないこと。
埼玉県の調査では、
貧困世帯の子どもの40%は
朝ごはんを食べていない。
食べていてもその内容が、
お菓子や甘い飲み物だったりする。
そして「行ってらっしゃい」
「行ってきます」という会話、
送り出してくれる人がいるかということ。
本来親が、
小さいときから気を配ってあげること。
当たり前の生活習慣。
それができていない。
貧困世帯の親たちは、
そんな余裕さえなくなっている。
あと、学力低下の要因として、
「質問できない」こともあるという。
赤ちゃんのときに、
泣いて要求し、
おっぱいをもらったり、
おむつを替えてもらったり。
少し大きくなると、
「これなに?」「どうして?」が始まる。
親がそれに答えてあげる。
そんなやりとりがないまま育った子どもは、
質問ができない。
そして、学力が低下していく。
今、そんな子どもたちの進学を助けるために、
アスポート学習支援員事業が行われている。
現在1600人の子どもを
100か所の教室で、
主に埼玉県下の70の大学から、
700人の大学生が、
ボランティアで来ている。
また家庭訪問などもする
専属スタッフが80人。
引退教師が120人。
その他ボランティアがやはり120人。
総勢1000人以上の大人が、
ほぼマンツーマンで、
子どもたちの勉強をみている。
親が外国籍だったりすると、
受験の際、願書を書くところから手伝う。
基本的な生活習慣ができていない子は、
決まった時間までに、
決まったところに
願書を出しに行くことができなかったりする。
そんな子には、
いっしょに願書を出しに行く。
また、合格発表も一緒に見に行く。
もし落ちていたら、
挫折感から立ち上がれず、
将来を投げてしまう子もいるからだという。
そんなこんなで、
今アスポートで支援している子は、
進学率100%!
すごいですね。
そうそう、
アスポートは、
子ども食堂などの食事の支援が
あるとは限らない。
でも、お腹が減っては、
勉強にも身が入らない。
そんな時は、
いっしょにおにぎりを作って食べるのだとか。
そして、そういう時間が、
先生との関係を作っていくのだという。
長くなってしまったけれど、
そんないい話をたくさん聞きました。
ただのいい話しにしないで、
今後どうつなげていくか…。
それは私の課題。
感謝主!
きのうは法政大学八王子キャンパスに行って来ました。
社会活動家湯浅誠さんの講演があったからです。
湯浅さんは法政大学で、
5年に渡り教鞭をとって来ましたが、
今期をもって退職ということで、
今日は最終講義。
しかもオープンで!
無料で!
これは行くしかないと思い、
行ってまいりました!
午前の祈り会と夜の祈り会の合間に、
八王子まで往復~!
先生のおっしゃりたいことは、
先生の著書や「ヤフーニュース個人」で、
いつも追っていたので、
だいたい把握していたのだけれど、
ナマの湯浅さんにお会いするのは初めて。
声を聴くのも初めて。
うれぴー♡
今日の講演で、
う~んと頷かされたことのシェアします。
彼はある一人のジャーナリストから、
「おまえは便所の窓から社会を見てるんだな」
と言われた。
ジャーナリストは鳥のように、
高いところから社会全体を見る。
お互い視点が違うなと言われたとのこと。
そう確かに彼は、
社会の底辺にいる人たちに寄り添い、
彼らの視点で物事を見ていた。
しかし、
社会を変えたいと願い、
あらゆる人々に理解してほしいと願い、
普段二階、三階の窓から、
あるいは高層マンションの
10階、20階の窓から見ている人に、
おいここまで下りてきて、
この便所の窓から社会を見てみろと言っても、
だれも下りてきてはくれない。
「はい?意識高い系?」
そんな感じ。
彼は、ああ、自分は、
彼らに通じることばを持ち合わせていないと、
そう感じたという。
そこで、とにかくいろんな人と
接してみようと思った。
それこそ…
「着たことのない服に袖を通すように」
世の中にはいろんな人がいる。
いろんな人と接すれば、
いろんな見方があるのだと気づく。
彼らと話す言葉が見つかる。
彼らと話しても外さない…。
だから大学生の中に入っていった。
東京の私立大学に通える学生たちは、
たいてい生活には困らない程度の家庭から
来ているし、
普段いっしょにボランティアをしている学生とは、
違うところに生きている人たちだから。
湯浅さんは、
長くホームレス支援をしてきた。
そして「便所の窓から」いっしょに社会を見、
彼らに通じることばを学んだ。
その後、
内閣府参与に就任し、
3年間務めた。
そこで、彼らの窓から社会を見て、
彼らに通じることばを学んだ。
そして、今度は大学生ということ。
そして5年で終えた。
今後は主に、
地域交流拠点を作り、
子どもの貧困対策をする活動、
つまり子ども食堂支援センター
「むすびえ」というネットワークの
理事長になる?なった?らしい。
その中で、子ども食堂にコミットしながら、
言論活動をして行くとのこと。
はい、楽しみです。
すべての人に通じることばを…。
そのためには、
あらゆる人の中に入って行き、
対話する必要があるということ。
「わかれ」ではなく、
「伝わる」ように、
「耳を傾けてもらえる」ように、
その人に通じることばを見つける。
きのうの帰り道から、
そんなことばがぐるぐると
頭の中をまわっている。
私の伝道者としての在り方にも通じるかなと。
きのうはいい時間を過ごした。
感謝主!!