先週末、
主人のクレジットカードで、
身に覚えのない買い物による引き落としが発覚。
Airbnbという民泊サイトでの買い物だったようです。
日本円にしたら3万円以上の買い物。
どこかでカードの情報が盗まれたらしいです。
夜中でしたが、
すぐにカード会社に連絡。
被害を報告して、
とりあえずこれ以上使われないように
止めてもらいました。
そして次の日には、
カードを解約する手続きを。
はい、これだけでもかなりのストレスです。
何しろ海外ですから。
電話でのやり取り、
窓口での手続き、
知らない分野の単語がポンポン出てくるので、
いちいち聞きなおしたり、
説明を求めたり…。
それなのにです!!
昨日主人が窓口でカード再発行の手続きをしたら、
その窓口のババアおばさん、
主人が聞き直したり、
理解できないことがあって説明を求めたりすると、
ため息をついたり、
露骨にイライラしたり、
大きな声で繰り返したりと、
本当に嫌な態度をとったらしい。
そういう対応をされると、
こちらは焦って
ますます理解できなくなるものです。
最後に主人は「謝謝」とお礼を言ったのに、
そのババアおばさんは返しもしなかったらしい。
時々いるんだよね、こういう人。
私も何度も遭遇したことあります。
その度に自尊心が傷つき、
いやーな思いがします。
しばらくは、
思い出しては落ち込んだり、
腹が立ったりするものです。
世界中の人が、
一度は海外生活を経験いたらいいと思う。
旅行ではなくね。
知らない言葉の中に住み、
赤ちゃんのように一からことばを学び、
買い物をしたり、
病院に行ったり、
教会に行ったり…。
セルフイメージがダウンして、
自分が価値のないものに思えてくるはず。
私がよく使うイメージ。
両側にちょうど手足が届く距離に壁があって、
私は両手両足を開いて、
突っ張って、
落ちないように自分を支えている。
ちょっとでも気を許したら、
下に真っ逆さまに落ちて行ってしまうような…。
海外生活ってそんな感じです。
そう、世界中の人がそんな経験をしたら、
もっと外国人にやさしくできるはず。
ことばが不自由だということが、
どういうことかイメージできるはず。
主人がアメリカの神学校で留学していたころ
お世話になったサンディーさんが、
よく私たちをかばってこんなことを言ってくれた。
「外国から来た神学生やその家族。
みんな優秀で、
自分の国では尊敬される人たちなのに、
ことばが不自由というだけで、
ここでは時に子どものように扱われる。
それがいつも悔しく悔しくて…。」
サンディーさんも長く日本で宣教師をしていたアメリカ人。
自ら同じような経験をしたのでしょう。
そんな風に理解してくれる人がいるだけで、
どんなに慰められたか。
というわけで、
日本のみなさん。
想像力を働かせましょう。
外国人にやさしくしましょう。
しかも上からの優しさではなく、
尊敬から出たやさしさでお願いします。