おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

夏バテか

2017-08-31 11:18:17 | 健康

今年の台湾、
(いつもか 笑)
暑すぎでしょ…。
湿度も高すぎ…。

そろそろ限界来てます。

天気予報では、
今年は暑さが長引くとのこと。

おいおい、かんべんしてくれ。(^_^;)


主人も8月後半、
この気候に加えて、
いろいろストレスも重なって、
体調崩してます。


というわけで今年の夏バテ対策。
…もう手遅れだが。

台湾は今レモンが収穫の時のようで、
買っても安いし、
先週の日曜日は、
教会でたくさんおすそ分けいただきました。
もちろん自家製無農薬の♪

台湾のレモンは緑色なのよ~♪

このレモンをスライスして、
ウォーターボトルに入れて、
水を入れて、
常温で放置。
一日何度も水を加えて、
たぶん合計4,5杯分は飲んでるかな?

この方法いいですよ。
いいはず。
身を持って証明はできてないけど。(笑)

あと、暑くて頭使ことはできないので、
こんなのも作りました。

まいまいのスマホ入れ。
ずっと頼まれてたのよね。
なかなかいい感じに仕上がりました~

感謝主!!

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愛する訓練

2017-08-28 15:57:13 | 家族

毎週日曜日5時からは、
うちの家庭礼拝です。
もう15年以上続いてるかな?

海外に住むようになってから、
家庭礼拝は必須です。
もちろん日曜日の午前中は、
現地の教会で礼拝しますが、
母語ではないので、
100%理解することはできませんし、
霊的なこと、心のことは、
やっぱり母語じゃないとね♪

というわけで、昨日も家庭礼拝ありました。
主人とマイマイと私の3人です。

それでも賛美、祈り、説教、頌栄、祝祷、
全部そろった立派な礼拝ですよ。


昨日の説教…教えられたな~。
最近、主人は、
以前うちが住んだことのある
アメリカはグランドラピッズの教会の説教を
自分がまず聞いて、
それをシェアしてくれています。

昨日のテーマは「家族」。

テキストは、
創世記12:1~3
マルコ3:31~35

その中で家族の意義みたいなことを話してくれました。
何のために家族、家庭があるのか。
それは、「愛することを訓練するため」だそうです。

私たちは家族の中で、
愛することを学び、
訓練されるのだといのうのです。
家族はそのためにあるんだと。

これは、実際の家族にも、
霊の家族、教会にも言えることです。

創世記では、
アブラハムと彼の子孫は、
祝福の基となると言われています。
またマルコの方ではイエスさまが、
「神のみこころを行う人は、
誰でも、私の兄弟、姉妹、母なのです。」
と言っています。

どうやって祝福の基となるのでしょう。
それは、家族で愛し合い、
まわりの人々を愛することによってです。

また、神のみこころとは何でしょう。
それは、神を愛し人を愛することです。


家族の存在意義、
それは家族の中で愛する訓練をするため。
実に頷けます。


子どもたちは親から愛されることによって、
愛を学んでいきます。
そしてそこで大きく育った愛は、
今度は外に向けられていきます。

夫婦は、それこそ日々、
愛する訓練です。
相手を受けれること、
思いやることを
実は日常の中で訓練されているのです。

霊の家族、教会も同じです。
教会で受け入れられない人がいる、
あの人さえいなければと思う…、
それでいいのです。
そうやって愛することを訓練されるのですから。

家族の中で、
教会の中で、
さらに愛することを学びたいと
思わされたことでした。

感謝主!!

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ドラマと手芸

2017-08-26 22:29:10 | 生活

主人が泊りがけで台湾の東、玉里の方へ。
長女みんみんは、先週木曜日に日本に帰ってしまって、
マイマイもクラスリトリートで夜10時半まで帰って来ない。

一人でお留守番すると、
何だか、前から見たかった映画や
日本のドラマなんかを
まとめて見たくなるはなぜかな…。(^_^;)

映画は「舟を編む」を見て、
そのあと、マイマイが面白いって言っていた
「過保護のカホコ」を見ました。
7話までね。
単純におもしろかった(^^♪

で、日本語の映画やドラマは、
ぼーっとそれだけ見ていてはいけないという
母の呪縛教えがあるので、
例のごとくチクチク縫い縫いを。
(海外のは字幕を見ないといけないので無理)

以前お土産屋さんで買ったキーカバーがかわいくて、
高かったからそのときは一つだけ買いました。
で、いつかおんなじの作ってみようと思っていたので、
この機会に実行!
上のようなのができ上りました!

型紙や作り方があるわけではないので、
一つ目は試行錯誤。
次からはもっと早く作れるかな?
ってか、そんな暇があるのか。

そのうちにまた作ります(^_^;)

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外国人

2017-08-23 09:40:01 | 生活

先週末、
主人のクレジットカードで、
身に覚えのない買い物による引き落としが発覚。
Airbnbという民泊サイトでの買い物だったようです。
日本円にしたら3万円以上の買い物。
どこかでカードの情報が盗まれたらしいです。

夜中でしたが、
すぐにカード会社に連絡。
被害を報告して、
とりあえずこれ以上使われないように
止めてもらいました。

そして次の日には、
カードを解約する手続きを。

はい、これだけでもかなりのストレスです。

何しろ海外ですから。
電話でのやり取り、
窓口での手続き、
知らない分野の単語がポンポン出てくるので、
いちいち聞きなおしたり、
説明を求めたり…。

それなのにです!!

昨日主人が窓口でカード再発行の手続きをしたら、
その窓口のババアおばさん、
主人が聞き直したり、
理解できないことがあって説明を求めたりすると、
ため息をついたり、
露骨にイライラしたり、
大きな声で繰り返したりと、
本当に嫌な態度をとったらしい。

そういう対応をされると、
こちらは焦って
ますます理解できなくなるものです。

最後に主人は「謝謝」とお礼を言ったのに、
そのババアおばさんは返しもしなかったらしい。


時々いるんだよね、こういう人。
私も何度も遭遇したことあります。
その度に自尊心が傷つき、
いやーな思いがします。
しばらくは、
思い出しては落ち込んだり、
腹が立ったりするものです。


世界中の人が、
一度は海外生活を経験いたらいいと思う。
旅行ではなくね。
知らない言葉の中に住み、
赤ちゃんのように一からことばを学び、
買い物をしたり、
病院に行ったり、
教会に行ったり…。

セルフイメージがダウンして、
自分が価値のないものに思えてくるはず。

私がよく使うイメージ。
両側にちょうど手足が届く距離に壁があって、
私は両手両足を開いて、
突っ張って、
落ちないように自分を支えている。
ちょっとでも気を許したら、
下に真っ逆さまに落ちて行ってしまうような…。
海外生活ってそんな感じです。

そう、世界中の人がそんな経験をしたら、
もっと外国人にやさしくできるはず。
ことばが不自由だということが、
どういうことかイメージできるはず。


主人がアメリカの神学校で留学していたころ
お世話になったサンディーさんが、
よく私たちをかばってこんなことを言ってくれた。

「外国から来た神学生やその家族。
みんな優秀で、
自分の国では尊敬される人たちなのに、
ことばが不自由というだけで、
ここでは時に子どものように扱われる。
それがいつも悔しく悔しくて…。」

サンディーさんも長く日本で宣教師をしていたアメリカ人。
自ら同じような経験をしたのでしょう。
そんな風に理解してくれる人がいるだけで、
どんなに慰められたか。

というわけで、
日本のみなさん。
想像力を働かせましょう。
外国人にやさしくしましょう。
しかも上からの優しさではなく、
尊敬から出たやさしさでお願いします。

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新学期

2017-08-21 10:11:20 | 家族

まいまいの高校が始まって、
今日から二週間目です。

日本人学校から
モリソンアカデミーという
MKスクールに変わりました。
100%英語のインターナショナルスクールです。

金曜日にいきなりレポートの宿題が出ました。
月曜日今日までの提出です。

世の中に影響を与えた著名人を一人選び、
その人について書くというもの。
彼女はガンジーを選んで書いたらしいです。

昨夜、主人が書き上げたレポートをチェックしましたが、
初めてにしてはなかなかよく書けていると
安心していました。ε-(´∀`*)ホッ

上の子たちも
学校が切り替わるときには、
すごく大変だったと思うのだけれど、
あんまり愚痴を言わなかったし、
子どもの人数が多い時には、
一人一人に十分注意が向けられていなかったかも。
とにかく改めて大変だな~と。

今週末にはクラスリトリートがあって、
学校でお泊りなんだって~
学校からはこれは自由参加ではないので、
全員出席するようにとのお達し。

「行きたくな~い!!」
とのたうち回るまいまい。

まっ、がんばれ(^_^;)

母はお弁当で応援。

 

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停電の影響

2017-08-18 15:09:46 | 時事問題

林行政院長、脱原発政策の継続を強調 再稼働求める声を受け/台湾

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201708170005.aspx

16日の夜に停電がありましたが、
この停電は、火力発電所の大潭発電所(桃園市)で、
燃料となる天然ガスの供給が
石油大手・台湾中油の誤操作で
一時中断されたことが原因。
台北から南部の一部の地域まで、
約668万戸が一時停電したそうです。

この停電を受けて、
蔡英文総統はすぐに公に謝罪し、
台湾の経済部長も辞任して責任をとりました。

そして、懸念していたこと、
原発再稼働の声も上がって来ました。

台湾はこのところ連日35℃を超える猛暑で、
供給の余力を示す「予備率」が、
連日4~5%にまで低下。
電力を安定して供給するするためにも、
原発再稼働もやむを得ないだろうという議論です。

しかし上のニュースにもあるように、
林行政院長は、
それはありえないと。
 原発再稼働という長期政策によって、
数時間の停電という短期的問題を解決するのは
「論理的につじつまが合わない」と述べ、
原発停止を継続していく方針を改めて強調しました。

また林院長は、
原発稼働の不確定性と
事故発生時に起こりうる災害の深刻性に触れ、
「可能であれば原発はなるべく使わない。
これは価値選択の問題だ」
とも述べています。


いや~、まったくです。
さすがです!
かっこいいです(*≧o≦)b❤

ということで、
2025年までに脱原発実現を目指す政府の方針は、
変更なさそうです。 ε-(´▽`) ホッ

感謝主!

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映画と停電

2017-08-16 09:55:39 | 映画・ドラマ・本

神の小屋 予告編

例のごとく古い映画を上映する映画館で、
主人と映画を観てきました。
中国語では「心靈的小屋」
英語では"The shack"
日本語では「神の小屋」という映画。

5月ごろにはこちらで
上映されているのは知っていたのですが、
その時には機会を逸してしまったので、
今回見られてよかった~!

いろいろキリスト教界では物議を呼んだ映画だそうですが、
CSルイス的なファンタジーを通して、
ある信仰のテーマについて語っているという点では、
とてもいい映画だと思いました。

でも、聖書に親しみのない
クリスチャンではない日本人が観ても、
よく分からないだろうし、
三位一体の神さまを擬人化しているあたりから、
いろいろ誤解を招く危険性はあるかな~?

この映画では、
子どものころに父親の暴力の中で育った主人公が、
自分の最愛の娘を凶悪犯に誘拐され殺されます。
主人公は心の痛み、憎しみ、自責の念の中に落ち込み、
そこから這い上がることができません。

そんな彼のところに一通の手紙が。
彼はその招きに応じて、
かつて娘が殺された小屋に向かいます。

そこで彼が出会ったのは、
三位一体(父子聖霊)の神でした。
そのあたたかい愛の交わりの中で、
彼は次第にいやされていきます。
そして裁きを神に預けること、
赦すこと、
(虐待した父を、自分を、凶悪犯さえも)
天国の希望を持つこと
神と和解することを学んでいくのです。

原作者のウィリアム・ポール・ヤングが、
もともと自分の子どもたちのために
書いた物語だと聞くと、
ああ、なるほどと思う
何とも温かい後味の映画でした。

いい時間を過ごしました。


そしてその夜は、二回にわたって
それぞれ約一時間ほどの停電がありました。

停電になると、
何にもできないので、
主人は映画のあらすじを事細かに
娘たちにもシェアしてくれました。
暗闇の中だったので臨場感はあるし、
主人の語りは、プロ級にうまいのです!

というわけで、
夜もいい時間が過ごせました。

感謝主!!

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志工老師

2017-08-14 10:23:12 | チャンピオンズ

土曜日はChapions program(得勝者課程)の
志工老師(ボランティア先生)の研修会でした。

各プログラムごとに持たれるのですが、
私は「真愛守門員」に参加しました。
二年前に参加して、
一応ボランティア先生としての
免状も持っているのですが、
国の方が同性婚を認めたりと、
性教育をめぐる情勢が大きく変化しているので、
それに伴いテキスト等も改訂されており、
もう一度再研修を受ける必要があったのです。

このChampions program は、
宗教法人ではありません。
あくまで社団法人なので、
国の方針や法律が変われば、
それに対応しなくてはいけません。

それでも、このプログラムの基本理念は変わりませんし、
その使命、スピリットも変わりません。
正しい性の在り方を
若い人たちにきちんと教えるのがその使命です。
今の時代、
「こうあるべき」と断言することは許されていません。
ただ、サジェスチョンを与えたり、
生き方の方向を示したり、
正しい選択を助けたりすることはできます。
教える内容が制限される中、
私たちはかしこく対応しなければいけませんね。

また、時代に即しての変化もありました。
今までのテキストは6課までだったのが、
今回配られたテキストは8課になっていました。

最後の2課は、
ネットの使い方と注意すべき点について、
学べるようになっています。

今、ネットを通して、
ポルノグラフィー依存症になったり、
出会い系サイトなどで、
性犯罪に巻き込まれたりという子どもたちが
急増しています。
それに対応しての学びです。

今の時代このような学びが本当に必要です。
そして、台湾の教会の対応の速さには驚かされます。

日本も必要ですね。
日本の青少年のネットを媒介にした性の問題は、
ひょっとしたら台湾以上かもしれません。
ホント、対応が急がれます。

このChampions programが、
ますます用いられますように。

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食の安全

2017-08-11 10:15:09 | 健康

今回日本に少しだけ滞在して思ったこと。

日本の食品は添加物が多いですよ。
特に出来合いのお弁当やおかず、
サンドイッチ、菓子パン、食パン、おかし。

パッケージの裏には、ところ狭しと
意味の分からない人工添加物が書かれています。

台湾は日本ほどじゃありません。
パッケージの裏を見て、
全部知っている原材料だと安心します。

台湾の人は外食、お弁当をよく利用するけど、
基本出来立ての温かいお弁当、食事なので、
いろいろ添加する必要はありません。

また台湾の人の方が、
人工的な添加物について敏感です。
そして消費者が強い。(^_^;)
時には抗議を示す不買運動も辞しません。

それに農薬についても台湾の人は敏感で、
野菜を使うときには、
神経質なほどよく洗います。

とにかく食についてはいつも疑ってかかっています。
基本的に信用していないのです。

ところが日本人は、
一般的に無防備ですね。
もちろんすべての人ではありませんが。

でも実際日本では、
台湾で使うことが許可されていないような
強い農薬が使われていたりするよですよ。
そして、農薬などの基準値を超えていて、
台湾の港や空港で止められいる食品は、
日本産のが一番多いこと、
おそらくほとんどの日本人は知らないでしょう。

そして、もっと厄介だと思うことは、
日本人の国内産の食品に対する安全神話です。

国内産だというと
高い基準を満たしていて、
外国産のより安全でおいしいと思っている。
だから他の先進国に比べると
有機食品を使う人が少なく、値段が高い。

ホントに安全なのかな~と
疑問を持ってみることをおすすめします。

そしてやっぱり気になるのは、
貧困家庭の子どもたちです。
貧困が深刻であればあるほど、
親の手料理を食べる機会が少なくなります。
菓子パンや安いお弁当で食事を済ませるのです。
そして食品は、安ければ安いほど添加物は多いものです。

私も日本に住んでいるときには、
日本の食品は安全だ、
国内産は安心でおいしい、
市販されているものは農薬を気にしなくてもいい、
たとえ農薬、添加物が入っているにしても、
高い基準を満たしているのだから、
気にする必要はない。

なんとなくそう思っていましたが、
一歩外に出てみると、
それは日本人のおごりだと、
無知だと思わされます。

そしてそれは延いては、
大手企業と彼らの顔色を見て政治をしている
日本社会の問題の現れだと思うのです。

ははっ、言いすぎでしょうか。(^_^;)

とにかく日本人消費者は、
もっと疑い深く、
強くなってもいいと思いますよ~!

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葬儀

2017-08-10 10:00:03 | 信仰 聖書

私たちが西大寺に滞在しているときに、
桜が丘キリスト教会の牧師、
片山進悟先生が亡くなりました。
68歳という若さでした。

昨年末から具合が悪く、
年が明けて受診したら
すでにすい臓がんの末期だったらしいです。

主がいやしてくださることを期待して、
積極的な治療はなさらず、
普段のご奉仕をこなしながらの闘病生活。
そのうち起きていられる時間が徐々に減り、
先週の木曜日に状態が急変し、
天に召されました。

葬儀の時に先生の略歴が紹介されました。

先生が小学4年生のころ、
「元寇」の絵を見たそうです。

彼はその絵に衝撃を受け、
将来は日本の国を守る人になるのだと
志を抱きます。

そしてその夢は実現し、
海上自衛隊でパイロットとして22年勤務しました。

ところがそんな彼がキリストに出会います。
その回心は明確で、
今まで国のために命を捨てることを厭わなかった彼が、
今度はキリストのために命をかけることになりました。

まずはウィクリフ聖書翻訳協会の技術宣教師になりました。
ご家族と共にアメリカにわたり15年奉仕されます。

彼の願いはパイロットとしての技術を用いて働くことでしたが、
途中、主がその道を閉ざされ、
宣教師達に聖書に基づくビデオの吹替えや
聖書朗読カセットの作り方などを教える奉仕に従事されました。

そんなアメリカでの15年のご奉仕を経て、
今度は日本に帰国されました。
そして2009年から西大寺教会の伝道所、
桜が丘キリスト教会を任され、
牧師としてご奉仕してきたのです。

神学校を卒業していたわけではないので、
正式な牧師の資格があったわけではありません。
長く教会に仕えるためには、
正教師を取得した方がいいと判断されたのでしょう。
意を決して60歳を過ぎてから神学校に行かれます。
週日は神戸の神学校で学び、
週末は岡山の教会に帰って奉仕をするという
二重生活が3年続き、
まずは補教師の資格を取得。
その後3年の準備を経て、
念願の正教師試験を受けるところまで来て、
発病されました。

もちろん無念だったことでしょう。
ずっと先生を支え続けて来られた
奥様や3人のお嬢さんにとっても
本当に悲しい別れだったと思います。

それでも葬儀の席は、
悲しみと絶望ではなく、
むしろ平安と希望に満ちたものでした。

それは、先生の生涯が、
短くはあっても完結されたものだったこと、
先生の存在、生きた証を通して、
すでに多くの人々がキリストに出会い、
励ましを受けて来たからに他ならないでしょう。
本当に、
なんて多くの実を残されていったことでしょう!

人生は長さではない、
どれだけ多くの実を残すが、
どれだけ主の前に忠実に歩むかだと、
葬儀に参列しながら、
自分の肝に銘じたことでした。

ご家族の上に神さまの慰めがありますように。
すべての栄光が主に帰されますように。

祈りつつ

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