おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

本当の愛

2018-02-28 09:58:00 | チャンピオンズ

得勝者課程(チャンピオンズプログラム)の翻訳も
大詰めを迎えています。

このカリキュラム、
内容を深く知れば知るほど、
わたし自身、新しく気づかされ、
教えられることが多くて驚きます。

たとえば3課で、
若い人たちがどうやって、
特定の相手と親密な関係を築いていくかを学ぶのですが、
そこで強調されているのは、
お互いをよく知ること。

一般知識として、
男女の違いをしることも大事ですが、
個人としてもその人をよく知ることが大事です。
その人の性格や考え方、価値観などです。

ところが、これらのことは、
一対一で付き合うと、
かえって見えなくなることが多いのです。

たとえば、クラスの中で、
ああ、この人すてきだなと思うとします。
そうするとその人のことを
関心をもってよく観察しはじめると思います。

この人はクラスの中でどんな位置付けなのか、
何かみんなでプロジェクトをするとき、
その人はちゃんと責任を果たしているか、
みんなに信頼されているか、
ポジティブに物事をとらえているか、
ネガティブなのか、
人に批判的じゃないか、
弱い人を配慮することができているか。
いろんなことが見えてきます。

ところがどうでしょうか。
もし恋が実って二人で付き合い始めたとします。
二人でいっしょにいる時間が増え、
密に連絡を取り合うようになるでしょう。
ところがその途端、今まで見えていたはずのものが、
見えなくなります。
二人の関係は閉ざされたものになってしまい、
自分を良く見せようとしたり、
相手をよく見ようとする意識が働き、
相手の欠点や問題は見えなくなっていくのです。

二人が付き合えば、
もっとお互いよく知ることができるというのは、
実ははやく相手を独占したいという口実です。

そして、からだの関係を持ってしまえば、
もっとその傾向は強くなります。
特に男性は、
関心がそちらに集中してしまい、
たくさんおしゃべりしたり、
いろんなことについて話し合ったりという時間は、
みるみる減って行くのです。
心触れ合う交流はなくなっていきます。

また、お互いよく知った上で、
その人のサイコーの友だち(親友)になるというのは、
とても大切なことです。
かっこつけないで本音で語れる、
いっしょに泣いていっしょに笑える、
同性の親友と同じです。

そして友情にも言えますが、
相手に要求するばかりでなく、
まずは自分が相手のよい友達になることが大切です。
相手の良いところを見つけるのを助けましょう。
相手の欠点を補い、補いましょう。
相手がどんな状況でも、
ほかの人に誤解されたり批判されても
理解し、信じてあげましょう。
そして、必要な時には忠告したり、
アドバイスするのも大切なことです。

日本の若い人たちは、
異性に関心を持ち始めた途端、
異性を男女の関係としてしか
見られなくなる傾向があります。

そしてその延長で結婚します。
あるいは、男女の関係のゴールに
結婚を設定していない最近の傾向では、
長く同棲し、
結婚しようともしません。
そして恋愛感情が冷めればそれで終わりです。

でも、結婚前にしっかりと「友情」という土台を築いてきた夫婦、
また結婚してから「友情」を築いた夫婦は強いですね。

お互いを必要とし合い、
好きとか嫌いとかの感情に振り回されず、
安定した関係を保てます。
だいたい惚れた腫れたという感情は、
長続きするものじゃありません。

そうそう、クリスチャンスクールの高校に通う娘が、
ヘルスの授業で先生が、
「親友と結婚できると幸せですよ。」
と言っていたと
家でシェアしてたことを思い出しました。

最後に最近ネット上で話題いなっている
「恋人と夫婦の違い」をシェアします。

要するに「愛」ですね。
「本当の愛」です。
「愛」は普遍的な価値があります。
子どもたちが、
「愛」の大きな人として成長してくれるように、
願って止みません。

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トイレットペーパー

2018-02-27 15:24:51 | 時事問題

台湾の最近の新聞記事から。

花蓮地震の最後の二遺体がやっと発見されました。
中国大陸からの旅行者のお二人でした。
これで今回の地震で亡くなられた17人
すべての死亡が確認されました。
ご遺族の上に慰めがありますように。

さて、もう一つの新聞記事は、
金曜日にネットのニュースで見かけました。
世界的なパルプ不足で、
3月以降、トイレットペーパーなどの紙製品が、
最大30%の値上げになるということでした。

うちは、いつも意識して、
再生紙100%のトイレットペーパーを買っているので、
きっとそんなにすぐには影響ないわと思って、
あまり気にしていなかったのですが、
土曜日に近くの大型スーパーに買いに行ったら、
びっくり!!

トイレットペーパー売り場に、
なんと黒山の人だかり!
スーパーの従業員が、
入荷したトイレットペーパーの入っている
大きな箱を開ける度に、
人が群がり、
従業員が取り出すのを待たずに引っ張り出す始末。

ふと見ると、
トイレットペーパーの棚は空っぽ!
例の再生紙100%のだけが、
いくつか残っているだけ。

そういえば、うちももう
トイレットペーパーのストックがない。
でもいつも買っているその再生紙100%商品が、
急に色あせて見えて…、
わたしも人だかりに潜り込み、
従業員が箱を開けたそばから、
するりと手を伸ばし、
24個入りをゲット!

普段意識高い系をきどっている割に、
これです ┐(´д`)┌
われながらあきれるね(笑)

でも、なんだか不思議な達成感を
ひそかに抱きながら、
スーパーを後にした私でした。

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春節休み

2018-02-24 17:39:40 | 生活

そして15日が旧正月の大晦日にあたる除夕。
この日には、台湾のみなさんは、
家族で食卓を囲んで、
「年菜」というごちそうを食べます。

日本のおせちのように、
縁起をかついだおかずが、
ところ狭しと食卓に並べられるのですが、
日本のおせちと違うのは、
みんなアツアツのおかずだということですね。
だから除夕は、食事の準備をする人が大変ですね!
家族親族の多いところは、
大きなレストランを予約します。
だって、100人以上集まることも少なくないのです。
中華系の人の家族のつながりって、
すごく強いのですよ。

うちは、そんな家族の中に呼ばれることもあるのですが、
今年は、家で静かに過ごしました。
主人が「みぞれしゃぶしゃぶ」を準備してくれて、
3人でゆっくりといただきました~!

春節休みは初一から初五まで、
五日間あります。
私は、このお休みを利用して、
チャンピオンズプログラムの指導書のすべてを
訳し終わりました!

休み開けの22日には、
台湾のチャンピオンズのスタッフのみなさんと、
3回目の編集会議があったからです。
間に合って感謝でした♪

というわけで、
充実した春節休みを過ごせて感謝でした。

 

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九份/金瓜石

2018-02-23 11:50:32 | 旅行

13日の午前中には、
宜蘭設治紀念館に行って来ました。

ここは日本統治時代の地方長官の官邸だそうで、
かつては、西郷隆盛の息子、西郷菊次郎も
ここに住み、長官を務めていたそうです。
伝統的な日本の建築物、
一瞬ここがどこかわからなくなりそうでした(笑)

お昼はこんなものを食し…
おいしかったです♪

さて、次は九份です。
車で1時間半ほどでつきました。

でも九份は夜の方がきれい。
そこで、まずは金瓜石の黄金博物館へ。

ここは、当時アジアで一番の金山だったそうで、
日本統治が始まってから、
日本の会社が採掘に乗り出し、
大儲けしたようです。

当初は、日本人労働者の方が多いぐらいだったらしいですが、
太平洋戦争の戦況が危うくなり、
労働者も足らなくなり、
金以外の銅などの発掘も盛んに行われ、
戦争に使われ出すと、
今度は、台北刑務所の囚人や、
シンガポールに収容されていた
イギリス人捕虜800人を連れてきて、
奴隷のようにこき使ったらしく、
博物館では、そんな様子も資料として展示されていました。
日本人として心が痛みました。
ごめんなさい(涙)

何だかくらーい気持ちで金瓜石を後にし、
九份へ。

聞きしに勝るにぎやかさ。
ホントに「千と千尋の神隠し」に出てくる場面のよう。
(実は全く関係ないらしいが…)

あちこちで、
ちょこちょこ買って食べて、
夕飯をすませ、
お土産屋さんを見て回ったり、
景色を楽しんだり。
1時間半ぐらい楽しんだかな?
いい時間でした!

というわけで、
春節前の小旅行終わり~!

感謝主!!

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礁溪

2018-02-20 11:45:57 | 旅行

2月12日から13日まで、
王牧師家族と台湾北部まで行きました。
一種の社員旅行ですね(笑)

礁溪は、有名な温泉どころ。
あちこちで足湯をしている人がいて、
私たちが泊まったホテルも
各部屋に温泉が出る広い湯船がついているという
贅沢な造り。
しかもそのホテルは、
当初、台湾に来た欧米の宣教師が始めたホテルだとかで、
牧師割引があって、
そうとう安くなったらしい。
感謝主!!

3時ごろには目的地に着き、
王牧師家族到着まで時間があったので、
街をぶらぶらして、
葱餅で有名なお店に並んで、
おいしい葱餅をゲットしました。

そして王牧師家族と合流、
近くの牛肉麺のお店で、
タイ式乾麺を食べて(笑)、
その後、車で羅東へ移動。
夜市でまたいろいろ食べました~!

10時近くに宿に戻り、
その後はゆ~っくり温泉につかり、
至福の時でしたわ。

次の日は、宜蘭でちょっこっと観光して、
その後九份と金瓜石に行ったのだけれど、
それは、また今度にします。

感謝主!

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春節前

2018-02-19 10:09:02 | 課輔班

春節前に花蓮の地震があったので、
いろいろアップできずにいたことをまとめてアップします。

まずは2月8日は課輔班のバーベキュー!



初めは野外でと思っていたのですが、
その前の2週間ぐらい、
すごく寒かったので、断念し、
教会の中と外でやりました。

子どもたちは20人ぐらいの参加。
台湾らしい具材でバーベキュー!
台湾らしい具材は何かって?
はい、それは、まずは練り物系。

さつま揚げのようなものや肉団子、イカ団子、魚団子など。
あと「香腸」、



ソーセージなのですが、
日本にあるのとは全然違います。
ニンニクとこしょういっぱい、そしてなぜか甘い。
ソーセージに使っている豚肉は超あらびき、脂肪多し…。
もちろん普通のお肉もありました。
でも漬け込んでいるタレが台湾の味。
にんにくいっぱい甘系のタレです。
それから、ハマグリもやりました。
子どもはエビをリクエストしたのですが、
予算の関係で却下(笑)

そしてこれまた台湾独特なのは、
焼いた具材を食パンに挟んで食べること。
わたしも初めはなじまなかったけど、
手も汚れないし、
パンが余分な汁を吸ってくれるので垂れないし、
片手で食べて片手で焼いてなんてこともできるので、
なかなか重宝します。
お試しあれ。

そうそう、最後に日本式で焼きそばをやろうとしたら、
焼きそばの麺がスーパーで切れてて、
急きょ焼うどんしました!



子どもたち喜んでましたよ。

そして、この日を最後に、
課輔班も春節休みに入りました。

翌週には、
私たち家族と王牧師家族とで、
いっしょに北部に一泊旅行に行きました!
そのことについては、また明日~!

感謝主!!

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兩岸

2018-02-16 09:06:17 | 時事問題

今日は旧正月の春節、初一です。
でも私たち外国人にとっては、
いつもと変わらない朝。
でもとりあえず、新年快楽~!

たぶん花蓮地震の話題も最後かな?

今回の花蓮の地震で、
台湾の親日ぶりがまたクローズアップされていました。
まあ、日本人としては、
悪い気もしないのですが、
やっぱりちょっと行き過ぎのような気もします。

というのは、
14日のこちらの新聞の記事で、
台湾と中国の関係について書いていたのですが、
実は、今回の地震を受けて、
中国でも義援金を募ったところ、
多額の義援金が集まりました。
2月11日に打ち切った時点で、
なんと9400万元!
3億5千万円近いんですけど!
すごいですよね。

ところがです。
今回台湾の人にアンケートをとったところ、
今回の地震で、
一番援助してくれた国はどこかという質問に、
75.8%の人が、日本と答えたと言います。
二位は中国です。
でも、たった1.8%…。

どう思います?
そりゃ中国面白くないでしょ。

日本の救援隊は受け入れて、
中国の救援隊は断ったというし…。

はぁ、二国の溝深いです。
あっ、二国って言っちゃいけないんだ。

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0206花蓮地震その後

2018-02-15 13:04:51 | 時事問題

その後、0206花蓮地震の避難民は400人越、
みなさん花蓮市内の小学校や、
花蓮県立体育館で寝泊まりしていましたが、
折しも今日は旧正月前の大晦日、
本来なら家族みんなが集まって、
大晦日の食事(年菜)を囲む日。
しかも明日からまた冷え込むとの天気予報。
そこで政府は、昨日、14日午前には、
収容所をすべて閉じて、
救援物資を避難民に持たせて、
花蓮市内のホテルや旅館、民宿に移動させました。
そして、今晩には温かい年菜を振舞う予定。
みんさん、被災した中でも、
心温まる年越しをすることができますように。

さて、今回全壊した家は180戸。
政府は早速お見舞金20万元(約70万円)を援助しました。
この額は、台湾地方都市の平均的な家族世帯の家賃、
1年分ぐらいに相当する額かな…?
あと半壊した家には2万元(約7万円)。
深刻な損傷は見られないけれど、
住人が不安な場合は、
土木、建築技師を送って鑑定させるとか。
また、精神的苦痛、不安を抱いている人には、
宗教家の援助を頼んでいるというから面白い。
ぜひ坊さんではなく牧師さんを送ってください。(笑)
でも、きっと本人の希望を聞くよね(^_^;)

そして、今回の地震の際の政府の対応について、
国民にアンケートをとったところ、
満足していると答えた人が、76.5%
不満ではないと答えた人が12.5%で、
合わせて89%の人がまあ満足しているとのこと。

満足度たかーっ!
って思ったのはわたしだけじゃないですよね。

 

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捜索打ち切り

2018-02-12 08:10:44 | 時事問題

花蓮県長、捜索打ち切りへ 生存者なしと判断=台湾東部地震

10日に最後の3人の遺体が見つかり、
残り二人は見つからないまま、
捜索はうちきりになりました。

これで最終的には、
地震による死者は17人、
負傷者280人超となったとのことです。

 日本の7名の捜索隊も
昨日帰途につきました。

1919救助協会による
避難者への援助は続いています。
今後の援助活動のためにお祈りください。

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寄付

2018-02-10 11:22:11 | 時事問題

台湾東部の地震では、
昨日午前中には、
倒壊したビルの下から、
わずかな生命反応があり、
上から穴をあけて捜索したところ、
カナダ人旅行者の夫婦が、
抱き合いながら亡くなっていたとか。
もし、寸前まで生きていたとしたら、
どんなに苦しく、怖く、
絶望的な3日間を過ごしたのだろうと、
胸が痛みます。

あと行方不明者は5人です。
旅行で宿泊していた中国人家族らしいです。
早く見つかるように祈ります。


そして中華基督教救助協会については、
きのう紹介しましたが、
そこ宛てに、7日、
日本から寄付が届いたそうです。
新潟の長岡に本社がある
サカタ製作所という会社からです。

地震が起きたのは6日夜中11時50分。
7日早朝には、新潟の本社だけでなく、
あちこちの支社にも呼び掛けて、
4時間で134人の社員から一人1000円ずつの寄付が集まり、
その日中に、134000円を送ってくれました。
しかも台湾の基督教民間団体に、ピンポイントで。
確かに集められた寄付金は、
すぐに有効に使えます!

社長の行動旅行と判断力に敬服です。

感謝主!!

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