おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

孫中正記念館

2010-04-28 16:15:01 | 旅行
広東省の中山市と言えば、「孫中山記念館」。
せっかく孫文由来の地、中山に来たのだからということで、
この記念館のある公園を見学しました。

私たち日本人や台湾の人にとっては、
孫文という呼び方の方が、親しまれていますが、
大陸では、「孫中山」と呼ばれることが多いみたいです。

「辛亥革命」などで有名、
「中国革命の父」とも呼ばれている。
あと、有名な彼の遺言として、
「革命未だならず。」というのがある。
ちなみに台湾の中華民国国歌は、
孫文の「三民主義」に旋律がつけられたもの。
子ども達も入学式、卒業式の度に歌うので、
しっかり覚えてますよ。
…って、私が知っていることはそれぐらいかな。

さて、今回記念館に行ってはみたものの、
台湾で使う繁体字ではなく、簡体字で全て書かれているため、
内容がよく理解できず、
(繁体字だって、理解できたかどうか…)
早速、台湾に帰ってから、いろいろ調べてみました。

そしたら、なんと孫文と日本の意外なつながりが分かったのです。
この孫文、日本に留学したり、一時亡命したりしていたりしたらしい。
しかも、日本人が彼の政治運動をバックアップしたり、
資金提供をしていたとの話もある。
そして、奥さんとの結婚を取り持ったのもどうやら日本人らしいのだ。
披露宴などは、日本人がスポンサーになっていたということなので。

孫文といえば、
中華民国、中華人民共和国、双方から尊敬されている数少ない人。
その人が、日本とも深いつながりがあると知って、
なんだか嬉しい。

でも、中国では孫文と日本の友好的な関係については、
国民に教えないんですけどね。


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青海の地震

2010-04-26 17:20:04 | 時事問題
 【北京=関泰晴】死者2000人超と被害が拡大する中国青海省地震で、共産党と政府などが20日夜、被災者の救済や支援を呼びかけるテレビの特別番組を共催し、総額21億7500万元(約304億5000万円)が集まった。

 中国新聞社によると、テレビの募金活動では、2008年の四川大地震での15億1400万元を上回った。

 番組では、共産党序列5位で思想宣伝工作担当の李長春・政治局常務委員が出演。不動産会社などが1億元(約14億円)を寄付して金額を競うなど、チベット族が大半を占める被災者を救済し、震災復興ムードを盛り上げる「政治ショー」の様相も呈した。芸能人では女優のチャン・ツィイーさんが番組中で詩を朗読し、20万元を出した。

 一方、地震発生1週間を迎えた21日は「全国哀悼日」に指定され、胡錦濤国家主席や温家宝首相も北京で黙とうをささげた。映画館や劇場などの娯楽施設は一斉に休業となり、NHKなどの外国テレビの放送も休止された。

(2010年4月21日19時49分 読売新聞)


少しふるいニュースですが、
このときちょうど中国にいたので、
このテレビ番組を見ました。
というか、どのチャンネルもこの番組一色でした。

すごかったです!

たくさんの大手の会社が、
自分の会社が寄付した額の書かれたプレートを持ち、
一言、青海の人たちに激励の言葉を語るのです。

プレートには、200万元とか500万元とか、
多いところでは1000万元(1億円?)とか…。
信じられないような額を寄付していました。

それにしても、この方法、政府は良く考えたものです。
面子を重んじる中国人。
テレビで中国全土の人が見ているとなると、
寄付金の額も弾むことでしょう。

他にも、
ハネムーンのために貯めたお金を
青海の人に寄付をするのだと、
お金の入った分厚い封筒を持ってきた夫妻のことが、
大々的に報道されていたり…。

青海の国は、
もともと90パーセント以上がチベット族という貧しい地域。
これぐらいのお金があれば、
きっと、復興の役に立つに違いないと思うけど。

でも、中国の報道って、
どこまで本当だか分からないところがあるから。
どこか疑心暗鬼で見ていたところもあるんですけどね。

それにしても、
2000人以上が亡くなった今回の青海の地震。
神様が、この地域の人々を省みてくださるように。
この地域にも福音が伝えられますように。
祈るばかりです。


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ひとりっこ

2010-04-24 21:26:04 | 旅行
中国の一人っ子政策のことは知っていたけど、
やっぱり生の声を聞くと、
その問題がいろいろと見えてくる。

今回、二人の男の子を生んだ夫婦に会った。
上が小学1年生、下が4歳。
下の子を妊娠したのは、
本人たちの計画ではなく、
神様からの賜物だった。

上の子が女の子なら、
もう一人男の子を生んでもいいのだけれど、
上が男の子だった場合、
それは許されない。
巨額の罰金を払わなければならないことになっている。

その当時信仰をもったばかりの彼らには、
大きなチャレンジだった。
でも、神様から与えられた命、
人が手を下すのは罪。
神様がきっと助けてくださると信じ、二人目を生んだ。
目がくりくりしてとてもかわいい、かしこそうな男の子。

罰金は3万人民元。
日本円だと50万円ぐらい?
人件費の安い中国では、夫婦二人で働いていても、
とても払える額ではなかった。

でも、心あるクリスチャンの友達がお金を貸してくれて、
そのお金を払うことができたという。

それで終われば良かったのだけれど、
最近またまた罰金の請求がきた。
その額、なんと、16万人民元。
日本円で200万円以上?
何年かの罰金が累積していたらしい。

もしも払えないとどうなるか。
家も家財もすべて持っていかれるかも知れないと言っていた。
分割で払うとか、
何かいい方法がないか、
みんなで知恵を絞っているところ。

田舎は、それほど厳しくはないようだけれど、
都市は厳しく、罰金の額も高いらしい。
そのため、堕胎はあとを絶たない。

また、田舎での子どもの誘拐も多いらしい。
お金持ちで子どもに恵まれない人たちが、
そのような子どもを買うのだという。
彼らは、いくらでも罰金を払えるので、
複数の男の子をもつとができるのだと聞いた。

これが、中国の一人っ子政策の現状。

さて、台湾はどうだろう。
最近の報道で、
台湾で女性一人あたりが一生に生む子どもの数は、
一人をきったと報道されていた。
世界ワースト1だとか。

子どもを生みたくても生めない中国。
いくらでも生めるにもかかわらず、
生みたがらない自由な国、台湾。
自主的一人っ子政策?

皮肉なものだと思う…。
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帰って来ました!

2010-04-23 15:37:38 | 旅行
昨日の夜、中国から帰って来ました。
留守中の家も守られたようで感謝でした。
家事一切を引き受けてくれた主人に感謝です。
長女も洗濯物の取り込みやたたみ、掃除を担当してくれて、
夕食や弟や妹のお弁当も何度か作ってくれたらしいです。

マイマイは、私の顔を見るなり、
目をうるうるさせて、
ひしっと抱っこ。
う~、ママも会いたかったよ


というわけで、
少しずつ、中国でのこと書いていきたいです。
とは言っても、
一番書きたいことは、書けないのが残念です。
中国は、経済的には開かれて来ているのですが、
宗教に関しては、まだまだですから。


さて、私たちは、マカオは素通りし、
珠海で食事をし、そのまま広東省中山市の方に行きました。

第一印象は、
聞いていた通り、
まさに経済発展の途上にあるということ。
大きな道路沿いに高いビルが立ち並び、
あちこちで道路工事がなされ、
建設中のビルが立ち並んでいます。

と思えば、
少し入り組んだ道に入ったり、
都市周辺を歩くと、
ごみが散乱している小路に、
ふるいアパートが建ち並び、
洗濯物が無造作に干してある、
そんな街並みが続きます。



タクシーにも何度か乗りましたが、
運転手さんが金網の向こうにいるのには驚きました。
アモイのタクシーは、こんな金網はなかったので、
やはりこの中山市は、治安があまり良くないのかも知れません。

広東らしいおいしいものも食べましたよ。



はと料理のレストランです。
はとの首がなんともリアルでしょ?
昔は、こんなの食べられなかったけど、
台湾で鶏の頭とかに慣れてるから、平気です。



煲仔飯です。
これは広東語で何というのか…、わかりません。
要するに広東風釜飯です。
おいしかったです。

いろんな種類のスープもありました。



いろんな効用のある養生スープです。
味噌汁やお澄まししかない日本に比べると、
中華のスープは奥が深いというか、
とにかくおいしいです。

あらら、食べ物の話題ばかりですね。

では、今日はこれぐらいにして、
今度はもう少し、中身のある話題を…。


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今週末から

2010-04-14 10:08:39 | 旅行
今週末から1週間、
中国の広東省の澳門(マカオ)、中山市、佛山市、
そして広州から飛行機に乗って、
福建省廈門(アモイ)に行ってまいります!

目的は、台湾のわたしたちが関わっている教団から
派遣されているIさんを訪ねるというもの。
いわゆるミッ○ョント○ップです。

Iさんは、女性一人でそちらで働いています。
昨年、報告のために台湾に滞在しているときに、
何度か彼女に会って、
交わりを持つ機会が与えられましたが、
彼女のマチュアな振る舞い、明るく朗らかな生活、
そして何より、神様に対するまっすぐな信仰にすっかり魅了されて、
是非、一度Iさんのところに訪ねて行きたいと思って、
具体的に祈りはじめました。
そうしたら、今回このような機会が与えられて、
本当に感謝感謝!嬉しいです。

あちらでは、証しの機会もあるでしょうし、
「子育て」について話をしてほしいと頼まれているので、
今は、その準備の追われています。

…難しいです。
国が違い、文化も違えば、子育ての考え方、方法など、
全然違うことは、
アメリカや台湾で経験済み。
聖書の中から本質的なことを語るだけです。


さて、留守中ですが、
主人が家のことをしなくてはいけません。
子どもたちのお弁当が心配です。
長女のYが、何回かは作ってくれそうですけど…。

神様にゆだねます!

ということで。
わたしは。わくわくどきどきのの今日この頃です。

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最近話題の…

2010-04-09 21:42:10 | Weblog
林育羣 I Will Always Love You (Lin Yu Chun) 林育群


最近、台湾のスーザン・ボイルと言われている少年です。
彼もスーザン・ボイルさんと同じく、
台湾のオーディション番組に出演し、
一躍有名になったということです。

それにしてもきれいな歌声。
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日本人らしい?

2010-04-08 22:50:24 | 文化 習慣
1年ほど前から、
以前引きこもりだった女の子と、
日本語を勉強しながらの交わりを持っている。

彼女は、以前は全然外に出なくて、
親との関係も悪く、
昼夜逆転の生活をしていたのだけれど、
週に一度外に連れ出し、
会って話すようになってから、
すごく変わった。
神様が、彼女の心に触れられたのだと思う。

今は、教会の課補班でアルバイトを兼ねて奉仕し、
この夏には、大学も受験しなおすつもりらしい。
感謝!感謝!

そう、それで、その女の子と日本語を勉強しているときに、
文の中に「天ぷら」というのが出て来た。
彼女が食べたことがないというので、
先週、主人や子どもたちも一緒に、
日本料理のお店に食べに行きまいした。

彼女は、気に入ってくれて、
喜んで食べてくれました。

そして、今日、
彼女と会ったときに、
おもしろい感想を話してくれました。

実は、私たちが食べに行ったとき、
ちょうど、うちの子と同級生のお父さんが、
お店に入ってきたのです。
主人が、気がついて、その人にあいさつをすると、
向こうは、会釈し、そのまま読みかけの本に視線を戻しました。

彼女に言わせてみると、
このお父さんの態度が、「日本人らしい」というのです。
普通、外国で、同国のしかも子どもの同級生の親と会ったら、
そんな淡白なあいさつでは済ませないと言うのです。
そう言われれば、そうですよね。
日本人同士って、外国で会っても確かによそよそしいです。
「日本人らしい」
はい。認めます。

あと、そのお店の接客をしている女性は、
厨房で働いている日本人の奥さん(台湾人)なのですが、
女の子こ曰く、
その奥さんの接客態度が、「日本人らしい」というのです。
奥さん自身は台湾人でも、ご主人が日本人だから、
すっかり影響を受けていると…。

聞けば、奥さんがお客さんに気を使い、
いろいろサービスをしてくれたり、
笑顔で接客している様子が「日本人」だと言うのです。

いや、日本では普通だけど、
確かに台湾では普通じゃないかも。
愛想が良すぎるし、接客態度も良すぎる。
気が利きすぎるし。
はい。
これも認めます。

日本人だと分からない「日本人らしさ」
おもしろかったです。


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苦情

2010-04-07 09:48:17 | 文化 習慣
昨日は、主人の担当する北台中教会の日本語クラスの皆さんが、
我が家に遊びに来てくださいました。
そうそう、そういえば先々週は、
私が担当する愛家教会の日本語クラスの人が来てくれました。
目的は、お引越し見舞い。

皆さん、開口一番「ここ、家賃いくら?」
はいはい。その手の質問は、もう慣れています。
そして、家の中の隅から隅まで見学です。

その後、まわりの環境や家の状態、新しさなどを確認して、
家賃が妥当かどうか、みんなで話し合うのです。
…これにも慣れました。

家の見学が終わると、
みなんで持ち寄った果物やお菓子をいただきます。
うちで作ったバナナケーキも好評でした!

そのうち、ゲームなどを始めて、
盛り上がってきた頃、

ピンポーン

誰かが来たようです。
主人が外に出て見ると、
斜め前のご近所さん。
申し訳なさそうな面持ちで、

「すみません。子どもが試験勉強をしているので、
もうチョット静かにしていただけませんか。」

時計を見ると、まだ9時。
台湾では、賑やかにしていても全然かまわない時間。
夜の11頃までカラオケなんかでうるさい家はいっぱいあるし。
でも、試験勉強とあれば仕方がない。
ドアをしっかりと閉めて、
その後は、声をひそめて話をし、
すぐに解散しました。

台湾は、5月1日には大学入試のための一斉試験があります。
日本で言う「センター試験」?のようなものです。
そして、日本以上に学歴社会の台湾の子どもたちは、
今、目の色を変えて勉強しているわけです。

そんな中、楽しそうな笑い声が聞こえてきたら、
いらいらもするでしょう。

聞けば、斜め前のお宅のお兄さんは、
台湾大学に行っているとか。
台湾大学といえば、日本の東京大学ですよ。
お兄さんがそんなに優秀ともなれば、
そりゃ、プレッシャーもあるでしょう。

うるさくして、ごめんなさいね。
試験がんばって!!
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墓前礼拝

2010-04-04 23:11:10 | 教会
今日は、墓前礼拝に行ってきました。
なぜって、今日はイースター!
中国語では復活節。
イエス・キリストが十字架にかかって死なれ、
墓に葬られた後、
三日目によみがえられたことを記念する日!

イエス様を信じる私たちは、
新しい命が与えられています。
だから、死は終わりじゃない。
天国でまた再会できる希望があるのです!

感謝主!

ということで、
同じ希望を持つ私たちクリスチャンは、
このイースターを記念して、
先に天国へ召された人たちを覚えるために、
墓前に集ったのです!

写真は、私たち協同会の墓地です。
それぞれの家族で一つのお墓を持っています。
日本みたいに、土地代が恐ろしく高いということはないので、
皆さん、家族でお墓を持つことができるのです。
うらやましいですね。

うちの家族も、
ここでお墓を持とうかしらと、
大真面目で考えてしまします。

昨年もこのお墓に三回ほど来ました。
教会の人でなくなった人が3人いらっしゃったからです。
それらの方々を想う時ともなりました。

復活節快楽!!
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