刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

慈永(ラーメン)

2017年04月10日 11時25分52秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
京都大学農学部の北、東大路御影通から東へ3本目を北に上がった所に
あるラーメン屋さん。

小さな店舗で、看板も小さく地味で控えめな店舗である。



暖簾をくぐると小さなカウンターに小上がり席が1つ
木の丸テーブルに奥にドアと家にお邪魔しているかのような
アットホームな雰囲気である。



メニューはシンプル ベースのラーメンにご飯にビール
料金も並で650円と良心的である。

ラーメンに卵かけご飯で900円 セットはなく単品注文である。



ネギたっぷりに器ギリギリまで入ったスープが印象的な姿
流行りに惑わ荒れない豚骨醤油スープはベーシックな味わいで
豚と鶏の旨みがしっかり伝わってくるシンプルかつ奥深いスープである。

チャーシューのロースは薄くスライスされたクラッシックスタイル
噛めば噛むほどの旨みが溢れスープとの相性もかなり良い。

素直なストレート麺がラーメンの完成度に拍車をかける。
空気のような無にして必要で大きな意味合いを持つ麺で
静かな存在こそが麺の本質かのような等身大の麺である。

バランスよく欲張らなくかつ派手ではないがしっかり美味しい。
ラーメンの基礎である項目をしっかり守っている近頃では珍しい
お店である。



卵のご飯も普通に美味しく、某は懐かしい感動を覚えた。
恥ずかしがり屋で寡黙で真面目な店主も良好
おすすめ店としたい。

このようなお店が長く続いて欲しいものだ。


「京都市左京区田中樋ノ口町13-2」

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