刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

大文字(ラーメン)

2014年09月30日 04時51分43秒 | ラーメン(又は取り扱い店)
閉店しました

葛野大路九条を2本南に下がって西へ入った場所にあるラーメン屋さん。
近くには多くの飲食店が軒を連ねる隠れた激戦区である。

店舗は171号線から西に入った住宅地で171号線とはまるで雰囲気も違い静かである
が!国道沿いの店舗と比較すると明らかに不利な立地条件ではある。

ただ西へ入る脇にはしっかり電光看板が設置してあり迷うことない!

カウンターと小上がり席の席配置、席間はかなり広くとってあり
特に小上がり席の空間がかなり余裕があるのだが前店舗である焼肉屋さんの
配置をそのまま使ったとのことだ。



1400時近くの入店で客は某一人、
本日二件目の麺屋であることを考慮しベースモデルのラーメン(650円)をお願いする。



茶色く染まったスープは豚骨醤油、豚骨ベースとなるが意外とあっさりしている
トロ味あるスープで、しっとりとした味わいながらも後に残ることはあまりない
ただしデフォルトで胡椒が投入されているとのこと、ソフトな味わいの中にも
ピリリとした刺激が気持ちいいラーメンでスープと言うカテゴリーを正面から
考えた秀逸である。

チャーシューは大きなロース3枚
脂身と赤身のバランスもよくスープにもよくシンクロさせているのは見事である。

麺は細目の加水率低くいやや粉っぽい麺
そのぶんたっぷりとスープの衣をまとって口元まで運んでくれる働き者!
特徴はないものの真面目な気質を持った麺である。

店主であるご主人が気軽にお話ししていただきご自身のラーメンに対する熱き想いを
聞かせていただいた。
オーソドックスにまとめたラーメンだが目をそらさない実直なラーメン、
その真っ直ぐさが美味しさになって現れている作品であると評価したい。

南区の巨星”と表現しておきたいお薦めのお店である。


「京都市南区吉祥院新田弐ノ段町100-4」
コメント
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