刀八毘沙門天の1人で仏々

京都を中心とした“クイモノヤ”を‘自己中紹介

喫茶ソワレ(喫茶)

2012年12月06日 00時08分43秒 | 喫茶,カフェ
四条木屋町を少し上がった場所にあるこの界隈では知らぬ者がいないほど
有名な古典喫茶店。

フランソワと共に老舗カフェとしてあまりに有名で、地方からわざわざソワレ目的で
京都に来る方もいるほどののお店で、他のカフェとは一線を画す。

昭和初期の香りが漂う入り口を入ると、蒼きソワレの世界がやって来る。



一階は満員との事で二階へと上がると、その踊り場にはデミタスカップの
コレクションがショーケースから顔を覗かせる。

先代のソワレの店主は言わずと知れた東郷青児のコレクター。
本物の東郷青児が造作無く壁にかかっているから、たまらない!!
ちなみにカップにも氏の絵が見られる。



その場の雰囲気の飲まれガラでもなくケーキセットをメニューから探すことに
+300でケーキが付くとの事でレスカと「むらさきモンブラン」を選択


要するに練った紫芋の洋菓子であるが、冗談でなくこのような表現が当てはまる
昭和初期の(実際知らないのだが・・・)香りがするケーキで
甘味が弱い其にはやや甘さがまとわりつくケーキなのだが、食べ終わった後には
意外なほど残らないケーキである。
これで800円 この建屋と東郷青児を入れると安いものか!!

昭和23年から息づく喫茶の漂いはソワレ以外には味わえない!
備品一つ一つが美品”となり歴史が年輪のように積み重なって
真に幻想的”とした表現できない世界が展開されている。

京都にソワレ”があって良かったと思っている。

「京都市下京区西木屋町通四条上ル」

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