毎日のできごとの反省

 毎日、見たこと、聞いたこと、考えたこと、好きなことを書きます。
歴史、政治、プラモ、イラストなどです。

報道ステーションの言論の自由とは何か 

2019-08-06 00:03:33 | ジャーナリズム

 令和元年8月5日のテレビ朝日の報道ステーションでは、早速愛知県での芸術祭での「慰安婦像」の展示撤去を口を揃えて、言論の自由の抑圧だ、と報道した。しかし、一方で神戸のデパートでの自衛隊の車両の展示も抗議によって中止された。しかしこちらの方は全国紙では産経しか報道はしてはいないので、報道ステーションでは無視した。好都合なのであろう。報道されない事実は、存在しないに等しいものに貶められるのである。

 そもそも慰安婦問題が、ここまでこじれたのは、朝日新聞が吉田某の、虚偽の従軍慰安婦のひとさらい物語を流布したのに、端を発している。テレビ朝日の親元の朝日新聞による責任大だと言える。しかもその虚偽を朝日新聞は既に認めてしまった。外した梯子の上に残った「慰安婦像」などは虚像である

 そもそも慰安婦像などというものに、芸術だと言う資格はない。作者の政治的意図が透けて見えるからである。例えばピカソのゲルニカである。ピカソはナチスドイツ空軍によるスペインのゲルニカ無差別爆撃に抗議したと言うのだが、大間違いである。ピカソは人道主義で抗議したのではない。人道主義ならば、原爆や一晩で10万人余を焼き殺した東京大空襲への抗議の画の1枚も描いたらよかったろう。ゲルニカを改めて見るが良い。どこに空襲への抗議の意図が見えると言うのか。

かろうじて「ゲルニカ」というタイトルで分かる程拙劣な表現である。あるいは賢しらに言う。愚鈍な大衆には「ピカソの芸術」が分からないのかと。しかし浮世絵があれほど流行ったのは、愚鈍な大衆にも理解できたからである。真の芸術家は芸術評論家を相手にはしない。愚鈍な大衆を相手にするのである

 報道ステーションもピカソも、表現の自由は左翼にしか認めないのである。左翼のお里が知れる、というに過ぎないものである。左翼とは何か。日本共産党によれば、共産主義の前衛である。前衛とは共産主義を理解できない、愚鈍な大衆を教育(洗脳)する高貴な任務を担う者である。一方のピカソは左翼の天才的詐欺師である。生前さっぱり儲からなかったモジリアニやゴッホと違い、生前から何億も稼いだ天才的詐欺師である。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿