毎日のできごとの反省

 毎日、見たこと、聞いたこと、考えたこと、好きなことを書きます。
歴史、政治、プラモ、イラストなどです。

沖縄の集団自決は間違っていたのか

2007-10-26 20:05:55 | 自虐史観

 沖縄戦での集団自決が軍隊の命令であった、という教科書の記述が検定で削除されたことに抗議集会があった。二万五千平方メートルの会場に十一万人を超える人が集まったというのはもちろん嘘である。

 だが、軍による命令がなかったとするのに反発するのは、軍隊が強制しなければ誰が好き好んで自決するはずがないという思い込みがある。だが自分の意志で自決したのは間違っていたのだろうか。

 沖縄の人たちや、サイパンのバンザイクリフで投身自殺した人たちの自殺の動機は何か。外国の軍隊に占領されれば、女は強姦され男は虐殺か奴隷にされるから、楽に死んだほうがましだ、という考えである。この予想は間違っていたのか。

 予想としては間違いではなかったのである。満州在住の日本人に襲いかかったロシア軍は何をしたか。ある看護婦の集団は、出頭命令を受けてロシア軍兵士にレイプされ、帰される。次の日もという悲劇の日々が続く。耐えられない彼女らは集団自殺したのである。ロシア軍は上官の許可のもとにレイプした。ベルリンでは成人女性の50%がロシア兵にレイプされたのはご存知か。おばあさんも含めてである。

 ロシア軍は日本軍と戦闘するときに、戦車の前に裸にした若い女性を縛り付けて突入した。日本軍が射撃できないようにするためである。女は皆レイプ。もちろん男は殺されるか、シベリアで強制労働で酷使された。いかにひどかったかは、最低限度「人間の条件」という映画に描かれているから御覧なさい。

 シベリアでは六万人が強制労働で日本人が死亡したというのが定説だが、強制労働の数は100万人を超え、その半数が死んだという有力な説がある。さもありなんである。そのことを考えもせず、おろかな日本人はアメリカやロシアや中国による日本軍残虐説に踊らされている。

 実は沖縄でも、多数の女性が集団レイプにあい、挙句に殺されている。アメリカはロシアより賢いのです。レイプした女は殺してしまって証拠を残さない。生かした人間はやさしく扱う。だからロシア軍は残虐だが米軍は人道的だという説が残る。残虐行為が非難される最近ですら、米兵がベトナムやイラクで何をしたか、考えればわかりそうなものである。

 敗戦後の日本ですら、何万という女性がレイプされた。新聞は黒い大きな男に襲われたと書いた。しかし米軍の検閲は、そのような報道すらやがて禁じた。米軍の検閲が戦前の日本よりはるかに厳しかったことは、江藤淳氏の著作が証明している。

 沖縄で住民が集団自決したのは、外国軍隊の残虐行為を恐れたためである。中国の軍隊の残虐行為は当時の日本人の常識であった。現実にソ連軍は満州やベルリンで、恐怖の残虐行為を繰り返していた。米軍とて今思うほどの人道的な軍隊ではない。沖縄住民が残虐行為を恐れて自決したのは、根拠のあることであったことは理解していただけたであろうか。


使い捨てされる、小沢一郎

2007-10-16 19:40:20 | 政治

 民主党の小沢党首は、インド洋での補給活動を行うための、テロ措置法に反対した。ところが、一方で、政権を取ったら、アフガニスタンに自衛隊を派遣するとの意見を表明した。アフガニスタン派遣の方が、はるかに危険なのである。

 不思議なことに、これに対して民主党はもちろん、共産党や社民党、あるいは朝日新聞からはブーイングの声は聞こえない。福田総理がそう語ったのなら、これらの勢力は大騒ぎになったであろう。まず福田政権の崩壊であろう。だから、この沈黙は奇妙である。しかも小沢の意見を掲載したのは、なんと極左の総本山の岩波書店の雑誌「世界」である。

 小沢は叩けば埃の出る政治家の代表である。金権政治家の典型である。政党が出した金で買った不動産が、小沢個人の名義になっている不公正が公表されても誰も追及しない。奇妙きてれつとはこのことである。金権批判の朝日も小沢を批判しない。

 このことを、ある新聞は選挙に勝てる豪腕小沢には、反対勢力も文句が言えないと書いた。間違いである。小沢に頼れば、選挙に勝てて政権が取れる可能性が見えてきた。利用すべき状況である。しかし先に挙げた勢力は、小沢の考え方に反対である。

 しかし民主党に巣食う共産主義勢力は、民主党が政権をとるのを待っている。今は小沢に言いたいことを言わせておけばよい。政権を取った瞬間に彼らは本性を現す。考え方のあわない小沢は追放して、共産主義者が政権を取ればよい。そこに社民党と、共産党が大同団結すればよい。共産主義者が自己の主張を隠して他の勢力に巣食って利用するのは歴史的常道である。

 現に次の総選挙には共産党は、全選挙区に候補を立てる方針を撤回する。そうすれば、同士討ちにならないので、民主党が衆議院でも議席を伸ばす。共産党はここまで協力するつもりなのである。もともと無駄な候補を立てていたのだから損はない。

 民主党が政権をとった瞬間に小沢は追放すればよい。金権の塊の小沢には、その材料に満ちている。小沢は醜聞にまみれて引退するのである。小沢が見限られるのは二つのケースがある。それは小沢が衆議院選挙に勝ったとき。反対に、民主党が小沢の力では政権が取れない見通しがついたとき。どちらも小沢は用なしである。いずれにしても、小沢を待っているのは、金権政治家としてのスキャンダルまみれの、政治家追放である。

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中国の真実を知りたい人へ

2007-10-08 18:03:38 | 政治

 先日秋葉原で、中国人とおぼしき女性が配るチラシをもらった。タイトルは「大紀元時報」である。中国共産党、崩壊寸前、という「号外」である。この組織は、中国の共産党支配による独裁政権を告発したものである。

 中国本土ではgoogleが共産党政府に屈して、インターネット検閲を行っているように、言論と国民への弾圧が行われている、北朝鮮にも劣らない暗黒の恐怖政治が行われている。これを告発するサイトを紹介します。

「大紀元時報」で検索するのもよし、http://jp.epochtimes.com/で検索するもよし。中国は昔から国民を幸せにする善政など行われたことはなかった。日本にとっても二千年来、中国と国交を結んでいいことはなかった。中国は日本の疫病神である。疑う方はかのホームページをご覧あれ。


沖縄で軍命令の集団自決はあったのか

2007-10-07 15:30:49 | 自虐史観

 沖縄での軍命令による集団自決の証拠がなかったとして、教科書の記述を変更する検定がなされた。正確には検定により軍の関与までが否定されたわけではない。これに対する抗議集会が沖縄で行われた。

 その参加者人数の十一万人は大幅な水増しの嘘であることは前のブログに書いた。そもそも沖縄で軍の命令による集団自決があったとされたのは、遺族らが、軍の命令による自決だからとして、遺族年金をもらったことによる。

 実は集団自決があった後で、残った人たちに生活の補償をしようと、軍人の一人が、俺が命令したことにすれば、遺族年金がもらえるから申請しなさい、と知恵を授けたことによる

 ところが、戦後の風潮の中で日本軍の非道な行為のひとつとして、軍命令による集団自決が流布されることになった。その典型が大江健三郎である。すると善意でアドバイスした軍人は逆に自決を強要した残酷な人間として非難されるに至った。

 もともと軍人の善意に感謝していた老人は、恩人が非難されるのに耐えられず、長い沈黙を破って、軍命令は嘘だったと証言したのである。これらは曽野綾子氏らの著書にある。感謝すべき人が非難される。それに耐えられぬのは当然である。

 いま反対運動をしている人たちは、軍命令があったという証拠を何も持たないのである。大声で圧力をかければ嘘も真実になる。政府も圧力に屈しつつある。ある嘘の証言から人が犯罪者と呼ばれる。証言者本人が嘘をつきましたといったのに、犯罪があったという事実を取り消されない、というこの倒錯

 これは全て、旧日本軍ならどんな嘘をついても良いのだという風潮が支えている。あなたの祖父が犯罪者だと言われたら、喜んで非難する側に立つだろうか。祖父を憎悪していない限り、もしかして冤罪ではないかと調べるのではなかろうか。まして冤罪だと判明したら、非難をやめて祖父の苦労をなぐさめて、冤罪に陥れた人たちに抗議するだろう。

 日本軍の軍人はあなたたちと無縁の人ではない。兵士は父であり、祖父である。まぎれもない同じ日本人である。あなたがどう考えようとも、外国人はそう考える。いくら日本軍の残虐行為を非難しても、非難した人も同じ日本人である。残虐な日本人である。先祖を非難することが正しいと思う日本人。彼らは心の中で軽蔑している。

 都合がいいから、中国人は口では誉めるが、心の中では軽蔑している。中国人は血縁者を大事にするのだ。私の父も叔父も戦争に行った。叔父はわずか22歳で戦死した。日本軍が残虐なら祖父も叔父も残虐である。私にはその血が流れている。だから日本軍の冤罪を晴らしたいと思うのだ

 昨日も街頭で検定に抗議する若者がいた。マイクで、政府と軍の命令で沖縄の人たちは自決させられた、と叫んでいた。大江健三郎ですら政府の命令があったなどとは言っていない。若者はとにかく日本の悪口をいえば、嘘をついてもかまわないのだ。

 流行の風潮にのった無責任な言動。現在の正義とされている風潮に流されやすい無責任な人格。彼が戦中に生きていたら、英語を話すと、非国民と絶叫するタイプである。だが知るまい。海軍大学では戦中も英語を教えていた。有名な零戦は関係者は零戦などと呼ばず、A6と呼んでいたのである。

 天に唾してやまぬ哀れな日本人。 

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あなたも好きな、大本営発表

2007-10-03 16:38:56 | Weblog

 ある新聞に、こんな記事が載った。沖縄における教科書検定への講義集会に、11万人集まったと発表された。ところが会場の面積は2万5千平方メートル。そんなに集まるはずがない、実は関係者の話では最大限で4万3千人程度。相変わらず大本営発表同様のうそを報道しているというのだ。

 11万人も集まると1m四方の中に4.4人というすしずめ状態で物理的に不可能。まして空からの写真では空き地もあったというからますますいんちき。4万3千人でも相当きつい。

 当事者発表というのはかくもインチキなのである。大本営発表を批判するものが大本営発表と同じうそをつく。あなたもイベントの主催者になって御覧なさい。何らかの方法で水増しをするのですよ。後楽園ドームの巨人戦の入りはいつでも満員御礼。

 ところが実数を発表することになったら、とたんにがた減り。世の中に大本営発表を、愚かだと笑える人はいないのです。確かにNHKのニュースでは、主催者発表といっているから、言っていることは嘘ではありませんと、いいわけしますか。

 戦争中のニュースでも新聞ラジオは「大本営発表」と断っていたのです。大本営発表だって、日本軍が撃沈した船の数を数えれば相手の保有量の10倍100倍になるのですから、常識の力で嘘はわかります。

 平方メートル当たりいくらで判断すれば、NHKも朝日新聞も主催者の嘘はわかります。マスコミは主催者の嘘を知っていて報道しているのです。こんな不健全なのジャーナリストのくずではありませんか。批判することを放棄したジャーナリスト。

 戦争協力だから大本営発表の嘘は許せないが、検定批判は正しいから仕方ないとおっしゃる方へ。当時戦争協力は世間で正しいとされたのです。だから正しいというのは自己絶対化です。検定批判は正しいから嘘をついてもよい、というのは、自分は正しいからお前も同じ意見になれという、思想の自由の否定です。

 アメリカは戦時中でも不利な戦闘の結果も正直に発表したという嘘を信じているあなた。江藤淳の「閉ざされた言語空間」を読んで御覧なさい。米軍こそ徹底した検閲の基準を決めて厳格にアメリカのマスコミをコントロールしていたのですぜ。

 日本のように場当たりではなく、戦争遂行に有利なように情報操作を徹底していたのです。日本の大本営発表の弊害は嘘を国民に知らせていたからではありません。

 大本営発表の戦果を陸海軍がそのまま信じて、その情報で作戦計画を立てていたことです。嘘の戦果で相手を評価していたら、勝てるチャンスがなくなるではありませんか。繰り返しますが、あなたも大本営発表はするのです。