毎日のできごとの反省

 毎日、見たこと、聞いたこと、考えたこと、好きなことを書きます。
歴史、政治、プラモ、イラストなどです。

メッサーシュミットMe209V4 その2

2023-01-29 14:58:18 | プラモコーナー
キャノピーをマスキングしました。中の窓枠は無視して、胴体に接する部分だけ塗装することにして、キャノピー全体をマスキングしました。


 早速塗装しました。固定風防と可動風防の境は、例によってマスキングテープを貼って、筆塗りです。塗装後、固定風防と可動風防の境を塗装の上からヤスリでスジボリしました。本当は塗装前なのでしょうが、枠の幅が塗装しないと分かりにくいからです。胴体上面は機銃口を開けましたが少し大きめです。
 勘違いして排気管も取り付けてしまったので、マスキングテープで四方を囲んで、焼鉄色をドライブラシの要領で塗装しました。仕上げは銅色でエッジを塗装しました。


プロペラはランナーに取り付けたままサンドがけして、艶消しブラックを吹き付けますが、銀塗装をするので、コンパウンドで滑らかにします。スピンナーキャップはプロペラを取り付けるベースと先端に分かれているので、木工ボンドで仮止めをして、プロペラ軸をつかんで塗装します。


 デカールは、0-senさんのおっしゃる通り、蛇さんマークにしました。もうひとつのコード記号ばかりのものはつまらないですよね。蛇さんは慎重を期して、デカールフィルムを塗りましたが難なくいきました。


 プロペラの取り付けです。スピンナーキャップのベースに三本のペラを固定するという仕組みです。プロペラは塗装もデカールも仕上がった状態で取り付けます。特段に面倒はありませんでした。この後スピンナーキャップの先端を接着してお終いです。







メッサーシュミットMe209 V4 スペシャルホビー1/72

2023-01-25 16:25:53 | プラモコーナー
胴体下側ですが塞いでいるのは、主車輪収容庫です。主翼をつけてみたら主脚柱の収容庫より浅く、到底主車輪が収まるとは思えませんが仕方ありません。


操縦席は普通主脚の収容庫のすぐ後ろあたりですが、この機体、とんでもない後ろにあるので、上から組み込みます。シートベルトは新聞紙を塗装してから切り抜いてはりつけましたから、色は適当です。


主翼は下面の部品を先に胴体に取り付けてから、上面部品を後から取り付けます。下面のセンターを慎重に合わせれば、上面部品が左右にずれる、心配はありません。水平尾翼は差し込み式なので苦労することはありません。


下面からですが、巨大なラジエターが目立ちます。主翼はV1と違い、大幅に大きくなっていますが、こうして見るとアンバランスにも見えません。ただ巨大なラジエターとともに、性能の大幅低下のもとになったのは間違いありません。


キャノピーを取り付けました。特段すりあわせなどしなくてもプラモ用の接着剤と流し込み接着剤で素直に取り付けできました。

科挙を採用した日本の行く末

2023-01-16 15:55:58 | 政治経済
 日本は支那大陸文化のうち、科挙や宦官を取り入れなかった。科挙は考えてみれば、非漢民族支配の、隋、唐代から始まっている。これはむしろ、非漢民族が漢文を共通文書として官僚が利用できるようにした、と考えると分かり易い。漢文の古典をまる暗記する位でないと、漢文で自由に意志の伝達が出来ない。それほど難しいものなのである。科挙が固定化してくると、科挙の合格が高級官僚の条件として絶対化して、個人の能力より優先されるようになった。

 この状況は今の日本にも当てはまらないか。つまり東大合格の絶対化である。その始まりは維新政府にある。維新政府は、高級官僚の養成機関と西欧文明の導入の手段として帝国大学を設置した。しばらくは東京帝大しかなかったから、帝大と言えば東京帝大を指した。その後、京都帝大ができたので、帝大といえば、この二校しかないことは、漱石文学でも知れる。現代でも、唯一東大にコンプレックスが無いのが、京大生だと言われる所以である。

 戦前はその弊害は比較的少なかったように思われる。帝大ではごくわずかであったし、私立大学は帝大とは入学システムが違かったから、エリート官僚が帝大出になることに左程違和感はなかったであろう。また、帝大出の高級官僚の倫理感が担保されていたからである。しかし、コミンテルンの影響から、帝大を中心とする、知的エリートに共産主義が浸透も一方では進行していたことに留意しておく必要はある。
 戦後、旧帝大系以外の国公立大学や私学が増えるとともに、教育システムが変わった。帝大が、基本的に一高をはじめとするナンバースクールからの進学を条件としていたのに、戦後は、新制高校卒業なら、あらゆる大学が受験できるように激変したのである。これは一見大学間の自由競争を担保したかに見える。

しかし、結果は逆であった。東京帝大から東大に変わっても、官僚の世界での大学の序列に変更はなかったのである。帝大と共に日本版科挙システムを成す、高等文官試験は戦後、上級職甲種、Ⅰ種試験と名前が変わっても、日本版科挙システムは不動である。財務省のようなトップ官庁では、Ⅰ種合格の東大出が事務次官候補となる。こと官界に関する限り、東大コンプレックスのない京大すら後塵を拝している。

他の官庁はこれに準ずるが、地方公務員はより実力社会的であるように思われる。民間でも、実力の必要性から学歴の弊害はより少ない。ところが、日本版科挙システムの固定化を助長する存在が、台頭してきた。マスコミである。マスコミは学歴偏重を批判するのが建前である。ところが、このごろのクイズ番組の「東大王」などに見られるように、東大を頂点とした学歴差別を煽っているのが、特にテレビマスコミなのである。
いや、それが視聴率を取れるのだから、煽っているのは民衆である、ともいえる。その弊害は、東京裁判史観の固定化や改憲阻止、といった敗戦弐本の脱却が出来ない、という天に明瞭に現れている。


九七式単発軽爆撃機 1/72 完成

2023-01-09 13:17:26 | プラモコーナー
作りかけのものをアップしたので、もう完成です。日本陸軍機は灰緑色のべたが一番似合うと思っているので、それにしました。部隊マークは「日本陸軍機の塗装とマーキングの「爆撃機編」をとりました。仏印の30戦隊第二中隊のもので方向舵が黄のシンプルなものです。


重大な難点といったのは、主脚の位置です。飛行機の重心というのは25%翼舷の位置に置くのが通例なので、尾輪式の主脚はそれよりも前に置かないと尾輪式では前方にこけてしまいます。ところがキットの主脚の位置の指定はそれよりよほど後方なのです。だから主脚が主翼のかげにかくれてしままうという情けないことになってしまいました、もちろん模型ではこけることはありませんが。


間ぁもっともらしく鎮座しているので諦めました。



風防の窓枠は多すぎるので一本づつマスキングして筆塗りとしました。








以前川崎の、九八式単発軽爆撃機を作ったので並べてみました。BMW系の液冷エンジンはごついので、九七式の方がよほどスマートにみえます。九八式はアメリカのAVという聞かないメーカーですが、特に難点もなく、三色迷彩をほどこしました。












九七式単発軽爆撃機・1/72 AZモデル・その①

2023-01-05 16:23:28 | プラモコーナー
 遅くなりましたがあけましておめでとうございます。本年初投稿です。ここまでの写真撮っていなかったので、いきなり機体完成です。窓枠が多いので、キャノピーの主要部分の窓枠だけを残しマスキングしました。このキット垂直尾翼も水平尾翼も取り付くしまがないので、真鍮棒で繋ぎました。しかし胴体後端と垂直尾翼後端は滑らかにつながっているはずなので、パテのお世話になりました。


このキット、奇妙なことに後部座席の下に穴が開いていますが、透明部品はおろか、塞ぐ部品もありません。それで、とりあえず塗料が吹き込まないように木工ボンドでマスキングしました。


塗装が終えてキャノピーのマスキングを外しましたが。残りの窓枠は1本づつマスキングして筆塗りです。


後部座席下の穴は、後部座席の搭乗口だと解釈して、ステップ付きの蓋をぶら下げました。後部座席にキャノピー側から乗るのは無理に思えたからです。ただし、日本航空機総集の図面にもこんな穴はありません。